素敵なビッグニュース

 我がニッポン国のソーリの側近の友人のそのまた知人から、
「近く発表されるけれど、君にだけ教える。だけど内緒」と言われて聞いた話ですが、私、隠しごとが出来ない性格でしょ。だから、皆さんにもお知らせします。だけど内緒。

 「保育園落ちた日本死ね」というプログに対して、誰が何と言おうと、アベノミックスがシモジモまでいきわたっていると信じている我がニッポン国のソーリは、ついうっかりと正直に、
「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを私は確かめようがない」と答えてしまった。
 かくして、プログが暴発。そのため、国民を深く愛しているということになっている我がニッポン国のソーリは、
「看板に偽りあり」と誤解されては大変と、次のような施策を取ることにして、女性の信頼を取り戻すことにしたそうである。
 施策は日本銀行が実施している「マイナス金利」に対し、このマイナス金利で得られた利益に対し、日銀に対し同額の「利殖税」を付すことにして、これで得られた「利殖税」の全額を、保育士の給与アップと保育所建設費用の助成を行うことにしたそうである。
 また、政府に従順な日銀も「マイナス金利」は、想定外の利益であるため異議なく同意。近く実施するということである。
 この施策により、保育士の雇用が拡大すると共に、保育士の過重労働も解決し、その所得拡大に伴い消費も増大、出産後の不安も解消して出生率の向上につながると、万々歳の効果が予想されるということである。

 エート、今日はたまたま4月1日。
 「エイプリルフール。だから“この素敵なビッグニュース“ってウソでしょ」なんて言われても困ります。誤解です。信じて下さい。

春よ、来い、早く来い

 あの日から5年。新聞やTVで東日本大震災に関して、いろいろ取り上げられたけれど、NHKTVでも3月12日に「SONGS 明日への歌」が放映されました。
 これまでSONGSで放映された10人の歌手の被災地への想いと歌をまとめた番組で、女性は4人出演しましたが、なんと全員が私の好きな歌手ばかり。松任谷由美にプリンセス プリンセスでしょ。それに今井美樹にドリカム。なんと超素敵。
 松任谷由美は「(みんなの)春よ、来い」。この歌は被災地を支援するため、NHKと共同で企画したイベントのために作られたそうです。
 番組では、みんなで歌おうとインターネットで一般募集をして送られた動画をバックに、松任谷由美が歌ったのだけれど、彼女の歌に合わせて映された「春よ、来い、早く来い」と歌う動画の中の想いのこもった顔・顔・顔。
 それを見ていたら、いい加減年寄りの私などは、たちまち胸キュンする想いでした。
 そして、今井美樹は「PIECE OF MY WISH」。

朝が来るまで泣き続けた夜も
歩きだせる力にきっと出来る

太陽は昇り心をつつむでしょう
やがて闇はかならず明けてゆくから

 この曲はTVドラマの主題歌としてヒットしたのだけれど、この歌の最初のフレーズを聴いただけで、東北大震災のメッセージソングとして改めて知られるようになったのは当然かもしれません。
 東北大震災で、多くのボランティアが活躍して被災者の方々を支えたけれど、歌の力も凄いんですね。多くの被災者の心を支え動かしたに違いありません。
 我が街北九州は「合唱の街 北九州」をうたい文句にしていますが「We Love 小倉協議会」の主催で、復興への願いを込めて歌おうと「紫川大歌声」というイベントが、3月11日に小倉北区中心街に流れる紫川の水上ステージで開催されました。私、いい加減年寄りだけれど、何かしなくちゃと参加した次第です。
 3.11の記憶を風化させないよう、北九州から義捐金と共に小さくても温かいメッセージを届けようという呼びかけに応じて、集まったのは約500名。
 午後2時46分に黙祷を捧げた後、北橋市長の挨拶の後「花は咲く」や「翼をください」「春よ来い」など13曲を、東北の空に向かって歌ったけれど、なんたって当日は寒くってサームイ冬模様。でも、東北の芋を使った「芋煮」やぜんざいが参加者全員に振る舞われて、寒さを吹っとばし
「私たちはこの日を忘れません」と、大声で誓いました。
 このイベントは、NHKTVの夕方のローカルニュースで放映され、なんと私も写っていたらしい。それを見た方々から電話やメールで知らせてくれたけれど、とき既に遅し。私は見ることが出来ませんでした。
 でも、見たら、うっすらハゲ模様のいい加減年寄り風を再認識させられるだけだろうから、見ていない方が良かったに違いありません。

