春爛漫!!! でも、今年は本来の「花より団子」のアラエッサーサー風情の望みは儚く「団子より花」となって、純粋の花見となったようです。
でも、私のションボリ風情を慰めるように、3月はテレビで私好みの音楽番組がオンパレード。すっかりニコニコ風情となりました。
3月7日にBSフジで「輝き続ける中島みゆき」が、3月21日にNHKBSで「静かな夜のSong Book」シリーズの「For you EARTH」が、28日には同じく「For you TIMELESS」が、3月17日にはBSフジで「SDGs音楽特集 未来は僕らの歌の中」が、3月27日にNHKBSで「音楽で心をひとつに~Music For Tomorrow」が放映されました。
「輝き続ける中島みゆき」は、みゆきファンの稲葉敏郎と工藤静香に中村中に元スノーボードクロスの代表の岩垂かれんに編曲家の船山基紀の5人が薀蓄を傾けてこもごもにみゆきへの想いを語り、開催されている「中島みゆきコンサートツアー」の中から選ばれた映像が2時間にわたり放映されました。
私、中島みゆきのむかし昔のその昔からのすれっからしのファンである。82歳だから自称最年長ファンと自負しているけれど、放映された20数曲の映像は、ほとんど私が選曲したみたいに大大好きな曲ばかり。ゲストのトークにうなずきながら、惚れ惚れ見とれて聴きました。でも、彼女、歳を重ねるのを忘れているみたい。いつまでたっても素敵です。
NHKBSの「静かな夜のSong Book」は2月1日のプログで掲載したけれど、これが毎週日曜日の深夜1時30分から1時間にわたって放映されていることが分かって、私、ビックリ嬉しくなりました。
特に21日の「 EARTH」ではマイケル・ジャクソンが「アース・ソング」を大地が壊されていく映像をバックに熱唱。歌も映像もスゴイの一言です!!!
スティングの「フィールズ・オブ・ゴールド」やポール・マッカートニーの「エニグマ・リターン・トゥ・イノセント」にエンヤの「オリノコ・フロウ」にジェイソン・ムラーズの「ワイズ・ウーマン」などが歌われて「 EARTH」のメッセージを伝えていました。歌のイメージに合わせて流れるバックの映像がピッタリで楽しめました。
28日の「For you TIMELESS」は、ライオネル・リッチーが「エンドレス・ラブ」を、ハワード・ジョンズが「ホワット・イズ・ラブ?」とお馴染みの歌をうたいました。外国のミュージシャンをテレビで見る機会が少ないので、この番組、毎週楽しみです。深夜零時の時間帯ですが、録画しておけば大丈夫。テーマ別に歌が選曲されていて、編集のお手並みはすっごく鮮やか!!!
SEGsとは「人類が安心して暮らすための持続可能な開発目標」ということだけれど、「SDGs音楽特集 未来は僕らの歌の中」では「未来を生きる子どもたちへ伝えたい歌」というテーマ。ナビゲーターが上白石萌音、松任谷由実や常田大樹、森山直太朗などがそれぞれ対談、多くの出演したミュージシャンの中で、私のBEST3は、ダーイ好きな薬師丸ひろ子が「窓」を、森田寛樹が「ハナミズキ」を、上白石萌音が「見上げてごらん夜の星を」です。最後に松任谷由実が「守ってあげたい」を歌ってTHE END。それぞれのミュージシャンの子どもたちへの想いが込められた番組でした。
「音楽で心をひとつに~Music For Tomorrow」は東日本大震災から10年。この大震災にかかわったミュ-ジシャンを迎え、「心をひとつに」をテーマに番組が組まれていました。ナビゲーターは鎌倉千秋に渡辺謙にジャズの小曾根真。出演したのは平原綾香にスガ・カシオにJUJU。ほかに外国のミュ-ジシャンのステングやボブ・ジェームス、ガガなどの豪華メンバーが出演していました。
平原綾香がダニエル・パウダーと「ジュピター」を、ニューヨークから大江千里が「奇跡を望むなら」をJUJUと歌い、私、ニコニコ。でも、外国にいるミュージシャンと一緒に歌っても、音とがまったくズレていないんですね。ホント、不思議。どんな技術を駆使しているの?
最後に大好きなあのナベサダこと渡辺貞夫の演奏で、出演した歌手の皆さんがメドレーで「花は咲く」を謳いあげました。渡辺貞夫ってテレビで見ることなんて、ほとんどなかったけれど、演奏もその姿も依然と変わらず、元気なステージを見せてくれました。テレビの前で拍手です。