素敵にドンパチを・・・

 今年、私が見た映画は12本。
 「アバター」・「シャーロック・ホームズ」・「シャッターアイランド」・「パリより愛をこめて」・「グリーン・ゾーン」・「アイアンマン2」・「セックス・アンド・ザ・シティ2」・「ザ・ウォーカー」・「プレデターズ」・「ソルト」・「特攻野郎Aチーム」・「バイオハザード アフターライフ」。
  今年は3月に市民センターを辞めたものの、4月にはヨーロッパに行き、5月からは公私共にメチャ忙しく映画を見に行く暇があまりなかったから、本数は少ないけれど、皆さん、私の見た映画のタイトル見て、どんな映画か内容分かる? 
 邦画と違って、洋画のタイトルはカタカナ語だから、推察出来ないよね。
 それで、簡単にストーリィを説明すると、ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくり、敵はバッタ・バッタと死ぬけれど、我がヒーロには弾は何故か当たらず、まずはメデタシ・メデタシという素敵な映画。
 「それって、ストーリィじゃないでしょ」って・・・。
 そう、昔むかし、”セーラー服と機関銃”という映画で,私の好きな薬師丸ひろ子が「快感!!!」と叫んで機関銃をブッ放したものだけれど、私が映画を見る感覚は、薬師丸ひろ子の「快感!!!」と同じである。
 ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくるシーンを同じ感覚で見ているのだから、ストーリィなんて二の次。覚える訳がない。
 ア、そうか、そう八さん、物忘れがひどくなったんだ・・・なんて誤解してもらっては困る。もともと、この手の映画はご都合主義で作ることになっているから、ストーリィ等にこだわってはいけないことになっているのである。
 この中でドンパチ映画のベスト3は「パリより愛をこめて」・「特攻野郎Aチーム」・「バイオハザード アフターライフ」。快感オンパレード!!
 しかし、例外もある。「セックス・アンド・ザ・シティ2」
 エ、何? 「ウン、そうか、そう八さん、H映画と勘違いして行ったんだ」って・・・。
 とんでもない、そりゃ美人が出るのは好きだけれど、この映画は、ニューヨークのセレブな人たちを、お洒落に素敵に描いているから、薬師丸ひろ子の「快感!!!」とは違う「快感!!!」で、うっとりしたいために、見に行っただけである。
 私が行く映画館は、北九州市小倉北区の観覧車もある総合商業施設「チャチャタウン小倉」の中にある「シネプレックス小倉」である。
 私の楽しみは、映画を見た後に、映画を一緒に見に行ったプチピチプリンの女性と、マックの店でバガーとポテトにコーラを買って、イベント広場で行われる歌手やバンドの演奏を聴きながら、ああでもないけれどこうでもないといった類の日常茶飯事的会話を交わし・・・・ならいいけれど、残念無念にして茫然自失、私の横には誰も座っていない。
 と、言うのは「一緒に映画に行こうよ」と誘っても、ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくる映画と言うと、軽蔑の眼差しで私を見て
「行かない!」の一言。いまや、薬師丸ひろ子的女性は姿を消したみたいである。
 こんなに素敵で心躍る映画に興味がないなんて、ホント、女性って解読不可能!!!

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