ウソ? 本当?

 私、その頃は死んでいるから、もういいようなものの、地球は、あと5億年後には、太陽に焼き尽くされて生物は絶滅、75億年後には太陽も爆発して白色矮星となるそうである。
 SF大好き人間の私としては、地球人は、その頃にはナンジャモンジャ星雲のチチンプイプイ星に引っ越すことになると考察しているけれど、その頃の地球人口は600億人といわれているから、600億人もの引越しは不可能であろう。
 だから、引越人を決めるにあたっては、コンピューターで無作為に選ぶにしろ、ハッカーに操作される可能性があるから、きっとインチキなど出来ない古来より伝わるジャンケン勝ち抜き合戦により決定されるにちがいない。
 そうなると、その頃の私のマゴのマゴのそのマゴにそのまたマゴ・・・以下エンエンと続くから、紙面の都合により略・・・は、賭け事に弱い私のDNAを引いているだろうから、負けて残留組となり我が栄えある森家は絶滅・・・と考えると、夜も眠れなくなってしまう。
 でも、ここだけの話しだけれど、遥かなる未来のことを悩むより、人生のアレとかコレとか悩んでいると云った方が、尊敬の眼差しで見られるのではないかと思い、ジャンケン勝ち抜き合戦のことは人に言わないことにしている。
  ところが、である。先日映画「2012」の映画を見て仰天。2012年12月12日には、マヤ暦の終末説の通り惑星直列による太陽の大異変が起き、世界は終わるという映画である。
 映像が凄い。大洪水、大地震、大津波、大噴火と地球が壊れていく様子を、SFXを駆使して、まるで現実!!!
 映画の中でも、各国の政府は、パニックを恐れて事実を隠し通そうとするけれど、現実の世界でも、政府はうさんくさいものと相場が決まっているから、これって映画の空想の話しではなくって、本当に2012年に大異変が起きることがすでに分かっているかも知れないのである。
 NASAは、
 「2012年に異変が起こるということをサポートする信頼できる証拠はない」と異例の発表を行い、映画に描かれていることはフィクションだと言っているけれど、これって、NASAのようなゴリッパな機関がムキになっていうことじゃないでしょ。ムキになればなるほど、アヤシイ!!!
 現実に、2012年から2014年の間に、1000年に1度と言われる太陽の超活動期に入り異常気象が起こると云われているし、今でも、ムチャ寒くムチャ暑くムチャ雨が降りムチャ雪が降りムチャ風が吹きと、ムチャ抜きのおだやか気分の気候がなくなりつつあるのである。
 でも、もし私が生きている間に、地球がブッ壊れるようなことが起きるとすれば、賭け事に弱い私はさっさと引越権を放棄して、俵万智の短歌のように
 「君の言う核戦争のそのあとを流れる水にならんか我と」
の方がいいなァ。
 エ? 何? 「そう八さん、そんな台詞を言う相手いるの?」って・・・。
 ウーン・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)