チグハグ感がいっぱい

首都圏に「緊急事態宣言」が出されたものの、わが街北九州市は「まん延防止等重点措置」が解除されました。と、云うことで、わがニッポン国の菅ソーリがおこなった記者会見をテレビで見たけれど、会見デスクの左右前方に置かれたプロンプターに書かれた原稿を読みながらの会見でしょ。

菅ソーリって、とっても真面目で几帳面で一言一句間違えたら大変と思っているらしく、右や左のプロンプターを読みながらの会見だから、正面を向くことがないんですね。

「国民の皆さまにご迷惑を掛けて申し訳ない」と、プロンプターに向かって話しているものだから、
「こっちを向いて話してよ」と、言いたくなります。ウーン、アッチを向いて「申し訳ない」と話すなんて、とってもチグハグ!!!

私、営業畑出身。「話すときは、相手の目を見て」と云うのが鉄則なんですね。テレビ目線で話しかければ、テレビを見ている人の目線と合うということになるんだけれど・・・。菅ソーリって、頭が良いってことになっているから、プロンプターをチラッと見て、後は自分の言葉で正面を向いてしゃべってくれないかなァ。

アメリカのバイデン大統領の演説をテレビで時々見るけれど、真正面を向いて話しているんです。左右にプロンプターが設置されているはずだけれど、原稿を読んでいるようには見えず「語りかける」ように見えて、効果抜群!!!

菅ソーリの演説が終わって記者の質問が始まったけれど、その答弁を聞くと、あれやこれや言うけれど、正面から答えていないものだからピントはずれ。とってもチグハグ!!!

前安倍総理の真似をしてる訳じゃないのだろうけれど、ここで菅カラーを打ち出してピシット決めて話してくれたら、記者のみならず国民の皆様も
「ウーン、そうなんだ」となってくれると思うんだけれど・・・。

東京の「緊急事態宣言」が出されると共に、オリンピックは無観客となり「ウン、そりゃそうだ」と納得したものの、小学校のささやかな運動会さえ中止させられているのに、超大々的な世界の運動会が実施されるって、とってもチグハグ!!!

オリンピックが東京に決まった時、前安倍総理が福島原子力発電所の汚染水について「アンダーコントロール」と見栄を切ったけれど、汚染水の処理方法はいまだに決まらず、滝川クリステルさんがニッコリ微笑んで「おもてなし」の心をアピールして、世界の人に夢を抱かせたけれど、全国各都市で計画していた「おもてなし」は全てオジャン。とってもチグハグ!!!

オリンピックの延期が決まった時、前安倍総理は「安心、安全なオリンピック」にすると公表したけれど「緊急事態宣言」って、最も危険な状況下での開催でしょ。それに「感動で、私達は一つになる」というキャッチフレーズも打ち出したけれど、直近の世論調査では賛成が30%。これってとってもチグハグ!!!

菅ソーリは、就任した時「コロナを克服したオリンピック」と云ったけれど、ケロット忘れて「新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、世界が団結し、人々の努力と英知でこの難局を乗り越えていくことを発信したい」というややこしいメッセージに変えたけれど・・・その英知と云うのが「銀行やお酒の卸問屋を使って指示を徹底させる」と云うことでしょ。とってもチグハグ!!!

わがニッポン国には「有言実行」ということわざがあったけれど、それって「有言不実行」に代わったのかしらん? わがニッポン国の一番偉い人が云っているんだから「有言実行」は、廃語になったに違いありません。云ったことに責任を取らなくっていいなんて、わがニッポン国ってなんと素敵な国でしょう。

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