先月の朝日新聞の「with 読者会議」のページに「最近、ときめいていますか?」という問いに対し、読者から寄せられた体験談が掲載されていました。
読者から寄せられた体験談を分けると
・きっかけは同窓会
昔、好きになった人に再会して・・・。
・ときめきは或る日突然に
近所の人や職場や同じクラブの人に、コンビニの店員さんに病院の看護婦さんに・・・。
・ときめく相手は無限大
孫やペットにキュンキュン、大人のよそおいをまとった我が子にエッ!、配偶者がお洒落に着飾った時にドキッ・・・。
・SNSや仮想世界を通じて
フェイスブックの相手に、スマホゲームの人物に・・・。
今、ときめいているあなたは、どれにあたりますか?
今、ときめいていない人、ときめく相手は無限大ですから、ときめく相手を見つけましょうね。ときめきは「自分へのご褒美」だそうですから・・・。
瀬戸内さんも、以前聴きに行った講演会で話していました。
「わくわく どきどき そわそわ感を失くしたらダメですよ。素敵な男を見たら、年甲斐もなくなんて遠慮しないで、わくわく どきどき そわそわしなさい。彼に相手がいても大丈夫。嫉妬するのも恋の内、いっぱい恋をしなさい」と。
ときめいて、わくわく どきどき そわそわ・・・そう、心は若がえり美しくなって表情も豊かに、そして眉間にしわを寄せることも少なくなるに違いありません。
でも、アンケートに応募した人に共通していたのは、それが「恋以前」にとどまるように
「あくまでも大切なのは今の生活」ということだそうです。相手の生活を思いやりながら、大人として「ときめき」を味わう・・・素敵ですね。
ときめいていない人・・・ひょっとして小泉周二の詩「大すき」の中の一節に書いているようなことが、一つでもあればあなたもときめいているのです。
投稿した読者からの一言です。
「ときめきがあると、日々のいろいろなことを頑張れるんですよ」
大すき 小泉周二
遠くに見えたらワクワクします
近くに来たらドキドキします
目と目が合ったらズキンとします
あいさつできたらボーッとします
離れて行ったらシーンとします
見えなくなったらキューンとします
※ 小泉周二 ーー 1950年生まれ。小学校教諭。1998年日本童謡賞、三越左千夫少年詩賞受賞。掲載の詩は山本健司により作曲され、2000年にNHK全国音楽コンクール小学校の部の課題曲に選ばれた。