「風に吹かれて 2010」の記事

 あっと言う間に、時は駆け抜けてもう12月15日。
 街はクリスマスに溢れイルミネーションに染まって、流れてくるクリスマスソングを聴くと、何故か、私、いい年をしているけれど心弾む気がする。
 私は、絶対クリスマスソングが大好き!!! パソコンに向かっている時のBGMは、いつもクリスマスソング。
 ニッポンのクリスマスソングは、定番の山下達郎の「クリスマスイブ」をはじめ、「一人っきりのX'mas night」とか「会いたいロンリークリスマス」とか切ない曲が多いけれど、アメリカのクリスマスソングは「Happy Christmas」と、クリスマスを楽しく歌いあげている曲が多いようである。
 陽気なアメリカ人とニッポン人との国民性の違いが如実に現れているのが、クリスマスソングなのかもしれぬ。
  「ジングルベル」をはじめ「ホワイトクリスマス」やジョンレノンの「ハッピイ・クリスマス」とかマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」など、私はまるっきり英語音痴だから歌詞は分からないけれど、曲を聴いているだけで、「Happy Christmas」とクリスマスへの楽しい期待や喜びを歌っていることが良く分かる。
 そして、クリスマスにはクリスマスプレゼントがつきもの。昔むかし、我が家では子供たちには紙で作った大きな赤い長靴にお菓子を詰め込んで、イブの夜に枕元に置いたものだけれど、ささやかなお金でプレゼントを用意できたのである。
 とこらが、今や時は流れ、クリスマスといえば「クリスマス商戦」と合体化し、冬の一大消費イベントになってしまい、ささやかなお金どころか、大枚のお金を払わなければクリスマスプレゼントが買えない時代になったようである。 
 子供たちには、お菓子変じてゲーム、そして、大人達は、レベルアップして、私などは、アップアップしそうなプレゼントに大化けしているようである。
 銀座のデパート「プランタン銀座」が女性569人に調査した結果を「2010年版 みんなのクリスマス事情」として発表したけれど・・・読んでびっくり!!!
 女性が男性に期待するプレゼント金額は平均43、620円。女性が男性に贈るプレゼント予算額の平均は20,635円。過去最低金額だった前年に比べ、共にアップして、クリスマス位は贅沢をしようと想う女性が増えてきているそうである。
 男性がはたくプレゼントは一金43、000円だって・・・。ウーン、これって九州の片隅に住む私の周辺レベル感覚からいえば、なんだか高すぎる気がするけれど、なんたって調査した所は「プランタン銀座」。きっと、大手企業に勤めるキャリアウーマン風のセレブな女性に聞いたに違いない。
 次に、女性が男性に期待するプレゼントの第1位は食事、2位は指輪、3位はネックレス。反対に女性が男性に贈りたいプレゼントの1位は洋服、2位が手料理、3位はネクタイだそうである。いずれも、前年と同じ回答だそうである。
 まあ、これは常識の範囲だからいいようなものの、かくして、商売上手なお店に踊らされて・・・ン、訂正、愛する人のために懐をはたいて、わがニッポン国の経済に寄与すると共に、二人の愛も深まって、ウーン、素敵な「Happy Christmas」になれば、何も云うことありません。
 そして、玉井清弘の句にあるような、クリスマスイブになりますように・・・。

掌のぬくみ伝うるブランデー飲みほせば君になだるる潮(うしお)みちくる

 クリスマスが終われば、今年もTHE END。家の大掃除を済ませたら、人生の埃が溜まらないように、素敵な思い出だけは心の引き出しにそっと仕舞い込み、イヤな思い出は削除して、心の大掃除をしましょうね。
 そして、また来年も素敵な笑顔でお会いできますように・・・。
 

