5月が終わった。残念!!!
私、熱い夏はキライ、冷たい冬もキライ。だから春と秋が好きだけれど、たそがれ時の人生を迎えている私は、寂しさがそぞろ身に染む秋より春が好き。そして春も4月よりすかっと爽やか五月晴れの5月が大好き。
そして、今年の5月はうれしさいっぱい。
5月はなんと、我が愛するジャイアンツはなんと引き分けを挟んで10連勝でしょ。16勝4敗3引分けで合流戦トップでしょ。杉内がノーヒットノーラン達成でしょ。あの開幕当時のみすぼらしきジャイアンツが大変身。
ウン、これならもうすぐ首位、そしてセリーグで優勝し日本シリーズでもモチ優勝して日本一。バンザイばんざい大万歳!!!
・・・と、なればいいんだけどなぁ。
そして、5月は私の大好きな井上陽水の「5月の別れ」の季節。この曲を聴くだけで5月が好きになってしまう。
風の言葉に諭されながら
別れ行くふたりが5月を歩く
木々の若葉は強がりだから
風の行く流れに逆らうばかり
鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり
残された青空が夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる
緑に彩られ薫りたつ風が紡ぐ5月にぴったりの爽やかな別れ。恋の終わりをこんなに鮮やかに素敵に描くなんて、陽水って凄い!!!
惚れっぽくって振られっぽい私は、せめて五月に振られてみたいと思うけれど、時すでに遅し。恋する時は過ぎ去って、今や「五月の別れ」を聴いてはかなく夢見るばかりである。
そして、まことに遺憾ながら、振られっぽい私には俵万智の次の歌がよく似合うのである。
紫のもっとも淡き一群れに想いをのせんあじさいの花