超大金星だけれど・・・

ホント、驚き木もももの木山椒の木!!!

なんと、ワールドカップ日本大会で、我がニッポンチームがアイルランドに勝ったなんて・・・。

私、スポーツ音痴で、ましてラクビーのラの字も知らなかったけれど、我が街北九州市に英国西部のラクビーウェールズが練習に来て以来、たちまち君子豹変してラクビーファンに大変身。

エ、何? 「そう八さんは君子じゃないでしょ。どさくさまぎれに格好つけないでね」だって・・・。

だって、他人がどう思おうと、私自身が君子と思っているんだから、間違いありません。ハイ。

エーット、そういう訳で、テレビのスポーツ番組は、愛する我がジャイアンツが勝っている試合以外は見たことがないけれど、大変身した以上、ラクビーの試合は見なければならないでしょ。

だけど「ノーサイド」と言われても「それ何?」と言う次第だから、ルールなんて無視。とにもかくにも、相手方にボールを入れたら勝ち、と言うことは分かっているから、ハラハラドキドキで見た次第です。かくしてバンザイばんざい万歳。良かったですね。

6月頃、私が所属している合唱団「北九州をうたう会」がお世話になっている北九州市文化振興課に打ち合わせに行った時「ラクビーウェールズの公開練習があるから、その時ウェールズの国歌を歌って下さいね」と言われ、私、キョトン。

全く知らなかったけれど、なんと、ウェールズが、一昨年完成したばかりのサッカー場「ミクニワールドスタジアム」で公開練習をするとのこと。ウェールズは「歌の國」だから北九州の歌声で迎えようとい算段である。

その時、原語で歌いますと言われて渡された楽譜を見ると、チンプンカンプン。でも「ウェールズ語の下に書いてあるカタカナ語で歌えば大丈夫」ということで、私、まったく楽譜を見て練習なんてしていなかったけれど、

「まあ、なんとかなるさ」というお得意の楽観精神で、当日の開場1時間前に会場に隣接する公園の練習場に行った次第です。

練習場に行くと、楽譜を持った自信満々的な皆さんがいっぱい。歌手の村田巧さんと田中美里さんの指導で練習が始まったけれど、おっかなびっくりの私の周りは、幸せなことに上手な人ばかり。その声についていって、なんとか落ちこぼれ気味の私もたった1時間の練習だったけれど、ウエールズの国歌「Hen Wlad Fy Nhadau」と応援歌でもある讃美歌「Calon Lan」を、なんとかカタカナ語で歌えるようになりました。

公園の周囲は入場を待つ人々がズラズラズラーと並んでいたけれど「すみませんね」と言いながら、我々合唱団は優先的に会場に入って正面の指定席に座ることが出来ました。

練習開始時間が近づくと、サッカー場は人・人・人。それでも、入場を待つ人が絶えずウェールズの「みなさん入場が終わってから開始しましょう」との思いやりで、開始時間が30分も遅れた次第です。かくして超満員で入場者数は15000人。

練習開始ということで、ウェールズの選手が会場に入ってきた時に「ウェールズ国歌」をバカでかい声で歌って、選手の方々もびっくり、両手を振って喜んでくれました。

練習は「スッゴイ」の一言。タックルの練習で選手がマットを前に持った相手にぶっつかっていくと、マットを持った相手は5メートルも吹っ飛ぶんですよ。練習試合もあったけれど、あれよあれよというまにTHE END。

会場となった小倉の街は、至る所でウェールズカラーの青で染められて、ウェールズラクビー協会のディレクターが「このような経験をしたことは一度もなかった」と、メディアに伝えていたとのこと。北九州のおもてなしの心が伝わったみたい。落ちこぼれ歌声の私、嬉しくってハッピー。

でも、ここで大問題が発生。ウェールズは、今年ヨーロッパゲームで1位となっった強豪チ-ムでしょ。北九州市民一同、ウェールズが優勝するよう応援しますと誓ったのに、なんと我がニッポンチームはAグループで勝ち点9で第1位。Dグループのウェールズも勝ち点9で第1位。

かくして、優勝戦で我がニッポンはウェールズと対戦することになるに違いありません。

ウーン、どうしよう?

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