 ※ 玉井清弘ーー1940年生まれ。高校教師。「音」所属。歌集「風筝」で芸術選奨新人賞。歌集に「久露」など。

 11月22日(月)は『いい夫婦の日』。
 イチャイチャ・ベタネタ・ネチャネチャと・・・ウーン、これってなんだか、ヒンがない言葉みたい・・・ウン、訂正することにして、ラブラブ度いっぱいの日を送りましたか?
 なーんて云っても、ラブラブ卒業の夫婦は
「フン!」と、云って横を向く人が多いに違いない。
 朝日新聞に『夫婦の寝室は別ですか』というアンケートを、夫や妻のパートナーがいるbeモニター4319人にした結果が載っていたが、同じ寝室が64%、違う寝室が36%だそうで、50代・60代になると約半数以上が別寝室らしい。
 別寝室を始めた時期は、20代から30代というのが50%を占めていたから、別寝室はセックスレスとかラブラブ度がダウンしたからというのでなく、
 「寝る時間が自由」とか
 「熟睡できる」とか
 「寝返りが自由」という物理的理由が半数を占めているようである。
 だから『夫婦別寝室』は、理解できない訳ではないと思っていたけれど
 「とんでもハップン、女性はコワイ」ということが判明したのである。
 と、云うのは、エアコン大手のダイキン工業が結婚して20年以上の男女に「二人で過ごす時の心理的な体感温度」を聞いた結果が出ていた。
 すると、妻の4割が
 「一緒にいると体感温度が下がることが多い」と答え、夫の方はたったの2割。
 妻の体感温度が下がる理由としては、
 「自分の自由時間が減る」
 「嫌な面が目に付く」
 「ストレスがたまる」などで、まあ要するに
 「亭主元気で留守がいい」の大原則が、大手を振ってまかり通っているみたいである。
 でも、女性は健気である。
 「亭主元気で家にいる」という異常事象が発生じても、賢明なる女性は、
 「夫は同居人」とか
 「亭主はパトロン」とか
 「いつも心にさよならを」と、内なる心を隠して、
 「亭主元気で独りぼっち」にして、勝手気侭に自分の楽しみを見出しているとのことである。
 でも、私は男性。そんなオソロシイことなど云はないで、せめて、

 『夫婦って プラスマイナス ゼロでいい』  ※
 
 位の寛大な心で、接してもらいたいものである。ネ、お願い!!!
 
 
※ 平成22年度「いい夫婦 川柳コンテスト」 ひ~・ピツの母入選作

 秋。秋真っ只中。黄昏時の人生を迎えている私にとって、ピッタリの秋。
 
 物言えば唇寒しの秋。一日千秋の思いの秋。秋茄子は嫁に食わすなの秋。男心と秋の・・・・ン? 訂正、女心と秋の空の秋。一葉落ちて天下の秋の知るの秋。

 ね、さびしい句ばかりでしょ、だから秋は黄昏の季節。
 そう、そして、春に恋して夏に燃え秋に恋を失う・・・ウン、枯葉散る失恋の秋。
 だけど、恋を失うってことは、恋をしたってことだから、とっくの昔に賞味期限が切れ、恋あこがれ症候群にかかっている私からみれば、羨ましい次第である。
 惚れっぽくて振られっぽい私は、春に恋して夏に燃え秋に恋を失っても平気だったけれど、心寂しい秋を迎え、眠れぬ夜を重ねている人もいるに違いありません。
 でも、ままならぬのが人生と心に折り合いをつけ、悲しみを封印しこれからの時間を大切にしていけば・・・ウン、過ぎた日は戻らないけれど、きっと、ときめきを抱きしめる時がくるに違いありません。


           これから     川崎 洋

       これまでに
       悩んでも悩みきれない傷あとを
       いくつか しるしてしまった
       もう どうにもならない
       だが  
       これから
       どうにかできる 書きこみのない
       まっさらの頁があるのだ
       と思おう
       それに
       きょうこの日から
       いっさいがっさい なにもかも
       新しくはじめて
       なにわるいことがある

 ※ 川崎洋ーー1930年生まれ。1980年出版の詩集「植物小屋」より掲載。詩集「ビスケットの空カン」で第17回高見順賞を受賞。他に放送作家として芸術奨励文部大臣賞なども受賞している。

 歌人の河野裕子さんが8月に亡くなった。64歳。早すぎる死である。まだまだ生きていて欲しかった歌人でもある。
 私は、2005年12月15日のプログ「悲しき濡れ落ち葉」に、彼女の歌を引用したことがる。
 
『たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか』

 鮮烈なこの歌に出会った時、私はタジタジとなったけれど、こんなに爽やかな啖呵を切られたら、ウンウンと云いそうな気もする。 
 この歌は、1972年に出版された彼女の処女歌集『森のように獣のように』に掲載された歌である。この歌集のあとがきに
 
