ここで重大発表!!!

 IT業界の異端児として知られるUSO800ーNETWORKのホームページを覗いていたら、びっくりするようなニュースが掲載されていたのでご紹介したい。
 世界保健機関(WHO)は現在「国際電磁界(EMF)プロジェクト」を進めており、2008年には電磁波の健康へのリスク評価を完了させる予定である。同プロジェクトでは、周波数300GHzまでの電磁界が人体に及ぼす影響を調べているが、3月8日にその緊急性にかんがみ中間報告がなされた。
 それによると、電子レンジで調理された肉類を暖める場合、肉の主成分であるタンパク質を構成するメラターデに電磁波が1分以上放射されると、ソウナキテースが破壊され胃ガン発生の可能性が高まるということである。
 しがって、電子レンジでは調理された肉類を温めるのは危険ということで、緊急に発表されたものである。
 なお、現時点では、携帯電話で使用されている電波による脳への生物学的影響については、発表できる段階ではないとのことである。
 日本消費者連盟・主婦連合会・日本生活協同組合連合会の3団体は、一向に後を絶たない企業の不祥事にさいし、当該企業にお灸をすえると共に今後の不祥事を防ぐ対策として
『頭ツルツル運動』を、全国規模で進めると発表した。
 それによると、詫びをいれる場合の日本古来の「頭をそって謝罪する」という慣習にのっとり、社長だけは頭をそって謝罪会見に望むように要求するということである。
 今までの謝罪会見を見ると、しれっとした顔で謝罪。「これにて1件落着」とし、
「俺が起こした事件ではないのに、どうして俺が頭を下げなければいけないのか」という態度がミエミエなので、頭をそって謝罪してもらえば、その犯した罪の大きさが実感できるだろうということから考えられた運動である。
 もし、頭を剃らなかった場合は、日本消費者連盟・主婦連合会・日本生活協同組合連合会がその会社の住所・電話番号・ファックス番号・メールアドレスなどを公表し、市民に抗議の声をその会社に届かせ日常業務が滞るようになる迄、運動を盛り上げたいとのことである。
 そうして、この頭を剃って謝罪する社長を見て、まだ不祥事を起こしていない会社の社長も
「俺に恥をかかすようなことをするな」と厳命し、不祥事が減少することを期待している。
 ホリエモンこと堀江貴文氏が、このたび30億円を拠出し「浮動票党」を結成、今年の7月に行われる参議院選挙には全選挙区から候補者を擁立すると発表した。なお「浮動票党」が結成されたら、同氏は、同党の事務局長として党の運営にはかかわるものの、同党からの立候補は勿論、党首や党の役職につく意向はなく一切政治活動は行わないということである。
 同氏が発表した内容によると、
 1 党員は、インターネットを開設している者とし、年間会費は1000円。選挙区毎に党員から立候補希望者を募り、その選挙区の党員からのインターネットによる投票で候補者を決定し選挙に臨む。
 2 候補者が決定したら、候補者の中から互選で党首や役職者を選出する。
 3 5月から6月にかけ、TV・インターネット・携帯電話のモバイル・新聞(但し、スポーツ新聞のみ)に、巨額の宣伝費をつぎ込み「浮動票党」の宣伝及び同党の党員募集の広告を行う。
 4 選挙にあたっては、候補者個人は原則として選挙活動は行わず「浮動票党」が行なう。
 5 「浮動票党」は、政策なし、マニフェストなし。ただし選挙後、議会が始まったら各党から上程された議案については、全て 「浮動票党」のホームページに簡略にして分かり易い言葉に訳して発表。全党員は、その議題に対し意見を付してホームページ上で賛否投票をする。なお、意見を付けず投票のみでも可とする。
 3 「浮動票党」議員は、その意見に基づき議会での質問を行い、党員の投票結果に基づき賛否の投票を行う。
 4 既成政党の議員は、当選したら、選挙民の意向にかかわらず、党や自分の考えで行動するが「浮動票党」議員は、全て党員の意向に基づき行動することとなる。
 5 与党でもなく野党でもない「浮動票党」党員は、何物にも拘束されず自分の意見を直接政策に反映できるという、いわば直接民主主義の形で政治にタッチすることが出来るようになる。
 以上が堀江貴文氏が発表した内容であるが、「浮動票党」の設立により自民党・民主党に今まで流れていた浮動票・棄権者の票が、一挙に「浮動票党」に流れ込むと同党が議案成立の安否を握ることとなり、今後の日本の政治に大きな影響を与えるものと思われる。
       …………………………………………
 私には、あまり関係のないことだけれど、どうも今日の4月1日はウソをついてもいい日らしい。ウソなどついたことがない私は・・・ウソばっかり、だって? ホントだって、ホンと。エーット、ウソをついたら蕁麻疹が出るくらいで・・・それも、ウソだろうって? ホント、疑い深いんだから・・・。
 とにもかくにも、私にはあまり関係のないことだけれど、ウソをつく時はバレないように気をつけてくださいね。特に、女性に対しては・・・。

