いやはや、我がニッポン国のオエライさん達は、「TPP」で大騒ぎ!!!
賢明なるオエライさん達は、
「わが国は、原材料を輸入して輸出するという貿易立国でアル」ということは、モチ承知しているのである。
だから、いまさら、貿易鎖国など出来る訳がないと考えているけれど、なんたって我がニッポン国は「建前と本音」の国。
今や、生活保護世帯数が過去最高を示して、1億総ビンボー化しつつあるのだから、
「高級なお米は食べられないから、安いお米でも食べられたら幸せ・・・」と、思っているフツーの人も沢山いると思うけれど、こうゆう「声なき声」の本音は、あまりマスコミには登場してこない。
かくして、オエライさん達は、選挙で応援してくれた団体の意向に従わないと、選挙で「タダの人」に逆戻りしてしまうという恐怖心から、本音的にはOKだけれど、建前的にはNOと言わざるを得ないのであろう。
だけど、我がニッポン国のソーリ大臣たるものは、NOと言ったら「TPP」のオエライさん達から
「アホか」と、言われると思っているので、OKと言うに決まっているのである。
それで、賢明なるオエライさん達は、応援団体に対して、
「私はNOと声を大にして云ったのに・・・。みんなソーリが悪いんだ」と、ソーリを悪者に仕立て上げ、顔で怒って心でヤレヤレというストーリが出来ているのである。ホント、オエライさん達って、賢明!!!
だけど、敵味方なく全てのオエライさん達は、ぺりー艦隊の黒船来航以来の国難と考え、マイナス効果を言い立てるのではなく、OKを前提にして苦心惨憺、全知全能を傾け虚心坦懐にして一心不乱に侃侃諤諤と七転八倒しながら、その対策を考えるのが政治家さんのアルべき仕事だと思うんだけどなァ。
どうも、選挙で当選するのが目的の政治屋さんになってしまったのかしらん?