固い信念だって・・・

2回目のワクチン接種は6月9日。1回目は、ウジャウジャ人が溢れていて1時間30分もかかったので、2回目は、接種の最終時間にしたら混雑が避けられるかもと思い16時45分にしたんですね。

それで時間ピッタリに接種会場に着いたら、なんと会場はガラーン。受け付けるやいなや次から次へとバトンタチされて、アレヨアレヨという間にチクリが終わり無事終了。接種が終わっての待機時間が1回目の30分から15分に短縮されていたせいもあって、なんと所要時間30分で目出度くゴールイン。

1回目の翌日は腕が痛んだけれど、今回は無傷。わが腕は、1回目の時は未知との遭遇で抵抗したけれど、2回目は「マ、いいか」という訳で迎え入れたに違いありません。

1回目の待たされ時間の手持無沙汰にヘキヘキしたので、今回は、満を期してホラー小説のベストセラー作家 ステーヴン・キングの「アウトサイダー下巻」を読もうと持って行ったんだけれど、まったく読書時間ゼロ。

この「アウトサイダー」って本は、朝日新聞のブックレビューに「翌朝に予定があるなら読み始めてはならない。ページを開いたら最後、止められなくなるからだ」と書いてあったんで、コロナのお陰で「毎日が日曜日」となった私にピッタリの本だったんです。

この本は上下2巻の単行本で2段組。1巻が340頁、2巻が333頁のブ厚さに、超高齢を誇る私、ギョッとしたけれど2日がかりで読み続け、最後のトンデモハップンとなる50頁を読むつもりで、胸をときめかして持っていたのにオジャンでしょ。集団接種はもっと時間をかけて注意深くゆっくりやるべしと、私、不満足気に出たけれど、出てくる皆さん満足気の雰囲気。とかくこの世はままならぬ。

朝日新聞のブックレビューの評者大矢博子さんは「この本で書かれてあるのは、常識の外にある出来事が起きた時、どう対応するかという問いかけだ。・・・見栄や意地を捨て、信念を変える柔軟性はあるか。感染症という未知の敵と戦う現代が重なって見えた」と書いていました。

わがニッポン国の菅ソーリは、就任した時に「携帯料金を下げると共にデジタル庁を作り・・・と世間受けをする政策を発表し、コロナに打ち勝ったオリンピックとして、過去のことはコロリと忘れるお祭り大好きのニッポン人から拍手をもらい、次期総裁選は無競争でハレの総理になろう」という固い信念を持っているんですね。

だから「私、この固い信念を変えるようなヤワな人間ではありません。ハイ」と、何が何でもオリンピックをやろうと・・・。

ワクチン接種に願いをこめて

私、コロナにかかるとコロリと死ぬと云われている恐怖の80年代。
わが街北九州市の新型コロナのワクチン集団接種は、医療や施設関係者に向けて4月から始まり、高齢者に対いては5月3日から受付が開始されました。受付開始直後はメールもつながりにくいと思い、7日に申し込んだら幾百の申込を蹴散らして一発でつながり「19日16時」にたちまち決定。なんとしあわせ!!! 

接種場所は市内に12カ所。当日家から一番近いところにある小倉北区にある「メディアドーム」に行ったところ、バカでかい駐車場に車がギッシり&ギョギョギョ。指定時間の15分前だったけれど、もう呼び込みが始まっていて、行列をつくってバタバタ&ゾロゾロと入場。
検温と手洗いを済ませて場内に入ったけれど、前の接種が終わていないということで待機場所に誘導されると、づらりと並べられたパイプ椅子にギッシリ&ウジャウジャ。座っていると係員が来て本人確認があり待つこと30分で接種場所へ。

後は「予診票」の内容をシミジミ聞かれ、次にお医者さんがやさしく面談、それからおっかなビックリのワクチン注射。最初にチクリだけと聞いていたけれど、注射液がズイズイと筋肉に押し込まれるのが感じられてビックリ&イタタ・・・。だけど美人の看護婦さんだったので無理してニッコリ。
最初はあまりの人の多さに圧倒されていつ終わることやらと心配したけれど、後はベルトコンベアー式にスイスイと上手に誘導され、最後に経過観測の待機場所で30分座ると何事もなく無事開放、ヤレヤレ&ニコニコ。約1時間半で終わることが出来ました。

でも、翌日は腕が痛くなってチョッピリ心配したけれど、次の日には正常に戻り大安心です。
2回目は6月9日となりました。これで両手を振って街を闊歩できるのは2回目以降だけれど、まあ、1回目だから片手を振って街を歩くことにしましょう。

