どこにも行けないお正月の三が日が過ぎたら、わが街北九州市は雪がドッサリ!!! 毎年、雪はチラッとささやかに降るけれど、降っては消える雪だったでしょ、もうビックリ!!! どこにも行けない日がズズズーイと続いてしまいました。
ほどほどのお正月が終わってヤレヤレと思った途端、私の住む福岡県に緊急事態宣言が突然発令されて、今度はドッキリ!!!
緊急事態宣言を発表するわがニッポン国の賢明なソーリを見て、私、
「この人のいうことは、絶対聞こうね!!!」と、思わなければならないけれど、
「ハイ、分かりました」と思うだけなんですね・・・すみません。ウーン、ニッポン国でいちばん真剣に国民のことを心配しているに違いないソーリには申し訳ないけれど・・・。
そもそも、コロナ対策のトップは通産省出身のエリート官僚西村経済再生大臣。この布陣が発表された時
「エ? 何故、経済再生大臣なの?」と思ったんです。
本来なら、厚生畑のスペシャリストである田村厚生労働大臣が、コロナ対策のトップに立つべきだと思ったけれど、畑違いの人がコロナ対策のトップに立つている国って、ほかの国にあるの?
ウーン、この布陣を見た時、わがニッポン国の賢明なソーリは
「コロナ対策を柱に経済再生を行う」ではなくって、
「経済再生を柱にコロナ対策を行う」と考えているような気がしたんです。「命が一番」の私は、フーカク考えたりしませんので、この布陣を見ただけで、ついなんとなく胡散臭い・・・エート、これって言いすぎ・・・チグハグ感がただよって、
「この人のいうことは、絶対聞こうね!!!」とはならないんですね。残念!
私、ソーリから言われなっくても、ちゃんとやるべきことはやっているんだけれど、やっぱり私の背中を押してくれる人が欲しいデス。
大晦日の夜は、例年「紅白歌合戦」を見る定めになっているけれど、うちのかみさんが「いい歳をして紅白見るなんって・・・」と軽蔑の眼差し。でも、わが家では幼少のころから、エンエン83歳になるまで紅白を見続けたという輝かしき歴史があるんです。
だけど、今年の紅白で私の贔屓筋の歌手は、さだまさしと松戸谷由美とPerfumeの3人だけだし、それよりもなによりも、うちの「かみさん」は「神さん」だから従わざるを得ないんです。アメリカの作家パーネル・ホールが書いたミステリー「依頼人が欲しい」の中で
人生にはつい忘れがちなことがある。いかに明々白々であり、いかに単純素朴であり、くりかえしくりかえし、忘れてはならじと自分にいましめても。わたしがついうっかりするのは、何があってもけして妻を相手に議論をしようとするな、ということだ。
と、書いてるとおりなんです。ハイ。
それで、紅白は録画して後でこっそり見ることにして、NHKの裏番組「クラッシク名演・名舞台2020」を見ることになりました。ベートーベンイヤーということもあって、3時間45分にわたりベートーベンづくし。地方のオーケストラがベートーベンの交響曲第1番から第8番までのさわりの1楽章を交代で演奏したけれど、九州交響楽団は第4番で私の好きな第7番でなかったのは残念でした。
紅白を見るのは見たけれど、ヤッパ、録画では何故か迫力に欠けるのですね。今年は敗者復活戦をやってみよう!!!