ああ バレンタイン

 昨日の14日はバレンタインデイ。
 男性にとっては、期待と不安のドキドキデイ。女性にとっては、義理と愛情のトキメキデイ。
 メリーチョコレートが今年募集した「メリーバレンタイン 今どき!! 川柳」の当選作に

チョコよ来い ドジョウ心で じっと待つ  *1

と、いじらしい心情を吐露していたのが掲載されていたけれど、
「キャリア マイナビニュース」が男性会員321人に「いくつチョコを貰えると思いますか」と訊ねたところ、なんと45.5%の男性が貰えないと回答したそうである。1個だけが27.1%、2個が14%、5個以上がわずか4.7%。
 なんと、厳しい現実!!!
 そして、女性会員411人に同じ質問をしたところ、バレンタインというのに、なんと、36.5%の女性がチョコを貰うと回答したらしい。
 また、男性会員に「誰からチョコを貰えると思っていますか」との問いに、会社関連が73.7%、彼女からは29.1%だったそうである。
 もともと、バレンタインデイは、女性が、密かに恋する男性にその恋心を伝える

このチョコに 願いを込めて LOVE注入  *2

と、いう「本命チョコ」だけだったのに、「義理チョコ」から「ファミリーチョコ」に「友チョコ」、それから「なんとかチョコ」や「かんとかチョコ」に拡大発展し、今や「本命チョコ」は、バレンタインデイの本命から脱落したらしい。

義理よりも 絆強める チョコがいい  *3

と、ムカシむかしその昔から慢性の「ロマンテイック憧れ症候群」罹っている私などは、俵万智の短歌のような風情のあるバレンタインデイがいいのだけれど・・・。

バレンタイン君に会えない一日を斎(いつき)の宮のごとく過ごせり

  * ヨコウィッチ/女性/28/宮城県名取市
  * 女性/32/兵庫県西宮市
  * 愛飢え男/男性/53/名古屋市緑区

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 1月21日の朝日新聞に「生命は宇宙から?」という記事が掲載されていた。
 その記事の見出しを見て、私
「ヤッター!!!」って喝采。ついに私の主張が認められたと思った次第である。
 俗説によれば、チンパンジーのなれの果てがヒト科の生物であり、約38億年前に発生したアメーバーみたいな無生物が、進化&進化を重ね、チンパンジーになったそうである。
 チンパンジーのなれの果てがヒト科の生物っていうのは、まあ、なんとなく理解できるとしても、アメーバーみたいな無生物から、心臓や血液、骨や歯が出来たなんて荒唐無稽。信じられる?
 絶対にあり得ないでしょ。
 だから、私、チンパンジーとは、遙か宇宙の彼方の・・・例えばトンデモハップン星雲から移住してきたアカチパラチー星人のことだと信じている。
 そして、その先遣隊が、ナスカの地を空飛ぶ円盤の着陸地と定めて移住を開始、後は地球順応プログラムに従い・・・地球人はそれを進化と信じているようだけれど・・・現在のヒト科の生物に至ったのである。
 エ、何?「それってSFかぶれ。冗談でしょ」だって・・・。
 それじゃー、進化って一言で誤魔化しているけれど、どうしたら無生物から複雑な組織をもつヒト科の生物が出来たか科学的に説明できる?
 できないしょ。

 と、云う訳で「生命は宇宙から?」という記事を喜び勇んで読んだところガッカリ。
 宇宙から来たとしても、それはトンデモハップン星雲のアカチパラチー星からではなく、宇宙のどこかにある生命誕生の環境に恵まれた”揺りかご”天体から隕石や彗星、宇宙塵に含まれた生命の種が地球に飛来したということである。
 宇宙から来たというのは、同じだけれど、私の説とはコンコンチキの大間違い。大新聞の記事なので、なんとなくもっともらしく聞こえるけれど、そんな「塵」みたいなものからヒト科の生物が出来る?
ウーン、これも眉唾ものである。我が「アカチパラチー星人説」の方が、説得力がある。
 朝日新聞によれば、国際宇宙ステーションの実験施設「きぼう」で、宇宙に漂っているかもしれない生物や有機物を採取する「タンポポ計画」が、来年から3年間おこなわれるそうである。
 ここだけの話だけれど、その「たんぽぽ計画」はきっと失敗に終わり、かくして、我が「アカチパラチー星人説」が、脚光の浴びてくるに違いない。
 ホント、これって、ウソのような本当の話である。
 だって今日は2月1日。4月1日ではありません。

