5月がスタート。私が一番好きなミュージシャンは井上陽水。そして陽水の曲の中で一番好きな曲は「5月の別れ」
だから、私の好きな季節は5月。
5月の別れ
風の言葉に諭されながら
別れゆくふたりが5月を歩く
木々の若葉は強がりだから
風の行く流れに逆らうばかり鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり
残された青空が夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる
陽水が好きなのは、彼が紡ぐその歌詞。爽やかなメロデイにのせてこの歌詞が流れると、まさにピッタリ5月がいっぱい。
そしてゴールデンウイーク!!!
バンザイばんざい万歳・・・と、云ったのは、むかし昔のそのまた昔の話。
いい加減年寄りの私にとって、あまり関係のない話だけれど、どこか行かなきゃソンソン気分になるから不思議である。
と、云う訳でTVニュースは、空港も駅も旅をする人がウジャウジャといっぱい。どうも、景気が良くなったみたいである。
あなたも、そのハッピイな一人?
とは云え、アベノミックスとはほど遠い世界に住んでいる恋人達は、そう、馬場あき子の短歌のように
温かき春の河原の石しきて背中あはせに君と語りぬ
と、ここは名所旧跡でもなく、レジャーランドでもなく、なーんにもない河原だけれど、それでもしみじみと幸せ感じる気がします。
ウン、これって恋の原点!!!
ネ、素敵でしょ。お金や暇がなくっても大丈夫デス。
※ 馬場あき子ーー1928年生まれ。歌人、文芸評論家。短歌結社「かりん」主宰。日本芸術院会員。歌集に「暁すばる」など。