春爛漫。桜が、蕾からアレヨアレヨという間に華やいでパッと満開。
なんだか心騒いで、お花見をしなきゃソンソンって気分になってしまう。
と、いう訳で、4月の第1週の後半に「花より団子」方式によるお花見に行く計画はあるけれど、天気予報はズズズーイと青空オンパレード。だから、きっと、桜散る樹の下での花見になるに違いありません。
ウーン、私、黄昏時の人間だから、桜散るお花見の方がお似合いかも・・・。
だから、良寛和尚の辞世の句
散る桜 残る桜も 散る桜
の心境に似てと言いたいところだけれど・・・私、良寛さんと違って平・平凡人でしょ。そんな悟りの境地にほど遠い人間だから、俵万智の
散るという 飛翔のかたち花びらは ふと微笑んで枝を離れる
のように、素敵心境で散る桜を見ながら、お花見をすることにしています。
でも、春の日差しの中で豪華絢爛に咲き誇る桜と違って、ライトアップされた夜桜は、ほんのりお色気が漂って素敵ですね。糸満久美子の
夜桜を見に行かないかと君がいう 思いきり幸せを抱きしめる瞬間
ウーン、そうか、夜桜を見に行った後は、きっとアレするんだ・・・。
エ?、何? 「そう八さんって、ヒンがないわね。そんなことを連想するなんて」って・・・。
エーット、それは誤解です。アレというのは、アレのことではなくって、アノことなんですから・・・。
清く正しく黄昏ている私が、そんなヒンのないことを考える訳がありません。ハイ。