オリンピック「SOCHI 2014」が終わった。
私は、スポーツ音痴なので、スポーツ番組のTV中継は、我が愛するジャイアンツが勝っている試合しか見ないことにしている。
そういう訳で、オリンピックもニュースで見るだけ・・・と、言いたいところだけれど、実況を一つだけ見た試合がある。
モチ、浅田真央さんのフィギュアスケート。
私は生まれつき女性に弱く、特に可愛い女性には弱いから、浅田真央さんの大大大ファン。
彼女の出る1回目の試合は、見るまでもなくTOPだろうから見なくてもいいだろう、だけど、2回目の試合は見納めになるかもしれないから、これだけは見ようと思っていたのである。
ところが1回目の翌日の朝のTVを見てホント大大大ビックリ!!!
なんと16位だって・・・。
でも、私が見た翌日の朝のNHKTVのニュースは立派。彼女が失敗したシーンは映し出さなかったのデス。NKKのオエライさん達は、今や
「なにやってんの!」という不可解な世界を演じているけれど、このニュースを担当したデイレクターは偉い。人の心の痛みを知っているに違いない。
でも、それから後のTVニュースは、エンエンと映し出して
「いい加減にして・・・」と大大大ファンはプンプン。
第2回目の試合は、なんたって翌日でしょ、あんな大大大ショックから立ち直ることが出来るの?と思いながら(真央さん、ごめんなさい)、彼女の2回目のスケートを心をパクパクさせながら見たところ、なんと
華やかに伸びやかに舞い上り滑って、心に涙!!!
もし、1回目もスイスイと滑り2回目もスイスイスイと滑り、金メダルを貰って
「めでたし、目出度し」となって感動するより、茫然自失から立ち直って6位になった方の感動の方が大きいなんて・・・。
こんなことって、有る?
「オリンピックで重要なことは、勝利することより、むしろ参加することに意義がある」と言う言葉や、
オリンピックの創始者 ピエール・ド・クーベルタン男爵の
「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり最も大切なことである」という言葉は、よく知られているけれど、このオリンピック精神をスケートで示してくれたのは、浅田真央さん、あなたです。
あなたにはオリンピック精神の金メダルを・・・。
ほんとうにありがとう。