必要としている人に必要なお金を・・・

わがニッポン国の一見賢明な岸田ソーリは、国民の皆様の収入が増えた結果、税収がガッポリ増えたので、お礼に国民の皆様にお返ししようと宣言した。

年金しか収入のない私にとって、くれるものなら何であれ嬉しく頂くことにしているので、あまりゴチャゴチャ言いたくはないけれど、これって「????」

予定もしない収入があったのなら、とびっきりのお金持ちならジャブジャブお金を使かうかもしれないが、庶民感覚から言えば、カードのローンを返済するとか、今後のために貯金しておこうとなるはずである。

これをわがニッポン国に例えるなら、世界に冠たる「借金大国」なので、税収が増えたのなら、まず借金を少しでも減らすと共に、今後どこかの国がわがニッポン国を攻めてくるはずだから、国を守るというか、先手を打って相手基地を攻撃するというか、とにもかくにも軍備を増強する資金を用意しておこうということになるはずである。

ところが、わがニッポン国の一見賢明な岸田ソーリは、すべての全国民に「ほどこし」をしてあげるという温情らしい。

でも、今年は昇給やボーナスが最高に多かった人が大勢いるとのことだし、もともと高収入を得ている人たちは、お国からナニガシの減税をして貰ったからといって、困窮している訳ではないから「有難味」もチョッピリであろう。

それよりも、物価が高騰して困窮している人たち・・・非課税所得の人や、年金額が月額10万円以下の人に限定して、30万円位の一時金を支給した方が「有難味」がズーンと増すに違いない。

ナニガシの減税がなくとも、なんとかかんとかムリしてでもやっていけるのであれば、そのお金が、なんとかかんとかムリしてでもやっていけない人達にまわされるのなら、文句など言わないであろう。

わがニッポン国が、ザブザブお金が有り余っているのなら、全ての人を対象に減税をしたりお金を配っても良いけれど、なんたって「借金大国」なのだから「必要としてる人に必要なお金を配る」だけの方が効果が上がるはずである。

エ、何? すべての人にお金をバラまくと、好感度がまして選挙する時に有利になるでしょて・・・。
フーン、なんだかわがニッポン国民をバッカにしているみたい。

わがニッポン国の一見賢明な岸田ソーリが就任した時「異次元の小子化対策」や「新しい資本主義」を打ち立てると宣言。わがニッポン国を俯瞰した「シン政治家」が誕生したと胸を弾ませたけれど、どうも選挙第一の「シン政治屋」になり下がったのかもしれぬ。

ウーン、一見賢明な岸田ソーリ、よくよく見れば不賢明な岸田ソーリ?

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