すっかり秋模様・・・と、言いたいけれど、なぜか30度の日も多く、今日はTシャツ?それとも半袖シャツ?と、どうでもいいことに悩んでいます。
私、ハードボイルドのミステリー大好き人間だから、このプログにも「ハードボイルドに恋をして」のシリーズをエンエンと展開しているけれど、
「ハードボイルドって何?」っていう人から見ると、私が自慢げに
「素敵!」と持って掲載している文章を見ても、チンプン&カンプンらしい・・・と、いうことが分かりました。
そこで、今日のプログはアンチ ハードボイルドの皆さまに捧げることにしました。
この文章は鷲田清一氏が朝日新聞の1面に毎日掲載しているコラム「折々のことば」から、私の好きな言葉を拾ったものです。
でもなぜ、人間は自分と違うものを許せないんだろうーー川上弘美
悩みってほんとうはすごくシンプルなことを あーだこーだと言い訳することから始まるのねーー安田弘之
ホラは他人を喜ばすためにふくもの ウソは自分のためにつくものーー ある父親
お前は常に自分が正しいと思っているだろう。しかし正しいことを言うときは人を傷つけるということを知っておけーー竹下登
海のものとも山のものとも知れないのは、君にとっての彼女であり、彼女にとっての君なのだよーー池上哲司
今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけーー向谷地悦子
続けるという行為は、得てして新しいことに取り組むよりもエネルギーのいることかも知れないーー山中隆太
どん底には明日があり、頂上には下りしかないーー坂本健一
明るみに出ていることの裏にも重要な事実があり、原則には例外があり、できごとには背景があるーー高坂正堯
理解し合えるはずだという前提に立つと、少しでも理解できないことがあった時に、事態はうまくいかなくなるーー村上龍
愛想のないのを悪意のしるしと取ってしまうのは誤りであるーー鹿島茂
恋というものは、自分の描く理想像に自分がのめり込んでいるようなもので、ほんとうのところ、いつまでやってもきりがないーー吉本ばなな
われわれが人工によって変化させ、一般の秩序からそらしてしまったものこそ野蛮と呼んで当然ではないかーーモンテーニュ
エ?何? 「ウン、これだと素直に納得」だって・・・。エーット、そうじゃなくって
「ハードボイルの方が好き」と、誰か言ってくれないかなァ・・・。