緊急事態宣言が6月1日から延長されると、今やオリンピックについて「ああでもないけどこうでもない」と喧々囂々とあまたの意見がゾロゾロ。菅ソーリいわく、
「オリンピックの開催を決めるのは国際オリンピック委員会」。
そんなアッチ向いてポイみたいな建前論はやめて、ここらで本音を暴露し
「オリンピックを絶対やりたい。だから皆さん協力してほしい」と真情を吐露する時期にきているのではないのでしょうか。
そこで、透明なパネルに文字を映し出すプロンプターなど使わず切々と、
「カクカク&シカジカ&アレヤ&コレヤという理由でどうしてもオリンピックをやりたい」と哀願し、もう非常事態宣言はやりつくしたので
「あと出来るのはワクチン接種を増やして感染者を少なくするのみ。確保したファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチン1億5700万人分を菅ソーリお得意の辣腕をふるって取り寄せ、集団接種場所もアチコチ設置して、全国津々浦々にいる街の開業医さんで誰でもワクチン接種を受けられるようにします。是非、国民の皆さんも接種に協力して頂きたい」と、切々と悲壮な面持ちで訴えればと思うけれど・・・。

ウーン、引くも地獄、進むも地獄に追い込まれた菅ソーリ。どこで判断を間違えたのかと眠れぬ夜をお過ごしのことと、ホント、ご同情申し上げます。

啖呵をきって

福岡県のあるわが街北九州市にも、ついに非常事態宣言が適用されました。

と、云っても超年寄りである私の日常は、昨年から非日常が日常化しているからオタオタすることはないけれど、どうも、街には自称必要早急な用事を抱えた人がウロチョロしているので、街の様相はあまり変わったようには見えません。どうもオカミの威光がいき届いていないみたいです。

世界では、ワクチンの接種が進み、感染者が減少しつつあるみたいだけれど、わがニッポン国は世界の流れに反して感染者が増える一方!!!
これって何故?と思っていたら、朝日新聞の5月11日の新聞に、見開きの2面を使ったスッゴイ広告が掲載されていました。

出版社の宝島社が「緊急事態」と銘打った企業広告です。イラストは、かっての戦争で動員された子供たちが竹やりを持って構えた薄いモノクロ写真に、紙面の真ん中に真赤な日の丸に模したウイルスが描かれていました。

ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。

私たちは騙されている。
この一年は、いったい何だったのか。
いつまで自粛すればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ変わっていないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

ウーン、なんと切れのいい啖呵!!! 宝島社って凄い!!!

お可哀そう・・・

またまた、4都府県に緊急事態宣言が出されたのだけれど、朝日新聞の「朝日川柳 かたえくぼ」に秦野・もやっ子さんの『緊急事態宣言』が投稿されていました。

1度目ーー伝家の宝刀
2度目ーー切れ味鈍化
3度目ーー刃こぼれ心配   —―国 民

新型コロナよりオリンピックの方が気がかりな・・、ン? 間違い、失礼しました。オリンピックより新型コロナの方が気がかりな菅ソーリ・・・トホホホ。

世界に冠たるわがニッポン国の最高権威者である菅ソーリは、
どうにもこうにもならないコロナに四苦八苦させられ、
12月に8人でステーキ会食をして顰蹙を買い、
「別人格」の愛する息子を大臣秘書官にまで取り立てたのに、親父の威光をバックに登場してマスコミを騒がせ、
勢い込んでバイデン大統領に会いに行ったのにテレビにはサラーと流され、
3つの国政補欠選挙で惨敗して、
「コロナを克服したオリンピック」がうたい文句のはずが「コロナに克服されたオリンピック」になりそうになり、
かってお役人に辣腕を振るった菅ソーリだけれど、貧乏くじを引かされて、粉骨砕身し獅子奮迅の働きをしているのに、ホント、お可哀そう・・・。

こんなことになるんだったら、菅ソーリは総裁選挙には出馬せず、国内に人気があるけど党内ではダメな石破ナニガシ氏にソーリになって貰い、コロナで人気を落とさせオリンピックでも不人気にさせてソーリの座から引き落とし、次回の総裁選挙に「ガースー、ここにあり」と意気揚々と高らかに宣言して出馬すれば良かったと、密かに悔やんでいるに違いありません。

総裁選挙で理念を述べ正論を論じてソーリになったのでなく、棚ぼた式に担ぎ上げられてソーリになったのですから、悩み多きソーリになっても仕方ないのでしょうね。

と、云っても菅ソーリはなんたってエライ人ですから、起死回生の大ヒットを飛ばしました。温室効果ガスの削減目標を2050年までに46%に、さらに50%に向けて削減すると発表。ビックリ! 凄い!!  大逆転!!!

