最近は四面楚歌の雰囲気を漂わせているけれど、唯我独尊の誉れが高い我がニッポン国のソーリが言っている通り、どうも景気が良くなっているみたいである。
と、いうのは新聞に掲載されている広告のなんと多いこと!!!
新聞の半分くらいは広告といっていいほである。まして、全国紙にカラーで2頁ぶっちぎりの広告なんてザラである。でも、そんな広告を出しているのは大企業。大企業が儲けているというのはよく分かる。
私は、買う気もないのに広告を見るのは大好きである。広告の大半は「買わなきゃソンソン」的なギラギラ広告が多いけれど、私が好きなのは、
「エ? これって何の広告?」というような、商品とは関係のない素敵なキャッチコピーがついている広告である。
むかし昔の広告だけれど、
恋は、遠い日の花火ではない。油紙みたいにペラペラと単純には燃えないけれど、私の胸の中に、恋心がある・・・。
これって、私の一番大好きなキャッチコピー!!!
エ? 何?「ハハーン、そう八さん、むかし昔、このキャッチコピーみたいなことを、誰かさんに言いたかったんでしょうね。だから、しっかり覚えているんだ」って・・・。とんでもない。それって麗しき誤解である。なんと素敵な表現と思って・・・。ハイ、ウソではありません。
ところで、何の広告かわかる?
これってサントリーオルドの広告。TVのCMでも流れていて、長塚京三さんと田中裕子さんのバージョンの素敵なこと・・・。
最近、見た広告で素敵だったのは、これ!!!
あなたがいて、よかった
そう思う人は、だれですか。
人は、ひとりきりで生きられる。そんな時代かもしれません。
何も話さずに、誰の顔も見ないで一日を終えることだってできる。
でも、ひとりきりで元気になることは、むずかしい。毎日、顔を合わせる人。なかなか会いに行けない人。
もう会えないあの人、いつか会ってみたいその人。
この世界に、心の中に、
いてくれてよかった、と思う人がいる。
そして、そう思ってくれる誰かもいる。きっと。
気持ちと気持ちがつながるとき
そこに、元気がわいてくる。あなたがいて、よかった。そう思い合う人があつまれば、
この街も、あの街も、もっとハツラツになっていく。
ネ、素敵な広告でしょ。カラーで2頁ぶっちぎり、凄いでしょ。
最近の広告だけれど、何の商品の広告か分かる?
こんな広告を出す会社って大好き。でも、何も買う訳でないから、ごめんなさいね。