自民党が政治資金収支報告書に記載していなかった議員85人に対して聞き取り調査した結果を公表した。
キックバックを受けた議員は53人、ノルマ以上の売り上げを派閥に入金せずにネコババしてポケットに入れた議員は16人、キックバックも受けネコババもしていた議員は16人。5年間で総額5億9千万円也。
5億9千万円を何に使ったかというと「会合費」や「車両購入費」に「手土産代」など、全て「政治活動費」で、
「違法な使途に使用した」のは、コッレッポチもないそうである。
フーン、これって「裏金」でしょ。思いがけなく入ったお金だから、
「たまには銀座で豪遊しよう」とか、
「苦労をかけている秘書に馳走してやろう」とか、
「いつもほったらかしている家族と一緒に旅行しよう」とか、
「背広でも新調しよう」とか、使い放題・・・。
嬉しさいっぱい。ウフフフ!!! の人が一人もいないなんて信じられる?
そして「裏金」を貰ったが使用していなかったという議員が31人。
でも、それって使い道を大ぴらに出来ないものだから、
使っていないことにして、現金をかき集めて金庫に入れて、
「ヤレヤレ、これにて安心。つべこべ言われる筋合いはない」と、「一見正直風」を装った議員さんもいるに違いない。
エ? 何?「そう八さん、アレコレ邪推するにもほどがある」って・・・。
「だって、我がニッポン国を代表する清廉潔白にして尊敬に値する議員さんたちが、そんなウソッパチなことをする訳がないでしょ。そう八さん、それって下衆の勘繰り、考えすぎ。分かった?」
ウーン、そうなの? これって邪推? そうなの?
「衆議院政治倫理審査会」を公開するか非公開にするかで国会がジタバタ&ドタバタ!!!
多くのオエライ議員さんたちの中でも、その大物中の5人の大物議員衆が公開に反対していたが「検討します」が得意技の岸田総理が、なんと
「公開のうえ出席する」と表明。かくして「君子」でもある5人の大物議員も「君子豹変する」の例え通り、突如
「志ある議員」に急変、出席することになった。
恥をさらすようなことをしていなければ、正々堂々と「公開の席に出席する」と云えば良かったのである。
「公開はイヤ」なのは恥をさらすようなことをしたからと勘繰られたうえに、出席せざるを得なくなるなんて、恥の上塗りみたいなものである。
昨日行われた「衆議院政治倫理審査会」には、岸田首相と武田総務相が出席。「これにて真相解明」との国民の期待を集めてテレビで放映された。
でも、「ドキッ」とするような質問があった訳でもなく、「ドキッ」とするような事実が明らかにされた訳でもなく平和裏に無事終了。ヤレヤレ。
ハイ、「めでたし目出度しウフフフ」・・・なの?
今日は3月1日。とってもエラくってエラすぎる5人衆が出席。乞う、ご期待・・・なの?