6月9日は、私にとって「素敵な一日」でした。
というのは、NHKBSプレミアムで20時30分から「武田鉄矢のショータイム 小椋佳」が放映され、同じ日の23時からNHKEテレで「SONGS 井上陽水40年間の名曲・名演集」が放映された。
私は陽水の大大ファン。陽水の「名曲・名演集」では「傘がない」から始まって「氷の世界」でしょ「リバーサイドホテル」でしょ「新しいラブソディー」でしょ、それから、すこぶる付の名曲5曲が流れ「最後のニュース」でEND。たっぷり陽水ワールドに浸って大大大感激。
「武田鉄矢のショータイム 小椋桂」では「白い一日」を小椋佳が歌って、私、大大大大満足。
なんたって「白い一日」は、陽水の曲の中でもとびっきり大大大大大好きな曲だからである。特に3番の歌詞が素敵。
ある日踏切のむこうに君がいて
通り過ぎる汽車を待つ
遮断機が上がり振りむいた君は
もう大人の顔をしているだろう
「白い一日」は小椋佳が作詞し陽水が作曲した曲で、陽水が歌っている。小椋佳も陽水も二人共作詞した歌詞は、前後の歌詞に脈略なく吹っ飛んでいることが多いけれど、曲として流れるとまったく違和感がなく、歌詞の魔術師みたいである。
遮断機が上がり振りむいた君は
もう大人の顔をしているだろう
この部分の歌詞なんかは、特に惚れ惚れ、いいなぁ!!!
「語間を読む」という言葉があるけれど「詩間を読む」といった方がいいのかもしれぬ。
陽水が作詞し奥田民生が作曲した「アジアの純情」なんて、その最たる曲で
北京 ベルリン ダブリン リベリア
束になって 輪になって
イラン アフガン 聴かせて バラライカ
(北京 ベルリン ダブリン リベリア
イラン アフガン 聴かせて バラライカ)
歌詞だけを読むとチンプンカンプン。
「これって 何?」となるけれど、puffyが飛び跳ねながら歌うと
「ウーン、これってアジアの純情なんだ!!!」と納得してしまう。
ところで、私、イイ年をしているくせに、依然として超多忙。「白い一日」が大大大大大好きというのは、5番の歌詞にあるような一日に憧れているのかもしれぬ。
真っ白な陶磁器を
眺めてはあきもせず
かといって ふれもせず
そんな風に 君のまわりで
僕の一日が 過ぎてゆく