年の初めに・・・

 歳末からのお正月にかけての「我がそう八家」の恒例行事がようやく終わって、ヤレヤレ気分。。
 なんたって、12月はまず九州交響楽団の演奏するベートーベンの「第九交響楽」の合唱に、その他大勢の一人として出演するでしょ。
 ここだけの話だけれど、わが街北九州市での「第九」のチケットは一金3000円也。合唱に参加すれば一金2500円也。ナント、聴くより歌う方が安い!!!
 凄いでしょ。2000人近くのお客さんの前で歌って、ステキ気分になれる方が安上がりなんて・・・。
 私、歌大好き人間だから、合唱団「北九州をうたう会」のメンバーにもなっているけれど、「第九」で歌い納めをしたら、あとは聴く方にまわって「紅白歌合戦」。
 すこぶる見識ある人は、紅白なんて・・・と、アホにするけれど、私などは「紅白は国民的行事」と言われていた時代から生き続けているから、紅白見なきゃアホと云われそうな気がして、一生懸命に見ることにしている。
 でも、今年の紅白に私の贔屓する歌手の少ないこと!!!
 私は何故か、好きなのは女性歌手ばかりだけれど、その数多い歌手の中で出演したのは平原綾香と松任谷由美のたった二人だけ。
 NHKの紅白のプロジューサーって、なんだかズレている、ダサイんじゃないかと思うけれど、うちのかみさんに言わせれば
「ズレてるのはあなた」だって。信じられないよ、まったく。 
 それなのに、名前は知っているけれど歌は聴いたことがない歌手がウン人もいて、それは仕方がないとしても、初めて名前を聞いた男性の歌手が4人もいてびっくり。
 紅白って国民的行事なのに、名前も知らない歌手が出てくるなんて、信じられないと、云ったらうちのかみさん
 「ウトイのはあなた」だって。私、年寄りをシミジミ実感!!!
 でも、ピチピチプリンの女性歌手が足をピョンピョン上げながら歌うのをジッと見つめながら・・・エーット、訂正、ジッと聴きながら・・・ウーン、やっぱりいいものですね、紅白は。
 やっぱり、すこぶる見識ある人も、お年寄りの方は、
 「見た、見た」などと云わなくっていいから、見た方がいいのに違いない。
 紅白が終わる11時45分から、TVの除夜の鐘を聴きながら年越し蕎麦を食べて、目出度く今年はオシマイ。
 お正月の三か日は、年始のお客さんが来たり、こちらから年始に行ったり、初詣に行ったりして忙しい。
 初詣には、欲張っって三社参り。恒例によっておみくじを引くと「末吉」。
 私は「大吉」が出たときは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と云うから、当然「当たり」。「大吉」以外のときは、当然ながら「当たらない」ということになっているから、どんなおみくじを引いても平然としている。
 かくして、「我がそう八家」の年末年始の行事は、アットいう間に終わり。
 アー、疲れた!!!
 でも、目下勤務先ありの方は、4日からお仕事。だけど、働く場所があるってことは、それだけでも素晴らしいことだから、私のように
 「疲れた」などとボヤかずに、今を大切に生きていきましょうね。
 そして、笑顔をどこかに置き忘れている人も、理屈で割り切れるものばかりじゃないのが人生と考え、今は、どしゃぶりでも「夢、曇りのち晴れ」があると信じて生きていきましょうね。

なんたってお正月

 むかし昔 古き良き時代に、滝廉太郎の作曲した「おしょうがつ」という曲があって

もういくつねると
おしょうがつ
おしょうがつには
たこあげて
こまをまわして
あそびましょう
はやくこいこい
おしょうがつ

 そう、もうこんな風景は見られなくなったし、私などはお正月と言ったら

はやくこいこい
おしょうがつ

と、期待に胸を弾ませるどころか、
 「アア、また一つ歳を取った」と、シブシブ確認させられてしまうのがオチである。
 まして、一人暮らしの人などは、
 「お正月なんて関係ないよ」とふて寝しているかもしてないけれど、詩人石垣りんが
 「でも、そうは云ってもね」と、次のような詩を書いている。

ひとり万歳    石垣りん

新年
と言ってみたところで
それは昨日の今日なのだ。
別段のこともあるまいと
寝正月を決めれば
蒲団の衿のあたりから
新年らしきものがはいり込んできて
何となくそんな気分になってしまう。
習慣とか
しきたりとか
常識とか
それらは木や石でこしらえた家より
何倍かがっちり仕組まれていて
人間共の心の住処になている。
だから
正月といえば
正月らしい気分になり
今夜は是非とも良い初夢を見よう、などと
夢もような期待を
自分にかけたりする。
それ、
それほどの目出度さで
新年という
あるような
ないようなものがやってくる
地球の上のお話である。

1968年刊行の詩集「表札など」より(1969年H氏賞受賞)

 ね、そう云う訳で、なんたってお正月なんだから、やっぱり

明けましておめでとうございます

 そして 
 恋人なしの人は、今年こそ彼or彼女をゲットを・・・
 恋人ありの人は、今年こそ彼or彼女と結婚を・・・
 結婚した人は、今年こそベイビイを・・・
 結婚して7年目の人は、今年こそ浮気を・・・なんてダメ!
 結婚して、子離れした人は、今年こそ好きなことを・・・
 結婚して、いい加減キライはじけた人は、ぼちぼち離婚をと空想の世界に浸ったり・・・

 ・・・しましょうね。
 そして、
 東北の人たちの心に、早く笑顔が戻ってきますように・・・
 我がニッポン国のおエライさん達が、政局でなく政治の話をするように・・・
 我がニッポン国のそのまた一番のオエライさんが、今の話をするのではなく、明日の話をするように・・・ 
 ・・・願いましょうね。
 では、あなたにとって、よいお年でありますように。

 ※ このホームページの「不動産コンサルタント」の自己紹介・ご挨拶の頁の末尾に、私の近況を兼ねた年賀状を掲載していますので、是非読んで下さい。