でも、2050年って今から29年後。73歳の菅ソーリは102歳になる時なんです。
是非、お身体に気を付けて長生きしてもらい「絵にかいた餅」でなかったと胸を張ってくださいね。

遥かなり映画館

「がまん防」エ?、間違い「まん防」こと「まん延防止等重点措置」が3都道府県に適用されました。

「まん延防止等重点措置」って、コロナが蔓延する前にやる措置って思ったけれど、3都道府県ってコロナがもう蔓延しているんじゃないの?

内容から言えば「非常事態宣言」とあまり変わらないように見えるけれど、「非常事態宣言」と言ったら、世界中から「もう東京オリンピックはダメ」と思われるんでしょうから、苦肉の策として「まん延防止等重点措置」を作ったんでしょうね。やっぱり、菅ソーリって賢いんだ!!!

我が街北九州市がある福岡県は、幸いにも対象となってはいないけれど、「日常」が「非日常」となり、今や「非日常が日常化」してしまって「これが当たり前的感覚」で生活するようになってしまいました。

私、映画大好き人間。それが日常的に言えば、月に2本、年間で少なくても20本以上の映画を見ているのだけれど、非日常となった昨年に見た映画は「命を懸けた伝令」と「鬼滅の刃」に「パラサイト」のたったの3本だけ。今年は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」1本。映画館は手の届かぬ存在になりました。トトホホホ、泣けてしまいそう・・・。

私は、弾を撃って撃ちまくり、敵はバッタバッタと倒れるけれど、わがヒーローには何故か弾にはあたらないとう洋画の「ドンパチ映画」大好き。でも「ドンパチ映画」は上映していないでしょ。仕方ないから私の趣旨に反するけれど、世間の話題についていくために、話題沸騰映画の「鬼滅の刃」や「パラサイト」に「エヴァンゲリオン劇場版」を見に行きました。

アニメも大好きで「エヴァンゲリオン」は、新劇場版の「序」も「破」も「Q」もモチ見ていて、今度のは「エヴァンゲリオン」の最後という訳で胸をときめかしていたのだけれど・・・。

そりゃあまあ、庵野秀明監督だから、アレヨアレヨとスッゴーイ画面が展開されて何も云うことはないけれど、なんとラストになると、いわくありそうなシーンがいくつも展開されて、アッというまもなくTHE END。「だれも知らない終末に向かう」と云う宣伝文句だったから「想像もつかないような凄い豪華絢爛なシーン」が展開されると思うでしょ。でもアッケラカンと終わって意味不明・・・?????

私、82歳でしょ。どうも時代遅れになっているんでしょうね。ニュースで映画館を出る人達が口々に「感動した」とか「涙が出た」とか言っいたのが放映されていたけれど、なんたる不思議。「呆気にとられた」なんて言ったら「バーカ」と云われそうだから、これはここだけにして、云わなかったことにしよう。

庵野秀明さんが総監督した「シン・ゴジラ」の最後のシーンもゴジラのでかい尻尾がアップされたところでTHE ENDとなって、アレコレ言われたけれど、庵野秀明さんてラストは意味深シーンで終わるのが好きなんだ。キット・・・。

庵野秀明さんが監督する映画「シン・ウルトラマン」が近く上映されるらしい。私、子供と一緒にテレビでウルトラマンを見て以来、すっかりウルトラマンファンになって、1991年に刊行された「ウルトラマン研究序説」という本を買ったくらいである。この本は若手学者25人がまじめに分析したという本である。
笑っちゃいけません。なんと第1章「科特隊、その組織戦略と管理にみる人事戦略」、第2章「特科隊、その法律戦略およびハヤタ隊員の法的考察」、第3章「特科隊、その財務戦略と怪獣出現による経済への波及効果」以下第5章まである。ハイ、お堅い本なんです。

「鬼滅の刃」は、登場人物はドッキリするほど目玉がまん丸。ストーリは面白かったけれど、私、コミックは見ていないものだから、まん丸目玉に染まないまま映画は終わっちゃた。
韓国映画「パラサイト」は、アカデミー受賞作品だけれど、ストーリーが私の好みに合わないのでガッカリ。どうも話題沸騰映画には、ついていかなくなったみたい。ウーン、トシだァ・・・。

あとは、私の大ファンの庵野秀明とウルトラマンを待つばかりです。