時の過ぎゆくままに

『ハードボイルドに恋をして 2』は「時のすぎゆくままに」というタイトルで、「人生」「時」「青春」「若さ」「衰え」に関する名言集です。お気に入りの台詞があれば嬉しいけれど・・・。お暇な時にお読みください。

人 生

・・・ゆっくりと歩いてゆくリースを見送りながら、人間は一生のうち何度ぐらい人生をやり直せるものだろうかと思った。

早川書房「酔いどれの誇り」ジェイムス・クラムリー/小鷹信光訳

その日、その日を何げなく過ごしてもそれほどひどい事は起こらない。人生は単調なものだと感ずることはあるだろうが、われわれは、そんな人生が気に入っているのだろう。

早川書房「黒い風に向って歩け」マイクル・コリング/木村二郎訳

「これで彼女はぼくのことを思い出してくれるよ。・・・風が吹きすさび、海が荒れ狂うたびにね。人間は誰にも思い出してもらえないままで一生を終ったりしちゃいけないんだ」

早川書房「小さな土曜日」アーウィン・ショー/小泉喜美子訳

それから、おれの人生の貯蔵庫の中に、ひとつふたつプラスがはいっていないかと扉をあけてみた。それが間違いだった。おれはいきなり中からどっとあふれ出したマイナスの奔流の下敷きになった。

早川書房「怪人ホーホー博士」ロス・H・スペンサー/田中融二訳

どこまで信じてよいかわからないが、すくなくとも、彼女の人生観は九九換算表のように冷たいと思ってよいだろう。

二見書房「スキャンダラス・レディ」マイク・ルピカ/雨沢泰訳

貧すると、人は哲学的になるらしい。
「人生が思いどおりにいくことなんてあるのかな?」

文芸春秋「悪い奴は友を選ぶ」T・ホワイト/松村潔訳

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