ここでコマーシャル


ドカーンとばかでかい大広告!!! とってもビックリでしょ。そう、ビックリさせるために掲載したんですから、仕方ありません。
この広告は、合唱団「北九州をうたう会」が出演する演奏会の大々的な広告なんです。
実は、この「北九州をうたう会」を25年前に立ち上げた事務局長が引退することになり、白羽ならいいけれど、何故か黒羽の矢が私に刺さって事務局長にさせられてしまいました。
私、5年前にこの合唱団を辞めていますし、私の賞味期限は80歳と公表しているでしょ、だから
「出戻りの上に、賞味期限切れ、おまけにうっすらボケ模様、使ってはヤバイ」と力説したにも関わらず、抵抗むなしく事務局長・・・トホホホ、アホ丸出し。
女房からは、80歳になったら引退するのが世の習いなのに、人がいいのもホドがあると、叱られています。
演奏される合唱組曲「北九州」を作曲した人は、オペラ「夕鶴」や「花の街」、「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね」の童謡を作曲した團伊玖磨さん、作詞は栗原一登さん(女優・栗原小巻さんのお父さんです)。演奏時間45分という大曲です。
合唱は「北九州をうたう会」が120名、11校の中学校・高等学校の合唱団、7つの児童合唱団に小倉祇園太鼓が加わって合計約420名の大合唱、、北九州交響楽団の演奏で盛大に歌い上げることになっています。
常連のお客さんは、第九交響曲を聴くともう年の暮れと思うように、毎年3月に開催される組曲「北九州」の広告ちらしを見ると、もうすぐ春なんだと思っているそうです。この合唱組曲は、わが街の風物詩なんですね。
と、いう訳で、わが街に住んでいる方は、このプログを見たら絶対聴きに行こうという気になるにちがいありません。どうぞ、下記の問い合わせ先にお電話のほど・・・。

エ? 何? 「エラそうに言ってもダメ。こんな陳腐なコマーシャルでその気になるわけないじゃないの」って。フーン、世の中、キビシイんだ。ガッカリ。では、超低姿勢になって

「お願いですから、聴きに来てくださいね.お願い! お願い!! お願い!!!」と、頭を90度下げる。

「ネ、これでいい?」

でも、世界のあちこちでこのプログを見ている方は、聴きに来れない訳ですから、ポスターを見て聴いた気分になってくださいね。

問合わせ先・・・(公財)北九州市芸術文化振興財団 音楽事業課 ℡ 093-663-6661

すっかり年寄り

今年は、平成最後の年、そして私、傘寿の年。

私、12月31日までは70歳代。翌日になると、なんと80歳代! ガッカリ!! ショック!!!

70歳代と80歳代とは、エライ違いである。一日にして「オジーチャン」から「ジジイ」に激変。「オジーチャン」につく形容詞は「可愛いオジーチャン」とか「お洒落なオジーチャン」とか「素敵なオジーチャン」とか有るけれど、「ジジイ」につく形容詞は「くそジジイ」とか「すけべジジイ」とか「耄碌ジジイ」とか碌なものはない。その「ジジイ」に私がなったのである。トホホホ!!!

私、自分の年を誤魔化すために、今迄はシレーとして「いい加減年寄り」と称していたが、それでは「看板に偽りあり」と言われそうだから、今後は「すっかり年寄り」と称せなければならないであろう。ウーン、残念である。

という訳で、70歳代最後の日は「第68回紅白歌合戦」

この番組はわが家の伝統として、初めから終わりまでズズズーイと見ることになっている。女房は、軽蔑の眼差しで私を見るけれど、私、「すっかり年寄り」でしょ、伝統は守らなければならぬ。

でも、若い人の歌手の名前も曲名もチンプンカンプン。舌をかみそうな名前がゾロゾロ出てくる。だから、J-POPの男性グループが出てきた時は、オシッコに行ったり、女房と不朽の会話を交わしたりして、うわの空で見ているけれど、女性グループが出る時は、マジマジと見ることにしている。

エート、誤解を招くかもしれなから断っておくけれど、脚をピョンピョン上げながら歌うのでそれをしっかり見るためではない。可愛い顔を見ながら聴いているのである。視線は下半身には絶対いっていませんので・・・ハイ、念のため。

といっても、脚ピヨンピョンだから・・・ン? 訂正、顔が可愛いからという訳ではなく、私のお気に入りのグループがあるんです。それは「Per fume」

彼女たちが最初に紅白に出演した時、電子楽器を駆使した摩訶不思議な歌声のなんと素敵なこと・・・その一見「ロボット風の踊り」のなんと素晴らしいこと・・・それに歌に合わせてステージに映し出される映像がなんとお洒落なこと・・・3拍子揃っていてすっかり大ファンになりました。

今年歌った曲は「TOKYO GIRL」 初めて聴く曲だけれど、Per fumeの曲は、聴く前から「すべて良し」となっているので、大満足して見ました。

あと、気に入ったのは、松たか子の「明日はどこから」と、高橋真梨子の「for you」  何故か、毎年のことだけれど男性の歌手はいないんです。43人も出演して大好きなのはたった3人だけと言うのはチョッピリ淋しいけれど、私、「すっかり年寄り」だから仕方ありません。

年が明けて冬晴れの2日に三社詣りに行きました。「蒲生神社」に「篠崎神社」に「妙見神社」。

駐車場に入るのに20分。お参りすのに30分はかかったけれど、恒例のおみくじを引くと「末吉」「吉」「吉」。しみじみ読んで良いとこ取りをして、3本まとめれば「大吉」とみなすことにしました。

私、「すっかり年寄り」に変貌させられたけれど、きっと

「いいことあるさ」と信じて、私のお正月はTHE END。まずは、めでたし 目出度し。

生きているということ


お正月がきた。

と、いう訳で世間的には

明けましておめでとうございます。

と、なるけれど、残念無念! 口惜しい! ことには、私、今年はなんと「傘寿」になるんです。

皆さんは「傘寿」なんて、ほど遠い世界の話と思っているでしょうから、何歳のことをいうのか知らないでしょうね。そこで、イヤイヤながら教えてあげるけれど80歳なんです。私的には、今年のお正月は「傘」という冠付の年明けだから、ちっともめでたくありません。

佐藤愛子さんの「90歳。何がめでたい」という本が今年のベストセラー第1位になったけれど、私、すでに80歳にして「何がめでたい」の境地!!!

凄いでしょ。私、80歳にして、かの有名な佐藤愛子さんと同じレベルに達しているなんて・・・。

エ? 何? 「ウン、それってそう八さんの頭がおめでたいってことでしょ」だって・・・。

ホント、失礼!!! 私、すっかり素敵気分になっているのに、水を差すようなことは言わないでくださいね。

エート、とにもかくにも、私、今からは「傘」をさして生きていくことになるのだけれど、ドシャブリの雨の中を歩いている人や、まぶしい青空の下を歩いている人や、いろいろな人がいることと思いますが、みんな生きていることにちがいはありません。

谷川俊太郎が「生きる」という詩を書きました。周りの風景は違っていても、生きているということはこんなことだよ、とこの詩を書きました。

今から始まる1年に、いろんなことが起こるにちがいありません。でも、今、生きていることを信じて・・・。

生きる        谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎていくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

※ 私の近況を載せた今年の年賀状を、「ご挨拶」の頁の末尾に添付していますのでお読みください。