今日、新政権誕生・・・ン? 旧政権復活して、まずはともあれ、おめでとうございます。
一強多弱の神話どおりとなって、万歳をする人やトホホと落ちこんだ人に溢れた月末となったけれど、ヤッパ、1強1弱になって、ダメ政権と思われたら、いつでも交代ができるようになってほしいものです。
コロナのおかげで、映画館は休眠状態になっていたけれど、春になると休眠がさめ、イソイソと胸をはって・・・ではなく、人目をはばかりながら映画館に行けるようになりました。
私が見た洋画は「MR.ノーバディ」「ゴジラ対キングコング」「ジャングル・ クルーズ」「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」「フリー・ガイ」「モンタナの目撃者」「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」「キャシュ・トラック」の8本。弾が飛び交って敵はバッタバッタと倒れるけど、我がヒーロには絶対弾が当たらないという素敵なドンパチ映画である。
ここだけの話だけれど、見た映画は「スカッと忘れるドンパチ映画」でしょ。「MR.ノーバディ」は、まったく記憶なし。それ以外の映画はタイトルから内容はホンワカと想像で出来るけれど、ストーリはまったくダメ。ただ「007」も、ストーリーは不明だけれど、結末は今迄のポンド映画と違って「エッ!」と仰天。だから「そんな結末ってあるの?」と、ポンド映画の行く末が心配。
うちのかみさんは「たちまち忘れる映画を見に行くなんて、ムダの境地」と正論を吐くけれど、世の中、正論が通らないことがいっぱい有るから、私、平然として映画館通いをしている。
ドンパチ映画専科の私は、邦画見ないことになっているが、吉永小百合さんの映画と話題作は見に行くことにしている。
「命の停車場」「マスカレード・ナイト」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「パンケーキを毒見して」の4本。
「命の停車場」は当然ながら見た訳だけれど、「マスカレード・ナイト」は女性が「キムタク格好いい! 見たら?」と云われたので、私、女性の意見には弱いという習性があるので、私の趣旨に反したけれど見に行った次第である。
我が街北九州市には、古き良き時代の風情をただよわせる「昭和館1&2」という創業81年という映画館がある。昭和館1は228席、昭和館2は100席といミニシアターですでに上映された洋画・邦画を問わず2本立てで1200円。スゴイでしょ。おまけに飲食物持ち込み自由という嬉しい映画館である。
中国・韓国の3ケ月で開催される東アジア文化都市2020にわが街北九州市が選ばれて、いろいろなイベントが開催されているが「文化×映画」のタイアップ事業として「アートシネマ」が昭和館」で開催されている。
北九州市出身の作家や監督の映画が21本、1日に4本。1週間単位で5週間、最後の週に1本上映、特別料金一本500円也。1日に4本を見たら、ギネスに登録されるかもしれない。
私、洋画専科だから全部見たことがない映画でしょ。わが街を愛する私は「見なきゃ」と意気込んだけれど、4本立てでしょ、いいかげん年寄りの私は見れるのは2本だけ。という訳で私が見た映画は「八月の狂詩曲」「放浪記」の2本に「百万円と苦虫女」「東京タワー」の2本と「砂の器」「閉鎖病棟」2本に「居眠り磐音」と全部で7本。4週間続けて見に行って、いささか「映画にゲップ」。フー、疲れた!!!
「八月の狂詩曲」は村田喜代子さんの原作「鍋の中」を1991年に映画化したもの、「放浪記」は林芙美子の原作を1954年に映画化、「百万円と苦虫女」はタナダユキ監督で2008年に上映、「東京タワー」はリリー・フランキの原作で2007年に映画化。「砂の器」は松本清張の原作で1974年に映画化、「閉鎖病棟」は、帚木蓮生の原作で2019年に映画化、「蜩ノ記」の原作は葉室麟で2014に年上映、「居眠り磐音」の原作は佐伯泰英で2019年上映されたもの、全て北九州市出身である。
なんとまあ、北九州市出身が20人もいるなんて、いささかビックリ!!! わが街北九州市は、ウン、文化溢れる街なんです。