 3月13日には東日本大震災早期復興祈願事業として「早期復興への祈誓」が、若松市民会館で開催されました。
第1部に「東日本大震災早期復興祈願祭」の神事を「福岡県神道青年会」が取りおこない、第2部で交声曲「海道東征」を九州歯科大学合唱団が奉納しました。
 この合唱団を指導されているのが、私が所属していた合唱団「北九州をうたう会」を指導されている中山敦先生。
この合唱曲を聴くのが目的に行ったのだけれど、黙祷のあと、祈願祭の神事が粛々とおこなわれましたが、私、起工式の神事しか見たことがなかったので、感嘆の眼差しで拝見しました。
 祈願祭は「修祓」の儀から始まり「浦安の舞」では巫女さんの舞もあって最後は「昇神」の儀で終了。40分にわたり厳粛に挙行され、早期復興への祈りを捧げました。この祈り、きっと東北に届くにちがいありません。
 交声曲「海道東征」は、作詞が北原白秋、作曲は信時潔。自然との共生、人と人が助け合う共助の精神を改めて奮いおこして、被災地への思いを寄せるという祈誓の趣旨にそった合唱曲ということで、中山先生に依頼があったとのことです。

 あれから5年。まだ、心を封印したまま、多くの被災された皆さんがおられることとは思いますが、それでも、私たちは
「春よ来い、早く来い」と祈らずを得ません。

素敵にバレンタイン

 昨日はバレンタインデイ。でも、幸か不幸か昨日は日曜日。
 「日曜でラッキイ派」は、職場でおじさまたちに、どうでもいい義理チョコを配らなくってよくなった女性たち。そして、その浮いた金額で超デラックスな自分チョコを買ってホクホク・ニッコリ。反対に
「日曜でザンネン派」は、職場で貴重な義理チョコを貰えなくなったおじさまたち。「俺、こんなに貰った」と、自慢できなくってガッカリ・ションボリ。
 でも、これは想定内の出来事だろうけれど、本命の彼に

チョコ選び 熟成させた 想い乗せ  ※1

 と、チョコ売り場を何度もめぐり巡って選んだチョコだったのに

本命に 先客がいて 火花散る  ※2

 なんてことになったら大変。でも、大丈夫・・・あなたの恋の熟成度の方が高いのでしょうから、きっと

チョコの杭 あなたのハートの 深くまで  ※3

 と、なるにちがいありません。
 もし、本命の彼がいなくても

義理チョコを 数打ちゃ当たると 爆買いす  ※4

 と、チョコをバラ撒いたら、

義理チョコが 熟成したら 本命に  ※5

 と、なるかもしれないんです。     
 そして、その内

チョコ渡し 家族になろう プロポーズ  ※6

 と、ハッピイバレンタインがハッピイウエデングとなれば、ウン、幸せ最高!!!

 そう、バレタインって、夢多き素敵なイベントなんですね。そして本命ありのあなたも、本命なしのあなたにも、3月14日のホワイトデイには、ハッピイな笑顔が浮かびますように・・・。

引用した川柳は「2016年 第19回 メリーバレンタイン 今どき!!川柳」入選作から。
  ※1  なつなつ/女性/49/奈良北葛城郡
  ※2  女性/68/大分市
  ※3  ついにジー/男性/62/横浜市港南区
  ※4  あらフォー/女性/40/山梨県北杜市
  ※5  どどんどん/女性/50/愛知県長久手市
  ※6  ミント/女性/52/静岡市袋井市

ユキ&ユキ&ユキだけれど・・・

 私の住む街北九州市は、九州の北端にあって日本海に面しているものの、雪が降るのはほんのチョピリ。たまに降ってもすぐ消えてしまうけれど、1月中旬に降った雪はなんと3日間も消えず、窓の外はしんしんと静寂をまとって白一色。
 おかげで、予定されていた行事は中止となり、私は3日間も家に閉じこもざるを得なくなってしまった。だって、私、いい加減年寄りでしょ、我が家は高台にあるので、外に出たらスッテンコロリでハイ骨折、車だってツルツルツルでハイ衝突。まるで外出禁止状態。
 でも、3日も続けて家にいたなんて稀な経験をしたおかげで、TVで録画していた映画や音楽番組を見て、これを一掃。いい気分。
 そして、そのなかで一番の優れものは、NHKBSで放映された「中島みゆき名曲集~豪華トリビューンライブ&貴重映像~」
 これは、東京の中野サンプラザで行われた「中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁」のコンサートを録画した番組だったけれど、なんと、出演者が女性ばっかり。スゴーイ!!! なんたって私は男、女性歌手大好き。
 大竹しのぶ、華原朋美、クミコ、研ナオコ、坂本冬美、中島美嘉、中村中、満島ひかりという中島みゆきに惚れこんでいるそうそうたるメンバーなんです。
 番組では、出演した歌手がみゆきへのそれぞれの想いを語った後でみゆきの歌を歌い、それに関連したみゆきの映像が放映されたのだけれど、ウン、ホレボレとシミジミと2回見ました。
 中島みゆきの歌をコピーするのは簡単だろうけれど、彼女の歌詞のコトバを読み込んでカバーするのは至難の業と思っていたのに、歌手の皆さんがみゆきの世界を損なわずに、それぞれ自分のものにして歌っているのを聴いて感嘆・・・みゆきのカバーとは言え、さすが中野サンプラザで公演するだけあって、ほれぼれとうっとりと・・・そう聴きほれました。
 なかでも良かったのは大竹しのぶと坂本冬美。大竹しのぶは、役柄に合わせて百変化できる希有な役者だと思っているけれど、彼女が歌ったのは「化粧」。みゆきの歌を芝居にして歌ってくれました。
 私は、演歌はほとんど聴かないけれど、坂本冬美は演歌歌手でしょ。ところが、むかし昔テレビの番組で、細野晴臣と忌野清志郎が学生服、坂本冬美がセーラー服を着て歌っているのを見て仰天。細野晴臣&忌野清志郎は分かるけれど、この二人と演歌の坂本冬美なんて、どうしたって結びつかないでしょ。それが、なんと学生服とセーラー服を着て、一緒にノリのいい歌を気持良く唄っいるのでから、口アングリ。それが何故かウマイのなんのって・・・。「スゲー」の一言。
 それ以来、坂本冬美は演歌歌手にしていてはもったいないと思っていたのだけれど、このステージで歌ったのは中島みゆきの「雪」
 中島みゆきと演歌歌手っていうのも「ン?」だけれど、中島みゆきが坂本冬美に乗り移ったみたい。さすが坂本冬美!!!
 番組の最後に中島みゆきが、私の大好きなジーパン姿で「時代」を歌っている映像が放映されて、私、ニコニコニッコリ。
 ユキ&ユキ&ユキの3日間でしたけれど、すっかりご機嫌の3日間でした。
 雪の被害にあって「もうウンザリ」と思っている方々に・・・ごめんなさい。