 『これは私の青春の証である。他にも生き方があったのではなく、このようにしか生きられなかったのである。悔いだらけの青春ではあるけれども、もういちど生まれて来ても、今日まで生きて来たのと同じ青春を選び取ろう』
  
 と、あるように迷うことなく、心のままに歌を詠んできた彼女は、恋の歌人としても有名だが、この歌から感じられるように強い人でもある。「勁い人」と評した人がいたけれど

 『わたしはまつ直に立って此処にゐる風がなくてもそよいだりして』

 と、あるように風にそよぐ鋭い感性の持ち主でもあったと思う。もう、彼女の新しい歌を読むことも出来なくなったが、ここで彼女が詠んだ青春と恋の歌を紹介して、彼女を偲ぶことにする。
 
 ブラウスの中まで明るき初夏の日にけぶれるごときわが乳房あり
 
 逆立ちしておまえがおれを眺めてた たった一度きりのあの夏のこと

 透明を重ねゆくごとき愛にして汝は愛されることしか知らぬ

 夕闇の桜花の記憶と重なりてはじめて聴きし日の君が血のおと

 炎ゆる髪なびかせ万緑に駆けゆきし青春まぎれなくま裸なりき

 青林檎与えしことを唯一の積極として別れ来にけり

 吾が為に薔薇盗人せし君を少年のごとしと見上げてゐたり
 
 わが頬を打ちたるのちにわらわらと泣きたきごとき表情をせり
 
 振りむけばなくなりそうな追憶の ゆふやみに咲くいちめんの菜の花
 

 さやうなら きれいな言葉だ雨の間のヒメシバの茎を風が梳きゆく


 ※ 河野裕子ーーー1946年生まれ。京都女子大学在学中に第15回角川短歌賞受賞。「塔」会員。歌集「ひるがほ」「桜森」「体力」「葦舟」等多数。

 わが街・北九州市には2000人を収容する「九州厚生年金会館」というホール&ホテルがあり、新宿の厚生年金会館と同じように処分リストに挙がっていたのだけれど、このたび「北九州ソレイヤルホール」として見事に蘇り、10月1日リニューアルオ-プンした。
 1984年に設立されたこの「九州厚生年金会館」には、市民・企業の募金により2億円をかけて西日本最大規模を誇るドイツ製のパイプオルガンが設置されていたのである。
 それが「全国の厚生年金会館は一蓮托生、全部売っ払え!」と、なったものだから、なけなしのお金を寄付したわが街・北九州市民は怒り心頭、猛烈強烈なブーイングが発生してしまった。
 たちまち「パイプオルガンの存続を目指す市民活動の実行委員会」が結成され、私の所属する合唱団「北九州をうたう会」も実行委員会の加わり、署名運動を開始し40万人を超える署名が集まったのである。
 その結果、存続が決定して北九州市が取得、管理運営は「SSBK共同企業体」、ホール部分は「㈱ケイミックス」が担当することが決まり、今年の4月より3200本もあるパイプオルガンをオーバーホールすると共に、ホールをリニューアルしたのものである。
 
 10月1日に「オープニング式典&祝典コンサート」が開かれることなり、私たちの「北九州をうたう会」も祝典コンサートに出演することになった。
 それで、暑さ真っ只中の8月に、リニューアル工事でごった返している開設準備室に打ち合わせに行ったところ、オープニングスタッフの女性から「Maki Kurazono」というお洒落な名刺を貰った。一見ペンで書かれた自筆のロゴのように見える。
 私は、もともと営業畑の人間だから数多くの名刺を貰ってきているけれど、こんな素敵な字体で書かれた名刺を貰ったのは初めてである。
 昔むかし、私が若かったころ手紙はみんな手書き。何故か知らねど私は綺麗な字を書く女性にヨワく、おまけに顔も綺麗な女性にヨワく、かてて加えてボインボインの女性にヨワく、さらに加えてうなじの綺麗な・・・エート、以下エンエンと続くけれど紙面の都合により略・・・という性向がある。
 だから、センス溢れる名刺のロゴを見て、おまけに綺麗な人に出会って、かてて加えてボ・・・ウーン、わたしの心はたちまちタイムスリップ。
 私も、現役時代にささやかだけれど、幾つかのイベントを立ち上げた経験がある。だけど、こうゆうビッグなステージのオープニングセレモニーをマネージメントするなんて、私から見ると想像を絶する出来事である。
 これからオープンにかけて「アアでもないけど、コウでもない」ということが続出して、彼女はてんてこ舞いになるに違いないし、私も盛り沢山のヤボ用を抱えているので、今後の打ち合わせは、お互い空いてる時間にメールでやりとりしましょうということになった。
 ホントのこと云うと、私は直接お会いして、じっつくりとしっとりと話し合いたいとも思ったけれど、とかくこの世はままならぬ。人生あきらめが肝心である。
 ところが凄い。彼女からくるメールは早い時間帯でPm10時、遅い時はなんとAm2時である。Am2時といえば、私、誰かさんの夢を見ている時間である。
 ウーン、これぞキャリアウーマンの鑑!!!
 
