お疲れさま

歴史上、最長在任年数を誇る賢明なソーリが退任することとなりました。

賢明な我がニッポン国のソーリが当初「何が何でもやらねばならぬ」と決意していた「憲法改正」「拉致問題」「ロシアとの平和条約」の3本柱があえなくダメになってしまった以上、残されていたのは「オリンピック」だけになっていたんすね。

リオデジャネイロ・オリンピックが閉幕した時、閉会式におけるリオから東京への引き継ぎセレモニーでは、なんと我がニッポン国のソーリが任天堂のゲームキャラクター、スーパーマリオになって登場して会場を沸かせたでしょ。世界の常識として日本らしさ・・・おくゆかしく慎み深い・・・を演出すると思っていたら、とんでもハップン、会場の度肝を抜いたソーリのことですから、来年開催するオリンピック開会式では、さっそうと登場して世界の人々に「安倍晋三ここにあり」と世界に発信しようと思っていたに違いありません。

世間では、いつ解散するかとかしましく論じていたけれど、賢明なソーリのことですから、解散したらオリンピックに出れなくなるでしょ、オリンピックが終わってニッポン国が盛り上がった後にバンザイ解散をしようと思っていたんですね。

ところが、病気が再発しオリンピックのハレの登場に赤信号がついた以上、ソーリにとどまっていても、コロナは収束する見込みないし、何をやっても「アアだ、コウだ」とケチをつかれて、アッタマにくることばかりだろうと思うと、心はプッツン、ヤル気消滅。「残念無念口惜しや」の想い溢れるけれど、引退しよう思ったに違いありません。

賢明なソーリのことですから、健康診断を受けた後、もし異状なかったら「カクカクシカジカ、大丈夫」とトクトクと説明するはずなのに、やらなかったてしょ。私、オリンピックに出られそうもないことが分かった以上、辞める意向を発表すると思っていました。

ルーダーたる者の真価は、非常事態が発生した時に発揮されるものだと思います。幸いなことに賢明なソーリが在任していた7年8ケ月の間、コロナのように我がニッポン国を揺るがすような非常事態は起こらなかったんですね。

「悪夢のような民主党政権」と「アベノミックス」を唱えていれば、野党はシュンとし、ハレの唯我独尊時代がズズズーイと78ケ月間も続き・・・ウーン、賢明なソーリ、あなたはなんとウンが良いんでょうね・・・てなことを言っては賢明なソーリに失礼ですね。ハイ、あなたの努力のおかげです。

ホント、賢明なソーリな総理にふさわしく、今度こそ賢明な判断をしたソーリ、お疲れさまでした。

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