コップの中の嵐

あれよあれよという間もなく、もう12月も終わり。街にクリスマスソングが流れるとなぜか心弾み、市内で繰り広がれるクリスマスを彩るイルミネーションを見ると華やか気分になるけれど、世界はブルー。
ロシアは占領した土地は俺のものだと言い、イスラエルは、見境もなくカザにミサイルをぶっ放し、ともになすがままの状態。民主主義国家から権威国家に変貌したアメリカは世界に顰蹙を振りまき、地球上で自然もいたるところで異常をきたし、今年はイイコトなしみたいです。

それに比べると、わがニッポン国はまだマシの方かもしれません。
男性が幅をきたしているわがニッポン国に女性総理が誕生!!!
万々歳といいたいところですが、ワーク・ライフ・バランスの時代なのに「働いて」の五重奏を唱えるし、原子力空母 「ジョージ・ワシントン」 の乗船し笑顔で手を振るし、私、ビックリ&ドッキリ&愕然・・・などと言ってはいけません、わがニッポン国のソーリですから「サスガです!!!」と言わねばならないでしょう。

だけど「台湾有事」に関して建前を言わず、つい本音を吐いて大チョンボ!!!
おかげで、中国から嫌がられせが続出。戦闘機からも嫌がらせを受けるなんて、とんでもないことまで起きてしまいました。
でも、本当のことを言ったんですから、ここで「取り消します」んて言ったら、本当にことが起きたら何も出来なくなるから言える訳がありません。

台湾を中国が侵攻するとなった時に、アメリカもそれに対応し「台湾有事」となって、わがニッポン国も何らかの対応をすることになったら、中国は台湾=アメリカ=日本となり、日本が台湾に味方するということは、中国相手に戦争をするということになる訳ですね。
わがニッポン国は、中国に「宣戦布告」をした訳でもないのに、中国からみると戦争を仕掛けられたとみなし、わがニッポン国にミサイルが飛んでくるかもしれません。
高市総理、その覚悟があるんでしょうね。

新任の鈴木農林大臣は、物価対策としてお米の値段が高いから買いやすいようにと「コメ券」を全国民に配布すると発表しました。お米券は1枚440円。10枚貰って4400円。お米5kg。ハイ、これにて終了。・・・ウーン、それって物価対策?
ン? 高いお米が売れなくなると困るという、販売業者の手助けをするってことじゃないの?
農林大臣は物価対策を考えるより、高いお米を安くすることを考えた方が良いのじゃないのでしょうか。

まあ、でもわがニッポン国は、世界的に見れば「コップの中の嵐」。これでも、わがニッポン国って平和な国なんです。
わが森家一族は「コップの中の嵐」もなく、無事に1年を過ごすことができました。
でも、私って87歳のスッゴイ年寄り。毎年マジに見ている紅白歌合戦も、シルバー川柳にあるように

「紅白を 見ているうちに 眠りけり」

という状況を呈するようになって「コップに中のさざ波」が起きるかもしれません。

今年の夢旅人も、今日でTHE ENDです。今年1年お忙しきところ、飽きずにお読みいただき有りがとうございました。
来年も「お年寄りをいたわりましょう」のボランティア気分で、よろしくお付き合いいただければ大大感謝です。

では、心いためることが渦巻いて眠れぬ夜を重ねたこともあったことと思いますが、Deleteキイを押して、来年は素敵な年になりますようにお祈りいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語を含まない投稿は無視されます。(スパム対策)