 祝典コンサートには、「響ホール室内合奏団&尺八の山崎箜山」・「北九州シティオペラ」に私たち「北九州をうたう会」の地元3団体が出演。
 前日のリハーサル、本番の詳細も決まって「北九州をうたう会」はコンサートのトリとなり、團伊玖磨作曲の合唱組曲「北九州」の中から最後の3章を、総勢125名で歌うこととなった。
 「父祖より幼き者へ」・「梅開く」・「終章」である。そして最後に歌う「終章」には、出演する2団体のメンバーも全員ステージに上がって一緒に歌い、コンサートのラストを盛り上げることになった。
 「北九州シティオペラ」のメンバーはオペラの舞台衣装のままに登壇したものだから、ステージは豪華絢爛、歌声も豪華絢爛に響き渡って、オープニングコンサートは豪華絢爛に幕を閉じた次第である。
 エ、何? 「そう八さんの合唱団・ジジババ合唱団と聞いているけれど、オペラの人が加わったから、豪華絢爛になったのじゃないの」・・・て。
 フン!!!だ。わが街・北九州を愛する人たちの心を込めた歌声と、オペラの人たち歌声が二乗、三乗にハモった結果の豪華絢爛なんデス。
 ホント、聴いてもらいたかったよ。

 巷に「官から民へ」とかしましく云われているけれど、「官の厚生年金会館」から、「民のソレイユホール」へ。そして、お役人の館長から、博多の博多座の総支配人だった小坂弘治さんに代わって装いも新たに再出発。
 そして、オープニングイベントの内容や今から開催されるプログラムを見ると、今まで「音楽の殿堂」として威厳を持ってそそり立っていたホールが、「市民のための開かれたホール」に華麗な変身を遂げるような予感がする。
 そして、ソレイユホールに人が集い、笑顔に満ちたときめき溢れる場になれば・・・ かって「工業都市」と謳われ「文化果つる都市」と云われていた我が街・北九州市も「文化を発信する都市」となるに違いないのである。

 残暑を通り越して、あっという間に秋がきた。ヤレヤレ気分だけれど、どうも最近の我が地球は、夏はムチャ暑く冬はムチャ寒く、春と秋はムチャ短く、雨や雪や風もムチャ強くって、もうムチャだらけ。
 春秋大好き人間の私にとって、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・と、エーット、これって戦争にピリオドをうっべく昭和天皇が賜った勅語の言葉だけれど、それから65年。
 今や、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・という台詞は、自然に向かって言う言葉になってしまった。
 ムチャを振るう自然に対し、なすべき手段を持たない人間は、
「みんな自然が悪いんだ!!!」と云いたいところだけれど、地球が誕生して46億年。地球がセッセと蓄えた資源を、たった30万年前に誕生したネアンデルタール人のなれの果てとも言える人類が、ムチャ消費した結果、自然からムチャのお返しがきているに違いない。
 朝日新聞の「いきものがたり」によると、特にこの半世紀足らずの間の我が人類の超繁栄ぶりは凄く、地球の人口は40年で2倍に、エネルギーの消費量は50年で3倍、穀物消費量も2倍に増えているうである。
 そして、その結果、なんと地球の生物は6度目の大絶滅時代に突入しているとのこと!!!
 国際自然保護連盟によると、世界の野生動植物約48,000種の内、17,000種がz絶滅の危機にさらされていて、哺乳類5,490種の内21%、鳥類9,998種の内12%、両生類6,285種の内30%、爬虫類1,677種の内28%が絶滅危惧種に指定されているそうである。 
 6,500万年前に起きた5度目の大絶滅で恐竜が絶滅したのは、巨大隕石の落下のためと云われているように、これまでの5回にわたる大絶滅は、自然のなす業であったのに比べると、今、起きている生態系の危機は人類の繁栄が引き起こした結果であろう。
 かくして、このままでいくと、今世紀末までに地球の平均気温は最大6.4度上昇し、平均気温が1.5~2.5度を超えると動植物の2~3割が絶滅すると思われるそうである。
 そうなると大変!!!
 はるか彼方のナンジャモンジャ星雲のチチンプイプイ星人が、地球に生息するヒト科の生物が、宇宙の貴重な惑星・地球に住む他の生物を滅ぼしかねないと怒り狂って、空とぶ円盤に乗って、ヒト科の生物だけを殺す放射能をばら撒きにくる可能性が強いのである。
 これ、本当の話である。誰も信用しないけれど、信じるものは救われる。
 だから、ムチャ繁栄をあきらめ、そこそこに生きて、詩人川崎洋の詩のように祈りたいものです。

