ちょっと 二言

昨年子供が生まれたのは80万人。過去最低らしい。この調子でいけば2070年は、わがニッポン国の人口1億人は夢の彼方、8700万人になるとのことである。

・・・なんてことは、今さら言われなくっても、ズズズーイと前から分かっていることだが、わがニッポン国の政治屋さん・・・ン? 失礼、政治家さんは、目先のことに忙しくてほったらかしにしていたのである。
ところがわが国の岸田ソーリ、なんとハッタと目覚めて、OECDで最低の子ども関連予算を5~6兆円に倍増し、異次元の少子化対策を立てるそうである。スゲーー!!!

かくして、頭脳明晰な官僚さんたちが、子どもが生まれたら、アレもしてあげますコレもしてあげますと盛りだくさんの案を並べてきて、いいことづくし。さすがに野党も文句の付けようがない。。

だけど、少子化の最大の原因は、結婚する人が少ないからである。
結婚相談の株式会社ZWEIによると、男性の未婚率は平成17年には,25~29歳では71.4%,30~34歳でも47.1%。女性は20代女性が17年には59.0%とほぼ6割の女性が未婚、30~34歳では17年には32.0%。

国立社会保障・人口問題研究所によると、50歳までに一度も結婚しない人の割合を表した「生涯未婚率」は、1980年に男性が2・6%、女性が4・5%。
それが2020年には男性がほぼ4人に1人の25・7%、女性が16・4%にまで上昇した。

結婚した夫婦にアレコレしてあげて子供を産みやすいようにしても、結婚する人が少なければ何もならないのである。
だから、少子化対策というのは、まずは結婚する人を増やすということにつきるのではないか。結婚すれば子供が欲しくなるというのが人の常であろう。

結婚したくても出来ないのは、相手がいないということと、相手がいても給料が安いから、というのが大多数である。だけど、給料が上がるのはいつのことやら・・・と、いうことだから、そこで結婚しようかという即効性のある方法を考えればよいのである。

頭脳不明瞭な私だけれど・・・国が資金を提供するという前提で、
・市町村主催で豪華な食事付きの婚活パーテイを会費無料で常時開催し、結婚したら結婚祝金50万円。
・婚活パーテイに年4回参加した人には努力賞として10万円を与え、35歳までに特別な理由なくして結婚しない人には、独身税を年間10万円を課す。、
・結婚して公団や市営住宅など公営住宅に入居したら、3年間家賃を半額とする。
・出産費用は無料。出産祝金50万円。
・毎月3万円の買物券を3年間交付する。

ウーン、結婚した人を支援し、子育てしやすい環境を作るというのは大事なことだと分かるが、結婚しようとする人を支援する方策を講じないのは何故?

ここで、ちょっと三言。「LGBT理解増進法案」が、成立するらしい。「LGPT法案」ではなくて理解増進する法案だなんて・・・・。
どうして、「この人が好き」と云ったらいけないのか!!!

ちょっと 一言

岸田ソーリって、一見おとなしい顔をしているけれどスゴイ人なんである。あのこわもての安倍前ソーリがやりたくっても出来なかった軍備増強と敵基地攻撃能力、それに原発再稼働をすました顔で実現させたのである。

ウクライナの戦争が始まった途端、わがニッポン国も侵略に備えなければと・・・どうも北朝鮮や中国がわがニッポン国を攻めてくると岸田ソーリは恐怖に陥ったらしい。
だけど、北朝鮮や中国がわがニッポン国に軍事侵略をする大義名分なんてあるはずがない。

侵略しようとする場合、まずミサイルをニッポン国中にまき散らすだろうが、占領するためには海を越えて何万人の兵隊を送らねばならぬ。しかし、わがニッポン国には海という強力な防衛ラインを持っているのである。襲来するミサイルを100%打ち落とすのは至難の業だろうけれど、海を渡ってくる敵の輸送船は100%狙い撃ちするくらい簡単なことはない。

わがニッポン国を金正恩王国のメンバーにしようなんて、途方もない考えを北朝鮮が持つわけがない。中国もすでに経済的には固く結ばれているわがニッポン国と戦争までして乗っ取ろうなんて、ムダにしてアホなことをことをするはずがない。

ウクライナを口実に、北朝鮮や中国から侵略されるかもしれないからと、敵基地攻撃なんて神業みたいな能力を持つ軍備増強をするなんて・・・岸田ソーリって頭脳明晰にして遠謀神慮、権謀術数に富む人に違いない。政治屋、ン? 失礼、政治家の模範としなければならないであろう。

中国が台湾に武力侵略をした場合、わがニッポン国も巻き込まれるから、軍備増強をはからねばならぬとのお言葉である。
でも、中国と台湾はもともと同じ国民。親戚や友人が共にいっぱいいるのに、中国人同士で殺し合いをさせてまでして台湾を侵略するなんて信じられない。

多分、中国は台湾が独立宣言などしないように脅しをかけているに過ぎないのである。台湾は中国の一部であるという原則を傷つけづに現状維持を保ち、その内に台湾に親中国派の政権を成立させ、香港と同じように自由にふるまわせ、最後に香港と同じ運命をたどらせるという筋書きであろう。

中国の脅しに負けて軍備増強にはしるわがニッポン国を見て、中国は余計なことをと苦笑いしているに違いない。

岸田ソーリは広島生まれ。原爆の恐ろしさが身に沁みているから、G7の開催地を広島に持ってきて、G7の指導者の方々に、原爆の恐ろしさを身に沁みてもらおうと考えたのに違いない。とってもエライ!!!と思うのは当然である。

ところが、ウクライ戦争が始まって、燃料費が高騰したものだから、ここぞとばかり岸田ソーリは原発再稼働をさっさと決めてしまった。
わがニッポン国の原発がない地域の人たちも、原発がぶっ壊れても被害が及ぶ訳でないから・・・とまでは言わないけれど
「マ、しょうがないか」という雰囲気になってしまった。

原爆の燃料は原子力、原発の燃料は原子力。だから、原発はぶっ壊れたら原爆が落ちたのと同じである。
わがニッポン国は、原爆を各地に保存しているのである。

ドイツは原発廃止を決めたが、わがニッポン国は海に囲まれ風力発電、温泉に恵まれて地力発電、温暖な地となって太陽光発電と、世界から羨望の目で見られているのに、アレコレダメ理由をつけて原発しかないということになっている{

世界中で、想定外の災害に見舞われ、地球は壊れかけているというのに、わがニッポン国は災害大国であるが、どうも想定外の災害は起こらないと岸田ソーリは信じているらしい。

だから「予算は使い放題でOK、わがニッポン国の技術力を総動員させて自然エネルギーを確保せよ」などと、岸田ソーリが言う訳がない。
決して、電力会社を贔屓にしている訳ではないそうである。

ウーン、G7の広島開催の意義と原発再稼働とはどうしてもつながらない。
岸田ソーリって、一見「温厚風」に見えるけれど、「賢い」うえに「恐ろしい人」かもしれぬ。