我が街北九州市は福岡県にある。
今、福岡県は有名になった。と言っても「名声轟く県」ではなくって「悪名轟く県」となった。トホホホ・・・。
数名の県会議員が正副議長となるために、蔵内県会議長に金を渡したことを公表。ところが蔵内議長は「もらっていない」と言明したために、「渡した、貰っていない」のドロ試合が、ローカルニュースを飛び越えて、全国ニュースに格上げしてしまった。
当然ながら、かかる「賄賂」は領収書などある訳がないから、払った方も払ったことを証明できる証拠がある訳でもない。貰った方も「貰っていない」証拠などない訳だから、ドロ試合となってしまうのがオチである。
議長などの役職任期は4年。それが通常2年で退職するので、2年ごとに改選が行われている。
議長等の役職は名誉賞である。選挙にとって有利になると思われるれるので、役職についたら、欲張らずに2年後には他の議員さんにバトンタチをするのが慣例になっているのであろう。
議員さんたちが、役職に就きたがるのは当然である。
そこで、議員同士の足の引っ張り合いを避けるため、慣例として議長等の選挙が行われるときは、議長経験者を除き当選回数の多い人が話し合いのうえ立候補する慣例になっていると、私、信じていた。
それが、なんと「お金次第」だったなんて・・・。天下に福岡県の恥をさらしてしまった。
蔵内議長は、当選10回で過去に議長を務めた議会のドンである。かくして「全国都道府県会議長会」の会長を務め、獣医師出身なので、今年日本で初めて「世界獣医師会」会長に就任したという経歴をもっているので、まぎれもなく名実ともにドンであるには間違いない。
自民党のドンである麻生副会長は福岡県出身である。自民党のドンと福岡県のドン。ドンが二人いるということは、福岡県にとっては県政を動かすうえでは、何かと都合の良いことであろう
だから県会議員さんたちを引き連れて、蔵内議長が視察旅行と称して外国の観光地巡りをする時は・・・今までの最高額はスイス・フランスに行った時の1泊16万9千円・・・いつもお世話になっている議員さんのことだから、たっぷり予算を付けてご機嫌を取っても当然のことであろう。
2023年以降の23回の海外視察旅行の経費総額は、随行した職員の経費を含めて約2億6496万円だそうである。ウーン、福岡県ってお金持ちなんだ。我が国の各県の視察旅行の中では最高額らしい。
これって「議員はデタラメ」と言っているが、まさか、見識のある議員さんたち「Aクラスホテルにしろ」という訳がない。これは議員に忖度した事務当局のせいであろう。
蔵内議長ってマスコミやネットでいくら罵詈雑言をあびさせられようと「辞める」と言えば「貰ったから反省して辞める」ということになるから、絶対に「辞める」とは言えないはずである。
それが突然25日に東京に会議に行ったとき、突然「議員を辞める」と記者たちの前で表明した。辞める理由など言わず40秒の辞職宣言であった。
そして、帰郷して話して話したのは「辞めるのは議会に迷惑をかけたから」だけである。本当のことは言えない。
前日まで「今は辞めない」と言ってたのが、東京で急転直下豹変したのは「福岡県のドン」より格上の「自民党のドン」である麻生副総理から「いい加減にしろ」と言われたに違いない。
いずれにしろ、ドロ試合はこれにておしまい。肝心の「渡した、貰っていない」は闇の中。
でも、「ドン」って無敵。わがニッポン国のドンの高市ソーリはどうも「聞く耳をもたず」で我が道を行く人。自民党の心ある議員さんたちは閉口しているみたいだが、なんたって自民党を結党以来最大の当選者をもたらしたドンだから、何も言えない。
これが、アメリカのドンであるトランプさんとなったら「世界のドン」と化し、アメリカのみならず世界中の顰蹙をかっても自分の思うままに命令をくだすようになってしまった。
アメリカは民主主義国と思っていたらトランプ独裁国である。トランプさんを押さえられる人はだれもいないらしい。トランプさんの命令を覆させるには裁判しかないみたいである。
ドンを辞めさせられるのは選挙しかない。でも、高市ソ-リもトランプさんも右派の固い支持層を持っているから、高市さんもトランプさんも猪突猛進、我が道を行くのであろう。
まあ、心臓と脳に欠陥をもつ88歳の私の余命は、2~3年と思っているから「もう、どうでもいい」けど・・・。