5月。そして待ちに待ったゴールデンウイーク。そして、今年、2日休んだらなんと9連休・・・なんて言える人はシアワセ。
サービス業や休むことが出来ない会社に勤めている人にとっては、所詮ブルーなウイークになってしまうけれど、働きたくっても毎日が日曜日の人のことを思えば、それでもシアワセ。
でも、暇もお金もないけれど、緑が目が覚めるように美しい季節だからと、5月の風に染められて心薫らせ、ときめき感じる人はすっごくシアワセ。
そう、5月はみんなシアワセになれる季節。
だから、別れというフシアワセなことがあっても、5月の別れは、秋と違ってメソメソしない。私の好きな井上陽水の『5月の別れ』の歌のように、爽やかに心ゆらめいて、想いをはぐくむことができる。
風の言葉に諭されながら
別れゆくふたりが5月を歩く
木々の若葉は強がりだから
風の行く流れに逆らうばかり
鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり
残された青空が夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる
いつか遊びに行きたいなんて
微笑を浮かべて5月の別れ
月と鏡はおにあいだから
それぞれにあこがれ夜空をながめ星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて
眠りから醒めながら夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる果てしなく星達が訳もなく流れ去り
愛された思い出に夢をひとつだけ
あなたに残してくれる
このイメージあふれる素敵な詞と5月の風を感じさせる爽やかなメロデイ。
この曲を聴くと、こんな素敵な別れをしたいと思うけれど、残念ながら先立つ人がいない。
そこで、「別れを惜しむための恋人」募集!!! ウーン、これってちょっぴり変?
じゃあ、「別れを惜しむフリだけする恋人」募集!!! どう? これもダメ?
エエィ、では、ここはボカシて「とにもかくにも恋人」募集!!!
エ? 何? 「イイ年をして、アホなことを云うな」って・・・。
チェッ、それを云っちゃあ、おしまいよ。
フンだ、恋に定年はないのですから。