きたきたまさしの北九州

 我が家の息子三人のうち、二人は長野と名古屋に住んでいる。
 その息子は二人とも、わが街北九州市のことがTVのニュースに出ることはめったにないけれど、たまに出たら
 「暴力団がピストルをドンパチ撃ちまくる事件ばかり」と嘆くことしかり。すっごく、肩身の狭い思いをしているとのことである。
 どうも、本土の紳士淑女の皆さんは、わが街北九州市のことを、「暴力都市」と思っているらしい。
 それって、トンデモハップン!!!
 一つ事件が起こると「一事が万事」と、わが街北九州市は「ドンパチ溢れる街」と早合点しているようだけれど、これって「針小棒大」大いなる誤解である。
 わが街は「パトカーとおまわりさん溢れる街」だから、すこぶる付の「安全都市」となっているのである。ホント、泥棒さんも敬遠する街となっている。
 エ、何? 「私の街は暴力事件は1つもないし、お巡りさんも見ないけれど安全都市だよ」って・・・。 
 ウーン、つべこべ言わずに、いづれにしろ「安全都市」なんだからいいでしょ。
 その証拠に、NHKTVで恒例の「今夜も生でさだまさし」が8月31日0時5分から1時35分まで放映されたのだけれど、それが、なんと今回は
 「きたきたまさしの北九州」
 むろんわが街のNHK北九州局にさだまさしが来て生中継。
 「今夜も生でさだまさし」は、「素敵溢れる街」に行って生中継することになっているから、当然ながらわが街北九州市は、
 ウン、「素敵溢れる街」なんである。凄いでしょ!!!
 ところで、みんな、見た?
 エ、見てないって・・・。そんな真夜中にTVを見たら、翌日の仕事に差し障るって・・・。
 ウーン、残念!!!
 これを見た人は、わが街北九州市は「素敵都市」だと、分かったにちがいありません。
  この番組は、簡単に言えば、視聴者から寄せられたハガキをさだまさしが読むだけだけれど、さだまさしの軽快なトークが何故か楽しく面白く、深夜にもかかわらず、いいかげん年寄りの私も、ハマってしまい、ついつい見る羽目におちいっている。
 それで、毎回観覧募集がなされるのだけれど、30名ばかりでしょ。ウン10倍の競争率を誇っているから、当たる訳がない。クジ運ゼロの私は当然ながら落選。
 番組では、紙芝居方式でご当地の案内もなされるけれど、番組の名物となっているのは、小針画伯がホワイトボードに描くイラスト。
 今回画伯が描いたのは「若戸大橋&関門橋」。
 若戸大橋は、洞海湾にかかるる戸畑区と若松区を結ぶ橋で全長367m。1962年の建設当時は東洋一と云われた橋である。今は、海底地下トンネルも出来てすこぶる便利。
 関門橋は、皆様ご存じの九州と本土を結ぶ橋。デカークって、九州人はニッポン一の橋と思っている。
 小針画伯のイラストは、なんたってホワイトボードに描かれているだけだから、番組が終わったら消される運命になっているらしい。
 ホント、もったいないけれど、NETでNHKオンラインの「今夜も生でさだまさし」を検索してもらったら、「きたきたまさしが北九州」が小針画伯のイラストも含めて掲載されていますので、是非見て下さいね。
 乞う、ご期待。

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