ジタバタ&バタバタ

 年末年始は、ジタバタ&アタフタして過ごしましたか。それともノホホン&ホンワカと過ごすことが出来ましたか。 
 私は、ジタバタ&アタフタ派。

 12月23日に大型商業施設リバーウオークで行われた星空のクリスマスの「600人のゴスペル大作戦」に参加して「Joy to the world」や「worth」など5曲を、ゴスペル気分いっぱいに盛り上がって歌ってきました。
 だけど「うっすらハゲ模様」は、600人中なんと私一人。昨年は同類人が3~4人いたのに・・・今年はホント、場ちがい感がいっぱい。
 これって「年寄りの冷や水」と云われそうだから、来年から参加するのは残念ながら止めることにしました。だけど、帰ってテレビのニュース中継の録画を見たらほんのチョッピリのピリだけれど、私が映っていたので大満足。出演記念として永久保存版にしました。
 だけどゴスペルって、楽しいんですよね。英語で歌うのが難点だけれど「ハレルヤ」とか「メリー・メリー・クリスマス」とか大合唱すると、ストレスは吹っ飛び気分は最高。
 プロのゴスペルシンガーの方には悪いけれど、下手でも・・・そう、私のように・・・歌ってこんなに楽しく素敵気分になれるのはゴスペルだけでしょうね。

 年末は恒例の第九の演奏会に行き、映画は「コードネーム アンクル」と「007」と「母と暮らせば」を見て、我が街が誇る劇団青春座メンバーによる「朗読会~悪のしくみ」を聞きに行ってワルを満喫し、作家村田喜代子さんのシネマトークと彼女の原作を映画にした「蕨野行」&「八月の狂詩曲」の上映を見て、「北九州青い空合唱団」が3月に行う第25回記念演奏会に出演することにしたので、それの練習に2回参加し、そうゴスペルの練習も3回あって、私がやっているパソコン初心者講座に4回出て、おまけに忘年会を6回もこなし・・・あゝ、忙しかった!!!

 紅白は巷には評判悪いけれど、私、初めから最後までズズズーイと見ました。私、いい加減年寄りだから、名前は聞いたことがあるけれど歌を聴くのは初めてという歌手が半分位。
 だけど、ステージのバックに映し出される映像は豪華絢爛でしょ、名前だけ知っている歌手が美人だったらウットリして、女性グループの可愛い顔を見るとニコニコして、ミニでピョンピョン足を振り上げて歌うのを見てはニヤニヤして・・・エーット、ここだけのは話しだけれど、私的には紅白って聴くのではなく見るものですね。
 だから、歌手では私の贔屓筋の今井美樹と高橋真理子が出ただけだけれど「マ、いいか」って訳。
 それと、良かったのは総合司会の有働由美子さんのドレス。
 「どうして?」って、ウーン、まあ、これって言えば顰蹙をかいそうだからヤーメ た。
 「それに、そう八さん、女性の話ばかり。男性の歌手はどうだったの?」
 エッート、紅白って聴くのじゃなくって見るもの。私、男性だから男を見たってつまんないでしょ。フン。

 初詣は例によって篠崎神社と蒲生神社と妙見神社。おみくじは中吉に吉。私は、いいとこ取りをするという優れた性向をもっているので、中吉と吉を合わせて大吉気分。きっと今年もイイことがあるにちがいありません。

 皆さんもイイことがいっぱいありますように・・・。