時は春。何かしら心ときめく季節。そして、また春は別れと出会いが交差する季節でもある。青春真っ只中での別れと出会いはそれぞれの心に多くの想いを刻み込み、そして、大人になっていくものであるが、出会いがあれば、必ず別れというものが訪れる。
どんなにハッピイエンドの恋をして、ときめきのウエディングベルで結婚し、「隣の芝生と奥さんは綺麗に見える」とか「亭主は元気で留守がいい」なんてことはチラとも考えず、ラブラブな結婚生活を送ったとしても、さだまさしが「関白宣言」で
例えばわずか1日でもいい
俺より早く逝ってはいけない
と歌ったように、必ず別れというものはある。
だから、別れは避けられないものだが問題は、出会いの方である。
会った瞬間「アッツ!!!」と分かるようなハッピイな出会いは、ドラマの世界の出来事で、現実には、その出会いがどういう結果をもたらすことになるのか、少しも分からない。
それで、何かに出会っても、それが自分にとって大切なことになるとは気がつかず見過ごしてしまうことが多いような気がする。
だから、出会いをハッピイなものにするには、「エッツ?」と思えるような疑問符付の出会いでも、その出会いを大切にする心を持つことが大切ではないかと思われる。すると、その心が相手に伝わり、かくして「アッツ!!!」という出会いに変わるかもしれない。
ハッピイな出会いというものは、偶然でもなく運命的なものでもない。自分で掴み取るものである。
時は春。出会いの季節である。胸を張って春を奏でる街に出よう。そして、このホームページを見たあなた。この出会いを大切に!!!
また、お会いしましょう。