人生の扉をノックして・・・

 12月!!! ミイハー音楽好きの私にとって、素敵溢れる月。
 何故って、ベートーベンの「第九交響曲」の演奏会があるでしょ、クリスマスソングが流れるでしょ、NHK紅白歌合戦があるでしょ。みんな大好き!!!
 ベートーベンの「第九交響曲」って、ミイハーの音楽じゃないって言うかもしれないけれど、12月になれば我がニッポン国の何処かで毎日「第九」の演奏会をやっているのだから、ベートーベン様に悪いけれど、これってミイハー化してる証拠。
 それに、ミイハー音楽好きの私までが、12月22日に北九州市の厚生年金会館で行われる演奏会に出るんですから・・・ホント、ベートーベン様ごめんなさい。
 そして、クリスマスソング。12月に入って、街にイルミネーションが輝きクリスマスソングが流れだすと、心弾んで、何かしらイイことありそうな気がする。
 私の好きなクリスマスソングは、昔からある洋楽系のものも無論好きだけれど、松任谷由美・薬師丸ひろ子・尾崎亜美や山下達郎・松山千春・矢沢永吉・浜田省吾などが1980年代~90年代に歌ったクリスマスソングが大好き。その頃のテープを引っ張り出して、古き良き時代をウットリ思い出して聴く。
 「フーン、そう八さん、そんなに素敵な思い出があるの?」って。
 エーット、そうじゃないって・・・。あの頃のクリスマスソングって、振られて寂しいクリスマスという内容の曲が多いんデス。惚れっぽくって振らっれぽい私にピッタリ。
 でも、哀しいことも時が過ぎれば、素敵な思い出に変わるものなのデス。ハイ。
 それから、紅白歌合戦。今年は、絶対私の好きな竹内まりやが出ると確信していたら、なんとダメ!!!
 だって、NHKFMの11月30日19時20分から22時まで「サウンドミュージアム」に竹内まりやが出演。「30年の歴史を名曲と本人のトークで」と2時間半以上にわたって素敵な番組を組んだでしょ、それから、11月24日の21時からのNHKTVの「ニュースウオッチ9」のニュースの中でなんと5分間も30年を迎えた竹内まりやを取り上げたでしょ、それにNHKの音楽番組「SONGS」に2度も出演しているでしょ、おまけにNHKの朝の連続テレビ小説「だんだん」の主題歌「縁の糸」を歌っているでしょ。
 これだけエンエンと取り上げたのだから、今年の紅白、絶対出ると思うのは当然のコンコンチキ。それがダメだって!!! 
 連続テレビ小説の「だんだん」は見る暇ないけれど、他はゼーンブ見たり聴たりしている私としては大憤慨。今年の紅白なんか見ない!!!と啖呵をきりたいけれど、これってきっと犬の遠吠え。
 それに、今年の紅白は名前も曲も初めてという歌手が多いけれど、きっとピチピチプリンしている歌手が多いのだろうから、ヤッパ、ミイハーの私としては見らざるを得ないであろう。
 昨年、「R35」というJポップスのラブバラードを集めたCDが発売されて話題になったので、ミイハーの私は、早速買いに行った時のことである。
「R35ある?」と聞いたら、うっすらハゲ模様の私をマジマジと見て 
「これがR35なんですけど・・・」と、CDを持ってきたものの疑惑の眼差し。
 そりゃ、「R35」のキャッチフレーズは「35歳のあなた、もう一度妻を口説こう」というのだけれど、なにやら、うっすらハゲ模様の私が買ったら、オカシイという雰囲気モリモリである。それで、
「エート、頼まれたものだから・・・」と、私はモグモグ弁解しながら買ったという苦い経験がある。
 以来、私はCDを買うときは、自分で探して問答無用とばかりレジに持って行くことにしているから、今回、竹内まりやの3枚組みのベストアルバム「Expressions」は、疑惑の眼差しなしに無事に買うことができた。
 このアルバムには、私の好きな「人生の扉」も無論、収録されているけれど、うっすらハゲ模様の私などは、年の終わりにこの曲を聴くと、過ぎ去った1年を惜しむより
「またひとつ、人生の扉を開けることが出来るんだ」と、明日への想いにニッコリしてしまう。

満開の桜や 色づく 山の 紅葉を
この先 いったい何度 見ることになるだろう
ひとつ ひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとり ひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

 なんだかんだの2008年も、もうすぐ終わり。今年1年、この夢旅人と一緒に旅をしていただき有難うございます。
 来年、人生の扉を開けたら、どんなことが待っているのかお楽しみ・・・・ならいいのだけれど、ままならぬのが人生ならば、せめて愛する人のために生きてゆきたいものです。
 どうぞ、よいお年をお迎えください。

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