  動物たちのおそろしいゆめのなかに   川崎 洋

    犬も
    馬も
    夢をみるらしい

    動物たちの
    おそろしいゆめのなかに
    人間がいませんように

 今年、私が見た映画は12本。
 「アバター」・「シャーロック・ホームズ」・「シャッターアイランド」・「パリより愛をこめて」・「グリーン・ゾーン」・「アイアンマン2」・「セックス・アンド・ザ・シティ2」・「ザ・ウォーカー」・「プレデターズ」・「ソルト」・「特攻野郎Aチーム」・「バイオハザード アフターライフ」。
  今年は3月に市民センターを辞めたものの、4月にはヨーロッパに行き、5月からは公私共にメチャ忙しく映画を見に行く暇があまりなかったから、本数は少ないけれど、皆さん、私の見た映画のタイトル見て、どんな映画か内容分かる? 
 邦画と違って、洋画のタイトルはカタカナ語だから、推察出来ないよね。
 それで、簡単にストーリィを説明すると、ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくり、敵はバッタ・バッタと死ぬけれど、我がヒーロには弾は何故か当たらず、まずはメデタシ・メデタシという素敵な映画。
 「それって、ストーリィじゃないでしょ」って・・・。
 そう、昔むかし、"セーラー服と機関銃"という映画で,私の好きな薬師丸ひろ子が「快感!!!」と叫んで機関銃をブッ放したものだけれど、私が映画を見る感覚は、薬師丸ひろ子の「快感!!!」と同じである。
 ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくるシーンを同じ感覚で見ているのだから、ストーリィなんて二の次。覚える訳がない。
 ア、そうか、そう八さん、物忘れがひどくなったんだ・・・なんて誤解してもらっては困る。もともと、この手の映画はご都合主義で作ることになっているから、ストーリィ等にこだわってはいけないことになっているのである。
 この中でドンパチ映画のベスト3は「パリより愛をこめて」・「特攻野郎Aチーム」・「バイオハザード アフターライフ」。快感オンパレード!!
 しかし、例外もある。「セックス・アンド・ザ・シティ2」
 エ、何? 「ウン、そうか、そう八さん、H映画と勘違いして行ったんだ」って・・・。
 とんでもない、そりゃ美人が出るのは好きだけれど、この映画は、ニューヨークのセレブな人たちを、お洒落に素敵に描いているから、薬師丸ひろ子の「快感!!!」とは違う「快感!!!」で、うっとりしたいために、見に行っただけである。
 私が行く映画館は、北九州市小倉北区の観覧車もある総合商業施設「チャチャタウン小倉」の中にある「シネプレックス小倉」である。
 私の楽しみは、映画を見た後に、映画を一緒に見に行ったプチピチプリンの女性と、マックの店でバガーとポテトにコーラを買って、イベント広場で行われる歌手やバンドの演奏を聴きながら、ああでもないけれどこうでもないといった類の日常茶飯事的会話を交わし・・・・ならいいけれど、残念無念にして茫然自失、私の横には誰も座っていない。
 と、言うのは「一緒に映画に行こうよ」と誘っても、ドンパチ・ドンパチ撃って撃って撃ちまくる映画と言うと、軽蔑の眼差しで私を見て
「行かない!」の一言。いまや、薬師丸ひろ子的女性は姿を消したみたいである。
 こんなに素敵で心躍る映画に興味がないなんて、ホント、女性って解読不可能!!!

