私の好きな男性のミュージシャンはあまりいないけれど、何故か知らねど女性のミュージシャンは沢山いる。
その中で一番大好きなのは中島みゆき!!!
その彼女のライブ映像が映画館で上映された。
5月にも映画館で「歌旅 劇場版」が上映されたけれど、私にとっては「どうでもいい」仕事なのに、他人から見れば「どうでもいいなんて、とんでもない」仕事が続出して、残念ながら見に行くことが出来なかった。
だけど、今回は絶対絶命見に行かねばならぬと決意、「どうでもいいなんて、とんでもない」なんて「とんでもない」と、ヤリクリ算段して見に行くことが出来たのである。
よかった! 良かった!! うれしさいっぱい!!! いそいそいそいそ。
映画の内容は、プロモーションビデオによる映像と、ロスでスタジオを借り切ってのスタジオライブ。
このスタジオライブが凄い!!!
何にもないスッポンポンの映画スタジオを、ライブスタジオに作り上げていくのだけれど、何しろクレーンなんかも使っての大変貌。
かくして、中島みゆきを囲んで演奏する豪華絢爛で素敵さ溢れるライブスタジオが出来上がってしまった。
ビンボウ性の私は、アメリカまで行って、既存のスタジオも使わず、多分有名な・・・だけどギャラ高そうなプレイヤーを使ってペイするのかなと心配してしまった。だけど、中島みゆきだもんね、ウン、これってゲスの考え。
彼女が工事中のスタジオを見に行った時に見せた素顔も素敵だったけれど、大画面で大音響の中で歌う彼女の一挙一動も素敵で、もうシミジミ、ウットリ、ホレボレ!!!
それから、演奏するプレイヤーのテクニックの凄いこと!!!
彼女がスタジオでプレイヤーに会った時、ハグしていたので・・・チェツ、デタラメ、怪しからん、なって考えた訳ではありません。ホントです・・・彼女がCDのレコーデングをする時に使っているお馴染みのプレイヤーだろうけれど、CDで聴く時と違って、映画館ではその迫力たるやビックリ!!!
彼女の衣装は、どれもゴージャスでビンボウ性の私には、その価値たるや見当もつかないけれど、私が一番素敵と思ったのは、映画の最後に「時代」を歌った時のジーンズ姿。
この映像は、ライブ会場で最後にステージ衣装を脱いで、アンコ-ルに応えて出てきた時の恰好だと思うけれど、とってもシンプルなのにお洒落に見えてすっごく素敵!!!
ジーンズ姿を素敵に思わせる中島みゆきって、素敵でしょ。ホレボレ。
ところで、このプログを書いて読み直したら「素敵!!!」がいっぱい。これって、私のボキャブラリーの欠如を証明しているみたいだけれど、仕方ないよね、なんたって中島みゆきさんだから・・・。
コンコンコンのコンコンコン
私、よれよれ。コンコンコンのコンコンコン。
そう、私、風邪模様。
1週間前に「コンコン」と予告編があったので、すぐ行きつけの町医者さん行き、なんと9種類もの薬をもらって、セッセセッセとお腹いっぱい飲んだり、うがいをしたり、咳止めシールを張ったりして、繁忙を極めたものの、
「コンコン」が「コンコンコン」に大化けして連発。
我が愛する町医者さんは「〇〇は悪いが薬は良い」・・〇〇の伏字は、ご想像に任せます・・という評判のお医者さんである。
だから、今まで風邪を引いて4日分の薬をもらってきたら、大体2日で
「ハイ、さようなら」となっていたものである。
ところが、今回は4日分グイグイと、勢いよく飲み干しても、なんと
「コンコンコンのコンコンコン」と大化け。
かくして、声はハスキーボイスからザラザラボイスとなり、おまけに37度前後の微熱も一向に下がらない。
私の平熱は35度後半だから、37度と言えば
「グッタリ、ゲンナリ、フラフラ」
「よろめいて彼女」ならいいけれど「よろめいて風邪」なんて、可哀そうなそう八さん。乞う、ご同情。
エ? 何?「それってオーバー。嘘っぽい。ダメダメ」って・・・。
でも、私的に言えば、ホントである。ハイ、私、いい加減年寄り!!!
それで、5日目に我が愛する町医者に行ったら、血液検査をすると言う。
私、貰うのは大好きだけれど、取られるのは大嫌い。だから、血液検査も大嫌い。でも、先生曰く
「ひょとして、インフルエンザ?」と職権乱用。かくして、なけなしの血液を取られてしまった。
そして、痛い目にあって受けた血液検査の成果もむなしく?
