ピースとハイライト

 8月7日の朝日新聞の広告を見てスッゴイ! ビックリ!! 
 なんと、サザンの4ページにわたるCD「ピースとハイライト」の全面広告が載っていたのである。2ページの全面広告はよく掲載されているけれど、4ページというのは記憶にない。
 私って、下衆にできているから、広告を見て思ったのは
「この広告料、全国紙全部に出したのだったらウン千万円?」
「タバコの宣伝をサザンがするの?」。
 ホント、これってピントはずれ。
 この曲はメッセージソングで、「ピース」は”平和”、「ハイライト」は”もっと日の当たる場所”という意味だそうである。
 この広告は、サザン復活35周年ということで、自動車会社&生命保険会社とタイアップしたCDの宣伝だけれど、紙面構成がスッゴイ! ビックリ!!
 無論、「ピースとハイライト」の歌詞は掲載されていたけれど、それよりもスッゴク! ビックリ!! したのは、2ページにわたり各界の第一人者10人がこの曲に寄せる想いを書いた「VOICES TO サザン」。
 これに寄稿したメンバーは、放送作家の小山薫堂でしょ、歌人の俵万智でしょ、思想家の内田樹でしょ、経済アナリストの森永卓郎でしょ、精神科医の齋藤環でしょ、衆議院議員の有田芳成でしょ、爆笑問題の太田光でしょ、精神科医の香山リカでしょ、作家の阿川佐和子でしょ。コラムニストの泉麻人でしょ。
 10人が寄せた個性的なセンス溢れるコメントは、楽しく読ませてもらったけれど、私の大好きな俵万智のコメントはこれまた、スッゴク 素敵!!!
 「愛と毒のあるこの歌詞にしびれた。”ピースとハイタイト”。ここにある言葉は砂場で遊ぶ子供から一国の命運を握る政治家まで、それぞれに向けた色彩を帯びて届く。79年のコンサートに行ったとき、自分はまだ高校生だった。時代を映してきた、いや時代そのものだったサザンの音楽。今は、桑田さんにここまで歌わせる時代なのだと思う。うん、20世紀で懲りたこと、いっぱいあるはず」
 そう、「ピースとハイライト」はメッセージソング。今までのサザンのサウンドとは異なる政治的な色合いを込めたこの曲は、ファンからは「?」と思はれたかもしれないけれど、それを承知で桑田佳祐がこの曲を作ったのは、俵万智のコメントにあるように
 「時代を映してきた、いや時代そのものだったサザンの音楽。今は、桑田さんにここまで歌わせる時代なのだと思う」 
ウーン、そう時代なんですね。残念・・・・。

 この広告、質も量も今年の広告ナンバー1と思うけれど、この企画をした広告代理店のセンスって、スッゴイ!・・・でも、これって桑田佳祐との合作でしょうね、

 ところで、広告が出た2日後にNHKTVで「30周年スペシャル 復活! サザンオールスターズの流儀」が放映された。
 この番組で、私の好きな「夏をあきらめて」などのヒットソングが演奏されたけれど、圧巻は、今度販売されたCDの収録曲「ピースとハイライト」「蛍」「栄光の男」「人生の散歩道」4曲も演奏されたのである。
 ハイ、4曲ともいい曲ばかりです。とっても納得。
 「ピースとハイライト」と「蛍」「栄光の男」は重たい曲だけれど「栄光の男」は、我が愛するジャイアンツの長嶋さんをモチーフにした曲だし、「蛍」は映画『少年H』を見に行った時に、「永遠の0」の予告編に流れていて胸キュンした曲である。
 そして原由子が作詞した「人生の並木道」は、明るく軽やかで黄昏時の私向き。
 そんなこんなで、今度の新曲はゼ-ンブ大好き!!!
 でも、桑田佳祐さん、ごめんなさい。まだこのCD買っていません。
 だって、NHKで放映された番組、チャカり録画しています。それで、この録画を何度も見ているものですから・・・。ホント、ごめんなさい。

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