やさしすぎるキスなんかしてくれるからあなたの嘘に気づいてしまう

俵  万智

悩みは深しホワイトデイ

 昨日はホワイトデイ。
 海老鯛チョコに二股三股チョコ、ひょうたんから駒チョコなどの数打ちゃ当たる思惑いっぱいのチョコの波をかいくぐって、やっと届いた本命チョコ。
 本命チョコに世話チョコに癒しチョコ、チョコは数々あれど、届いたのはミエミエの義理チョコばかり。
 と、まあ、バレンタインデイにチョコを貰ったのはいいけれど、問題はホワイトデイ。
 そりゃ、本命チョコを貰った人は、

小さいが 愛の詰まった チョコに泣き  (注1)

となって、うれし涙のホワイトデイ。めでたし目出度しだろうけれど、義理チョコを貰った人は大変である。

義理チョコの 価格談合 女子社員  (注2)

と、やる方は、浮世の義理を果たしただけだろうけれど、甘いのが苦手の上司は、義理チョコの山を見て長恨嘆息。仕方なく家に持ち帰ったら、かみさんからは
「これってきっと500円もしないわね。きっと300円。フーン、あなたって、その程度なの」
 どうも300円か500円かの、200円の差で男の軽重を計られているよう気がしてならぬ。かくして、義理チョコは、高級チョコを食べているかみさんからも相手にされず、賞味期限切れ待ちとなって棚ざらし。ホント、もったいない。
 しかし、である。貰った方は、とにもかくにもホワイトデイになれば返さなければならぬ。ところが、ホワイトデイのチョコは、何故か無常にも倍返し。

義理チョコは 痛し痒しの 高金利  (注3)

と、イイ年をした悩み多きオジサンが場違いなチョコレート売り場をウロウロして、なけなしの小遣いをはたかなければならぬ。かくして、ホワイトデイ変じてブルーデイ。
 バレンタインチョコは「やって嬉しい、貰って嬉しい」チョコならいいけれど、義理チョコだけは、どうもやる方も貰う方も「なければ嬉しい」チョコのようである。
 だから、ここは、お互いの幸福のために、チョコレート業界を喜ばせるだけの義理チョコなんて悪しき慣習は止めるべきであろう。
 エ? 何? ソハーチさん、エラそうなこと云ってるけれど、本当は、もうトシで義理チョコも貰えなくなったから、腹いせに言ってるだけでしょ、って?
 ウーン、エーット、そういうドキッとする話しではなく、ホントの話し、ノーベル平和賞をもらったワンガリ・マータイが唱えている「MOTTAINAI運動」に賛同して言ってる訳でして・・・。
 でも、まあ・・・そうだなぁ、誰か義理チョコでいいから、くれる人いる?

※ 引用した川柳はメリーチョコレートの「第10回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」より
 (注1)・・・男性/32歳/会社員/奈良市)
 (注2)・・・男性/56歳/Gデザイナー/大阪府吹田市)
 (注3)・・・男性/69歳/無職/神奈川県厚木市)

そこで 何度も コマーシャル

 エ? またコマーシャルだって? どうせアレの宣伝なんでしょ。
 ウン 分かる? そう、合唱組曲「北九州」の演奏会のコマーシャル。

 「そこで コマーシャル」(2005.3.1)
 「そこで 再び コマーシャル」(2005.3.15)
 「そこで も一度 コマーシャル」(2005.8.1)
 「そこで 又もや コマーシャル」(2006.3.1)に引き続き、
 待望のコマーシャル第5弾
 「そこで 何度も コマーシャル」

 エ? 誰も期待してないんだって? ガッカリ、ションボリ、ホロホロホロリ。
 だけどね、少年少女合唱団と一緒に歌う『Ⅵ章 港』の子供の澄んだ声を聴くと、涙がにじむという人もいるし、戦争で亡くなった人を悼むレクイエム『Ⅶ章 石の羊』のアカペラを聴くと、胸がせまるという人もいるし、小倉祇園太鼓が勇壮になり響く『Ⅸ章 祭り』では、過ぎ去った遠い日が鮮やかに甦るという人もあるし、今年引退した末吉元北九州市長は、好調な時や、逆に苦境に追い込まれた時には『Ⅹ章 父祖より幼き者へ』の最後のフレーズ

ふるさとよ 永久に奢らず 病むことなかれ
わが街よ 永久に新たに 明日に拡がれ

を、いつも心の中で口ずさんで、もって銘したと云うし、『Ⅶ章 終章』での最後のフレーズ

北九州 北九州 ふるさとやよし
北九州 北九州 ふるさとやよし

を聴くと、感動のあらし嵐で胸キュンで、ウルウルのウル!!!になると云うし・・・。
 エ? そんなこと云ったって、ゼーーーーンゼン感動しないって? 
 ホント? これだけ、一生懸命にまなじりを決して必死に賞味期限寸前の脳を振り絞り全力を挙げて華麗にして流暢な迷文・・・ン? 訂正 名文をエンエンと書き連ねているのに、感動しないって? 信じられない!!!
 もうこうなれば、コンサートに来て聴いて!!!!