「大丈夫、普通の風邪」と目出度く終了。
でも、ようやく熱は36度前半にまで下がったけれど、依然として「コンコンコン」状態。だから、今夜はこのくらいにして
「おやすみなさい」
女性って怖い・・・
春に恋して夏に燃え秋に失恋するというように、秋は失恋がお似合いの季節。
だけど、恋を失ったというのは、恋をしたってことだから、それはそれで素敵なことである。
誰かを嫌いになるってことは、心を貧しくするだけだけれど、誰かを好きになるってことは、心を豊かにすることだから、ほんの一瞬の恋だったにしても、その時は
「幸せ!!!」
だから、
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子
の歌のように、遥かなる恋であっても
美しき誤算のひとつわれのみが昂ぶりて逢いし重ねしことも 岸上大作
の歌のように、燃える恋であっても
その恋が終わりを告げた時に、心にしまってあるパソコンの上では「削除」されずに、密かに「名前をつけて保存」することになっているに違いありません。
そして、狩人の『あずさ2号』の歌のように・・・・
明日私は旅に出ます
あなたの知らないひとと二人で
いつかあなたの行くはずだった
春まだ浅い信濃路へ
行く先々で想い出すのは
あなたのことだとわかっています
そのさびしさがきっと私を
変えてくれると思いたいのです
エッツ、横に座っている彼女、そんな想い出にひたっているの?
ウーン、女性って怖い!!!。
物言えば唇寒し・・・
ウーン、やっと秋気分がちょっぴり。
ヤレヤレ、二言目は「暑いですね」が定番となって、ムカムカと心静まることのなかった夏が終わり、ようやく心静かに過ごせそうな秋がやってきた。
ウン、一見スケスケ&スッポンポン風のマジマジ見なきゃソンソン的美人が姿を消すのは残念だけれど、なんたって読書の秋でしょ、女心と秋の空の秋でしょ、隣は何をする人ぞの秋でしょ、天高く女肥える・・・ア、失礼・・・馬肥える秋でしょ、芸術の秋でしょ、柿食えば鐘が鳴るなる法隆寺の秋でしょ、失恋の秋でしょ、一葉落ちて天下の秋を知る秋でしょ、一日千秋の想いの秋でしょ、枯葉散るの秋でしょ、秋茄子は嫁に食わすなの秋でしょ・・・と、静かな秋がいっぱい。
と、思ったら大間違い。我がニッポン国の「おエライさん」たちは、劇夏が終わるどころか、もっとヒートアップ。
ホント、お可哀そう!!!
多分、我がニッポン国の未来は、いかにあるべきかを描いて切磋琢磨していると思っていたら、どうも誰をTOPに据えたら選挙を有利に進めるかを描いて切磋琢磨しているらしい。
そして、これ幸いと、我がニッポン国の「おエライさん」予定の大阪を基盤とする「フツーの人」も、全国レベルで大張り切り!!!
舞台は、三流役者が勢ぞろいして見栄を切っているいるけれど・・・なーんて失礼ことは、言ってはいけません。ハイ、一流役者さんです。なんたって、私たちが選んだおエライさんなんですからね。
でも、私たち「政治家」さんを選んだつもりだったけれど、おエライさんだからたちまち君子豹変。
「政治家」変じて「政治屋」さんになったらしい。
ウン、納得!!! 商売が忙しいんだ、政治屋さんたち。
今度こそ、私たち「政治屋」さんには
「物言えば唇寒し秋の風」が吹くようにしましょうね。
さよならの夏
今日から9月がスタート。暦のうえでは立秋も暑さの峠を越えた処暑も過ぎたというのに、気分はいまだ夏模様。
どうも夏はノロノロ運転、おまけに秋は途中下車しているみたいである。
でも、街角でスッポンポン風にして超ハイハイのミニスカートのピチピチプリンの女性を見ると、H的眼差しでうっとり見とれたり・・・なんてことはしていません。ハイ。
エーット、だからアツくってあつくって暑くって熱いことをのぞけば、まあ夏も捨てたものじゃないけれど、夏と云えばやはり海と山。
でも、恋人には山より海が似合う。
俵万智の歌に
潮風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて貝殻になる
なんと素敵!
でも、これが山だと
山風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて汗べっとり
なんと気持ち悪リィー!!
ながーーい夏は、若い恋人たちにとって、恋のチャンスが広がって心ウキウキだろうけれど、いい加減年寄りの私にとっては、
「夏にエンドマークを!!!」
そう、川崎洋の詩のように・・・。
夏は 川崎 洋
どこかで
たっぷり休んできた秋が
虫取り網に
そっとノックする
ぶどう酒いろと幹たちは
いっせいに目まぜし合う
「夏は
あしたまで」
※ 川崎洋・・・1930年生まれ。1970年ラジオドラマの脚本で芸術選奨文部大臣賞を1986年高見順賞を受賞。掲載の詩は1981年出版の詩集「しかられた神様」より。