おいしい話がいっぱい

9月中旬というのに猛暑だって・・・。
暑いというより熱い!!!

そこで、朝日新聞朝刊の8月10に掲載された鷲田精一さんの「折々のことば」を紹介します。
俳優の辰巳琢朗さんが生物学者中村桂子さんとの対談の中で、

「気候がおかしいと言いますが、自然を自然のまま受け入れる感覚を失っていることの方が、まずいんじゃないでしょうか。人間が自分の思いとは違う自然の変化を危機のように語るのはまるで〝既得権の主張〟みたいだ」と話すと、中村桂子さんは
「生き物はつねに〝穏やかではない環境〟の中にあって、ときには絶滅もしてきた」
と、話しました。そして「気になるのはその変化の急激さ」だと。

ウーン、これからは毎年暑さが増すばかりで、10年後には35度以上が夏日、40度以上が真夏日、45度以上は猛暑日、50度以上が酷暑日となり、台風並みのゲリラ豪雨があちこちで起こり、台風は全てスーパ-台風化して頻発し、地球は水浸し状態。
植物も生育できなくなって、ウン100年後には地球のヒト科の生物も生息できなくなる星になっているに違いありません。

最近の気候は「異常気象」ではなくて「通常気候」なのでしょう。
9月になって秋を感じるようになったら、それは「異常気候」なんです。

秋なのに猛暑をものともせず、国会議員のおエライさんたちは猛ハッスル!!!
自民党の総裁選に9人のおエライさんが立候補すると共に、立憲民主党の代表選にも5人のおエライさんが名乗り出て、政界はテンヤワンヤ。

自民党の総裁はうまくいけば、わがニッポン国の総理大臣になるんだけれど、失礼ながら
「この人が総理大臣? エ? 世界を股にして掛け合うことが出来るの?」

自民党は派閥がなくなったから9人もゾロゾロ・・・て云うことは、今迄は「右向け右」と命令一下、ボスの命ずる人に自分の意向とはかかわらず投票していたんですね。

9人のおエライさんの中では、総裁に選出されないのは分かっていながら立候補している訳でしょ。だけど、
「アホみたい」なんて言ってはいけません。

と、云うのは、今回の総理大臣は、ボスが選んだおライ人が総理大臣になるのではなく、それぞれの国会議員が
「私が総理ななる」という固い意志で立候補した人がなるんでしょ。それはそれで「イイコト」なんです。

とは云え「政治資金規正法」がザル法と云われたのに、今頃になって「裏金をなくすためにアレをします、コレをします」なんて、もっともらしいことを云っているおエライさんがいるけど、何故「政治資金規正法」を決めるときに言わなかったのが・・・今頃云うなんて「卑怯千万」。みっともない話である。変節する政治家なんて品格に欠けるみたいです。

しかし、9人のおエライさんは、皆さん、とってもオイシイ話を連発。凄いことですね。絶対総理大臣になったら実行してくれると信じています。
総裁に選出されたおエライさんは、落選した8人の思いをくみ取り、次回の衆議院選挙の時に8人の公約を全て組み入れて自民党の公約にしたら、わがニッポン国の国民にとって「おいしい話×9」となって、自民党大勝利となるに違いありません。

立憲民主党の代表戦には「昔の名前で出ています」人が3人で、とってつけたように女性が一人。自民党みたいに、有名ではないけれど名乗り上げた人がいるというのに・・・人材不足を証明していて「政権交代」がむなしく響きます。

世界では「連立政権」が「常識」となっているのに、わがニッポン国では「非常識」。民主主義のレベルが低いんでしょうね。
かくして、中身は劣化しているけれど、巧妙に看板を差し替えた自由民主党が政権を維持。これって「めでたしめでたし」なの?

ウーン、他にいないんだから仕方ありません。トホホホ・・・。

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