啖呵をきって

福岡県のあるわが街北九州市にも、ついに非常事態宣言が適用されました。

と、云っても超年寄りである私の日常は、昨年から非日常が日常化しているからオタオタすることはないけれど、どうも、街には自称必要早急な用事を抱えた人がウロチョロしているので、街の様相はあまり変わったようには見えません。どうもオカミの威光がいき届いていないみたいです。

世界では、ワクチンの接種が進み、感染者が減少しつつあるみたいだけれど、わがニッポン国は世界の流れに反して感染者が増える一方!!!
これって何故?と思っていたら、朝日新聞の5月11日の新聞に、見開きの2面を使ったスッゴイ広告が掲載されていました。

出版社の宝島社が「緊急事態」と銘打った企業広告です。イラストは、かっての戦争で動員された子供たちが竹やりを持って構えた薄いモノクロ写真に、紙面の真ん中に真赤な日の丸に模したウイルスが描かれていました。

ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。

私たちは騙されている。
この一年は、いったい何だったのか。
いつまで自粛すればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ変わっていないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

ウーン、なんと切れのいい啖呵!!! 宝島社って凄い!!!

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