合唱組曲「北九州演奏会」

  日 時    3月11日(日) 開演15時
  場 所    九州厚生年金会館(ウェルシティ小倉)
  入場料    2000円

プログラム
第1部 永野栄子 ピアノコンサート
     歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
     ---チャイコフスキイ
     バガニーニの主題による狂詩曲 作品43
     ---ラフマニノフ

     指 揮    増井信貴
      ピアノ   永野栄子
     管弦楽   九州交響楽団
第2部  合唱組曲「北九州」
      作詞/栗原 一登   作曲/團 伊玖磨
     指   揮  増井信貴
     演   奏  九州交響楽団
     合   唱  北九州をうたう会・市内中学校合唱部
     児童合唱  市内少年少女合唱団
     祇園太鼓  小倉祇園太鼓保存振興会

 演奏会の詳細は主催者(財)北九州市芸術文化振興財団のホームページをご覧あれ。なお、チケットの申し込みは私のメールまで。

恋愛に定年なし

福岡みやこ会総会でのスピーチ
1999.2.6 レストラン福岡オープンキッチンにて

 只今、ご紹介頂きました森荘八でございます。
 私、10年ほど東京で単身赴任していまして、昨年秋に九州に戻ってきたんですが、10年も東京で単身赴任していますと色々言われましてね。
 九州の連中からは、私の東京のマンションの歯ブラシ立てには、歯ブラシが2本立っているのではないかとか、東京の連中からは、私の家の表札をひっくり返すと他の男の名前が書いてあるのではないかとか、いろいろ脅されたりしたんですが、おかげさまでハッピイに東京をサヨナラすることが出来ましたし、帰って我が家の表札をひっくり返して見ましたが、他の男の名前も書かれておらず平穏無事に九州に戻ることができました。
 それで、これからはこの会にも出席させて頂きますので、お見知りおき下さいますようよろしくお願い申し上げます。
 ところで、結婚式などで主賓のテーブルスピーチというのがありますが、主賓の挨拶の時には皆さん真面目な顔をして聴いているのですが、テーブルスピーチというのは、皆さん飲みながら食べながら、かつ隣の人としゃべりながら、とかく忙しい訳ですから聴くふりをして、誰も話なんか聴いていないんですね。
 だから、話す方も、どさくさまぎれに話せばいいと言うことになっている訳ですけど、今日は、どうも皆さん、主賓の話を聴くような雰囲気でして、ホント弱りましたね。
 と、いうのは、私、今日は「恋愛に定年なし」というタイトルで軽くお話しようと思いまして、ちゃんと原稿まで書いて用意してきたんですけれど、こういう雰囲気なら「恋愛に定年なし」というフザケタ話でなく「人生に定年なし」にでもすれば良かったんですが、時すでに遅しという訳で仕方ありません。この「恋愛に定年なし」という不真面目なタイトルでお話したいと思いますので、皆様も、そんな真面目な顔でなく、不真面目な顔をして聴いていただきたいと思います。 続きを読む

愛を確かめて・・・

 昨日はバレンタイン。
 もし、14日が土曜か日曜だったら、義理チョコを買わなくてもすむので、女性はニッコリ、おじさんとチョコ屋さんはガッカリだけれど、幸か不幸か今年のバレンタインは水曜日。
 だけど、最近は平日のバレンタイデイでも
「どうして、あんな冴えないオジサン上司にチョコ, やんなきゃならないの」と、女性軍は理性に目覚め、義理チョコが減ってきているそうである。
 そこで、危機を感じたチョコ業界は陰謀をはりめぐらして、高級感あふれる「自分チョコ」や女性同士の「友チョコ」、お世話になった人への「世話チョコ」やら奥さんからダンナさんへの「ファミチョコ」に娘さんからの「パパチョコ」などを生み出し、女性心理をくすぐって商魂逞しく売り上げ減をカバー。
 ホント云えば、バレンタインデイは恋人達の愛の誓いの日であり、愛の告白をする日でもある。だから、吉川宏志の歌集「青蝉」に収録されている

花水木の道があれより長くても短くても愛を告げられなかった

という句のように、云おうとして云えない人が、チョコレートに託して愛を告げることが出来る日がバレンタインデイなのである。
 ああそれなのに、それなのに、である。「ナントカチョコ」や「カントカチョコ」が巷にあふれた結果、「本命チョコ」の影が薄くなってしまい「本命チョコ」を渡したつもりなのに、相手は
「これって義理チョコ? それとも世話チョコ? まさか本命チョコ?」と、交通整理が必要なニブイ男性も出てくるにちがいない。
 しかし、前世から赤い糸で結ばれている相手なら、いくらニブイ男性でも、一瞬にして「本命チョコ」と感じ
「ああ、そうだったんだ!!!」と、後はハッピイウエディングにまっしぐらとなるはずである。
 そういう意味では「聖バレンチノさん」に悪いけれど、ニッポンのバレンタインデイは
「愛を告げる日」ではなく
「愛を確かめる日」となるにちがいない。
 そこで、皆さん、昨日は胸ドキのバレンタインデイ。愛を確かめることが出来ましたか?
 エ? 感度なしだって・・・。
 ウーン、そうか。だったら、歌人 俵万智も詠んでいます。

男というボトルをキープすることの期限が切れて今日は快晴