 今日は9月1日。秋の気配は、どこかで浮気しているらしく、依然として気分は夏真っ盛り。
 夏といえば、まっ青な青空に入道雲、木陰で感じる爽やかな風・・・というのが定番だったけれど、今や、ジトジト・ベタベタ・ネチャネチャ・ネットリと、しっこく熱っこく、まるで悪女の深情け的暑さ!!!
 これって自然本来の暑さではなく、まるで街はクーラーの室外機に変貌してしまったようである。
 だから、自然の暑さ+人工的な暑さ=ジトジト・ベタベタ・ネチャネチャ・ネットだろうから、「暑い暑い!」って云うのは、天に向かって唾を吐くみたいなもので、文句は言えない。
 ああ、それなのにそれなのに、私の8月は超繁忙の慌しさ。
 私、4月より南丘校区自治連合会の役員に担ぎ出されたため、8月8日の北九州市の夏祭り「わっしょい百万踊り」や盆踊りに駆り出されてしまった。
 おまけに、私の所属する合唱団「北九州をうたう会」が、8月7日に北九州文化交流会のオープニングセレモニーに出演、21日には火野葦平没後50年記念事業の一環として行われた「ありえないコラボ」演奏会に他の団体とコラボレーション、翌日には北九州市美術館で行われた「ミュージアムコンサート」に出演。
 丁度、美術館では「アルフォンス・ミュシャ展」が開かれていたこともあって、会場となったエントランスホールは、超満員! ウレシイ!!!
 この「ミュージアムコンサート」終了後、北九州市活性化協議会会長の西村韶道さんが「北九州をうたう会」の新しい会長となられたので、北橋北九州市長はじめ多くの来賓を招いての「披露パーテイ」を開いて、大盛況のうちに終了! ヤレヤレ!!!
 でも、立て続けにイベントと演奏会が続いたでしょ。それの準備と打ち合わせにアタフタ・バタバタと、うっすらハゲ模様の頭の汗をかきかき、この暑い中を駆けずり回って、もう青息吐息! グッタリ!!!
 かくして、演奏会の本番の時は歌心そっちのけ、ヤレヤレ気分で歌い流してしまった。でも、会員の皆さん、忙しかったから仕方ないよね、と優しいお言葉! シアワセ!!!
  かくして、私の怒涛の8月は終わったけれど、悪戦苦闘の原因の一つは、ジトジト・ベタベタ・ネチャネチャ・ネットリにあるに違いない。
 ウーン、井上陽水の「少年時代」を聴いて感じた、あの爽やかな夏は、どこに行ったんだろう。

