乞う、ご期待

新しいソーリが誕生。めでたし目出度しという訳で、世論調査によると71%の人が「良い感じ」と思っているみたいです。まあ、前ソーリの世間の評判が悪かったので「前よりマシ」って感じかもしれません。

今度の内閣は「国民のために働く内閣」というキャッチフレーズでしょ。なんと素敵なフレーズ!!!
ウーン、と云うことは今迄の内閣は「働かない内閣」だったの?

だけど、大臣というのは、選挙で選出されたオエライさんの中から選ばれたエリートさんのことでしょ。そんなエライ人が大臣になるんだから、働くのは「当ったりまえ」。改めて「働く内閣」なんて言われたら、なんだかオ・カ・シ・イ・感じ。

それで「国民のために働く内閣」にふさわしく、クールでやり手のソーリは縦割行政を打破すと共に、デジタル庁の創設や『縦割り110番』の設置に携帯料金値下げ、不妊治療への保険適用など盛り沢山の方針を打ち出し、各大臣は「これはオカミの命令」とのお墨付きをかざして、お役人の皆さんを叱咤激励しているようです。

なにしろ、クールでやり手のソーリは「政権の政策に反対する官僚には異動してもらう」と宣言しているんですからね。お役人のみなさんは、忖度などする必要はなくハイハイと欣喜雀躍、刻苦勉励して獅子奮迅の働きぶりを見せてくれるに相違ありません。そして目出度く目的達成。次期総裁選で当選は間違いありません。

ウーン、これって素敵な展開だけど、前から云われていた「当たり前」のことばかりでしょ。本来なら、クールでやり手のソーリから云われなくっても、前々から各大臣が当然しておかねばならない事項だと思うけれど、我がニッポン国は、縄張り根性がはびこってオカミから云われないと動かない国になっているんでしょうね。

クールでやり手のソーリは、単なるやり手の有能な官吏になってはいけませんから、こんなチマチマしたこと・・・エート、取り消します、大事なこと・・・を言うだけでなく、夢のない時代になっていますので、我がニッポン国はのあるべき姿など、政治屋でなく政治家として話してもらいたい気がします。

ウン、前ソーリのように、地球儀を俯瞰する外交などと、気宇壮大な見得は張らなくってもいいですから・・・。

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