感性ぼろぼろ

私、今年今までに見た映画は19本。洋画専科なので邦画はあまり見ないことになっているけれど、今年はなんと7本も見ている。我ながらビックリ!!!
私が見た洋画は、ほとんど我がヒーローがピストルを撃って撃って撃ちまくり、敵はバッタバッタと倒れるけれど、何故か我がヒーローには弾が当たらないという「スカット爽やかドンパチ映画」である。
したがって、ドンパチシーン重点主義だから、ストーリはああしてこうしてああなってと、手を変え品を変えご都合主義で展開するけれど、まあ、最後はめでたし目出度しのワンパターン。
だから「アレッ、どんなストーリだっけ」と、1週間もすると「スカット忘れるドンパチ映画」でもある。
それに、かてて加えて映画のタイトルは「ダークプレイス」とか「オデッセイ」とかカタカナ語でしょ。私、生粋の日本人なので、カタカナ語で書かれたら、どんな内容の映画なのか想像もつかない・・・てなことをトクトクと言うと、うちのかみさんは「タイトルのせいではない。それはボケの始まり」という。ホント、失礼な話である。
せめて、洋画のタイトルをニホン語で書いてもらえば
「それはボケの始まり」なんて言われなくってすむハズである。ホント、翻訳者のみなさん、手抜きしないでくださいね。
それに比べると、邦画のタイトルは一目瞭然。今年見た邦画は「エヴェレスト~神々の山嶺」「家族はつらいよ」「中島みゆき 夜会VOL18」「MOZU」「私たちのハアハア」「シン・ゴジラ」「君の名は」の7本。エーット「シン・ゴジラ」は2回見に行ったから、回数は8回。
ネ、これって映画を見てなくても、タイトルだけでそんな映画か分かるでしょ。・・・ウーン、でも「私たちのハアハア」は無理かな? これは高校生4人がライヴを見に行くために、自転車で我が街北九州市から東京まで行こうという青春映画。だから、ハアハア言いながら行くって訳。
洋画は、ドンパチであれば見境もなく見に行くけれど、邦画はマジ目的意識を持って見に行く。エライでしょ。
「エヴェレスト~神々の山嶺」はモチ憧れの山だし、「家族はつらいよ」は山田洋次監督の身に染む熟年離婚のコメデイだし、「中島みゆき」と「シン・ゴジラ」は、ファンなら見に行くのは常識だし「MOZU」と「私たちのハアハア」は我が街北九州市がロケの舞台だったし、「君の名は」は・・・エーット、これって、65年前頃超有名になったメロドラマと同じタイトルの映画だったでしょ。だからそれのリメイクと思っていたし、アニメはジブリとエヴァンゲリオン以外は見ないことにしていたので、当初は関心ゼロ。
ところが、観客数がゴジラを超えたという失礼なニュースが流れるし、TVニュースで観客の方々が「感動した」とか「涙が溢れて」とか「もう一度見に行きます」とか話しているシーンが写しだされるでしょ。2度見に行きたいという心情はゴジラで体験したので
「ウーン、そうか。そんなに凄い映画なんだ」と、世間の話題に付いていくためにも見に行った次第である。
ところが、である。画面が綺麗でカットも素敵でこれは文句なしだったけれど、「感動した」とか「涙が溢れて」とかいうシーンは、なかなか訪れずあれよあれよという間にENDマーク。
まあ、最後の「君の名は」と二人が互いに呼び合うシーンは胸キュンしたし、SF大好き人間としては、SF仕立てのストーリイは気に入ったけれど、やっぱゴジラの方が最高・・・「君の名は」ファンの方ごめんなさいね。
しかし、よく考えたら、私、いい加減年寄りでしょ。私の感性はボロボロに錆びついていることに気付かされてしまった。
ウーン、そんなことこだったら、見に行かなきゃよかったと思ったけれど、これって仕方ないことなの?

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