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    死んだ男の残したものは   谷川俊太郎

       死んだ男の残したものは
       ひとりの妻とひとりの子ども
       他には何も残さなかった
       墓石ひとつ残さなかった

       死んだ女の残したものは
       しおれた花とひとりの子ども
       他には何も残さなかった
       着もの一枚残さなかった

       死んだ子どもの残したものは
       ねじれた脚と乾いた涙
       他には何も残さなかった
       思い出ひとつ残さなかった

       死んだ兵士の残したものは
       こわれた銃とゆがんだ地球
       他には何も残せなかった
       平和ひとつ残せなかった
  
       死んだかれらの残したものは
       生きてるわたし生きてるあなた
       他には誰も残っていない
       他には誰も残っていない

       死んだ歴史の残したものは
       輝く今日とまた来る明日
       他には何も残っていない
       他には誰も残っていない

 7月23日のNHK衛星放送の「あなたの街で夢コンサート」に、私の大好きな渡邊美里が出演。「夏が来た!」を歌った。 これって、私の夏歌1番。
 だから、昔むかしのそのまた昔だったら、この歌の最後のフレーズ
 「本当の夏が来た 生きているまぶしさ・・・」を聴くと
 「ウーン、夏だ!」と、まぶしく夏は輝いていたけれど、今や 
 「本当の夏が来た 生きているまぶしさ」どころか、
 「本当の夏が来た 耐えかねるまぶしさ」と、暑さタエダエ感に満ちあふれて、もう身も心もヨレヨレ。
 『心頭滅却すれば火もまた涼し』と諺に云うけれど、平々凡々人の私などは、いくら
 「暑くない、暑くない」と唱えたって、「暑い!!!」どころか「熱い!!!」のである。
 それでも、美里の「夏が来た!」を聴くと「今の夏」ではなくって、「夏をまぶしく感じていた頃」がよみがえり、ちょっぴりイイ気分に浸ることが出来て、やはり
 「ウン、美里の歌は素敵」 
 TVの音楽番組では、歌詞が字幕で出ることが多いけれど、彼女の声は字幕がなくても歌詞が聞き取れる稀有な歌手の一人であると思っているし、それにもまして彼女の声の色も・・・エーット、モチ顔もすこぶる大好きである。。
 彼女のデビュー曲「My Revolution」を聴いて、すっかりファンになった私は、1989年の夏に彼女が主演した映画『misato in eZ the Flower bed』を、渋谷のパルコ劇場に見に行ったことがある。
 前評判が高い映画だったので、上映時間の45分前に行ったのだけれど、それが凄い!!!
 若い人たちがパルコ劇場の9階の入口の階段から2階の階段までズラズラーと並んでいて、私が並んだのは1階の入り口。
 私は、身なりこそジーパンにTシャツだったけれど、私、下駄履き(若い頃から、夏はどこに行くにも下駄履きが定番)でしょ、顔を見たらオジサン化した男性でしょ、それに見るのが美里の映画でしょ。場違い感に溢れているものだから、並んで待っている若い人が
 「なんで?」と、ジロジロジロリと顰蹙の眼差し。
 でも、それにもメゲズに見ました!!! 
 美里はすっごく可愛くて最高!!!だったけれど、ニューヨークのロフト風のアパートの部屋で1960年代のインテリヤが、私の好みにぴったり。センスの良さに、ホレボレと惚れ直した次第である。
 と、言うものの、それって、昔むかしのそのまた昔のはなしである。
 「本当の夏が来た 耐えかねるまぶしさ」に成り果てた私は、寺山修司が詠んだ短歌に同感し、フテ寝するだけである。

 『わが夏を あこがれのみが かけされり 麦藁帽子かぶりて眠る』

 ヤレヤレ、天下分け目の選挙が終わった。
 新聞・TVは、アアでもない、コウでもないと、かしましかったけれど、我が家周辺はいったって静かで、あの「お願いコール」を聞くこともなく、選挙は蚊帳の外。
 どこかの党のおエライさんが、JR小倉駅前で絶叫したらしいけれど、私が街に出た時は、選挙カーに出くわすこともなく、平穏無事に選挙期間が終了してしまった。
 選挙の結果、民主党は第1党になれなかったので、
 「そこのけ、そこのけ、お馬が通る」とムチを当てて、強硬突破することは出来なくなったけれど、これだけ価値観が多様化しているのだから、過半数などというのは、夢物語になっているに違いない。
 過半数というのは、『政局』の世界の話しであろう。過半数取れなくっても、『政治』の世界ならば、唯我独尊ではなく、ミナミナ様の
 「ご意見拝借」と、意見を集約をして進めるのが当然であろう。
 そして、それが民主主義の原点だと思うけれど、どうもおわがニッポン国のおエライさんは、『政局』が優先し『政治』は二の次と思っているに違いない。だから、
 「オレが一番」と、人の云うことを聞くなんて沽券にかかわるから、聞く耳を持たないし、
 「みんな、お前が悪いんだ」と言ってケチをつけていれば楽だし、
 「この案でなければダメ」と、無理を承知の対案を出してスマしているし、どうも、わがニッポン国のおエライさんは、エラすぎて始末におえない。
 NHKの大河ドラマ「竜馬伝」を見ていると、坂本竜馬は
 「ニッポン国は・・・・」と、いつも叫んでいるけれど、わがニッポン国のおエライさんが選挙中に
 「わが党は・・・」と叫んでも
 「わがニッポン国は・・・」と叫んでいるのは聞いたことがなかった。

 でも、今度の参議院選挙で、私は選挙管理委員会から「投票立会人選任通知」なる書類をうやうやしく頂戴し、校区の投票場で投票の立会いをすることになったのである。
 それによると、朝6時40分までに出頭せよとある。なんと、朝6時40分!!!
 私にとって未知の時間である。当然ながら目覚ましをセットして寝たものの、6時のベルが鳴ると腕が自動的に伸びて、セットボタンを押してスヤスヤ・・・。
 でも、神風が吹いたらしく、窓ガラスのガタガタいう音で目が覚め、時計を見たらなんと6時15分。ギャッと起きて、なんとか時間に間に合うことが出来た次第である。
 私の経験から言えば、投票場で悪いことなどしてもいないのに、立会人から疑惑の眼差しでジロジロ見られて、いつも「イヤー」な気分になっていたので、なんと幸せ・・・。
 逆に、ジロジロ見ていい立場になってしまった。
 かくして、〝これ幸い〟と、慢性の「ときめき症候群」にかかっている私が、ピチピチプリンの美人が来たら、ジロジロのジロジロと見たくなるのも当然のことと云えよう。
 だけど、私、建前的には〝清く正しく生きている〟ことになっている。チロと見るだけで我慢しなければならぬ。チロチロではない。なんとチロの一回だけで、立会人の仕事にいそしまなければならぬ。
 かくして、「ときめき症候群」は不発のまま、立会い時間終了の13時30分が来てしまった。
 私、選挙でも投票の現場でもときめきの時を失くして、ションボリと意気消沈!!!
 でも、国民の皆様から分捕った貴重な税金の内から、ナニガシ円の「給与(日雇)」を貰ったからには文句は言えない。
 どうも「アリガトウ」といわねばならぬのであろう。

 4月に出かけた「中央ヨーロッパ5ヵ国の世界遺産周遊」の旅で、ツアーの最終地チェコのプラハで、アイスランドの火山噴火のため空港が閉鎖されて、6日間も足止めをくってしまった。
 それで、プラハの名所旧跡や市街を気儘にウロチョロ散策して、プラハを堪能することが出来たけれど、ある時ショッピングセンターの中にある大きな書店に入ったことがある。
  陳列されている本は、全てチェコ語だからチンプンカン。でも店内をブラブラ見廻っていると表紙に『HARUKI MURAKAMI』と大きな活字で印刷されている本を見つけた。ウン、かの有名な村上春樹のハードカバーの3種類の本が入り口近くの平台に山積されていたのである。
 名前だけローマ字だけど、あとはすべてチェコ語だから題名が分からない。でも、村上春樹の本が東欧の小さな国チェコでも、山積みされて売られているとわかって嬉しくなってしまった。
 私は、むかし昔のそのまた昔、同人雑誌を編集したりして、ブンガク青年だったけれど、これまたとっくの昔に卒業して、今や外国のミステリィ専科に落ちぶれてしまっている。
 それで、純文学という類の本は、ブンガク青年の名残で私の本棚にはズラズラーと並べてあるけれど、私の読書の世界とは、ほど遠い存在になっているのである。
 私が持っている村上春樹の本は、文庫本は処分しているので分からないけれど、ハードカバーで残っているのは「ノルウェイの森」「コインロッカー・ベイビーズ」「1973年のピンボール」「ダンス・ダンス・ダンス」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の5冊だけである。
 純文学は卒業していても、私は基本的にミイハアだったから、これらの話題となった村上春樹の本も買った訳だけれど、今やミイハアも卒業して、純文学のベスセラーも読むことがなくなってしまった。
 だけど、チェコで村上春樹である。チェコ人が読んでいるのに、私、ニッポン人。ニッポン人が読んでいないなんて、沽券にかかわるではないか・・と、いう訳で話題の「1Q84」を、帰国したらさっそく買って読んだ次第である。
 第1巻の冒頭にチェコ・ソロバキアの作曲家ヤナーチェックが作曲した『シンフォニエッタ』という楽曲が登場している。
 そうか、それでチェコで売られているは村上春樹の「1Q84」3部作か、と思ったがそんなに早く翻訳が出る訳がない。きっと「ノルウェイの森」などの有名本だと思ったけれど、「ノルウェイの森」にも冒頭にビートルズの『ノルウエーの森』という楽曲が出てくる。
 小説の導入部に、知られざる名曲を持ってくるというのは、お洒落な手法だけれど、それに引っかかったミイハアの私などは、
 「エ? 何?」と、さっそくCDを買ってきて聴いたものである。
 でも、今はもうミイハアを卒業しているし、なにしろヤナーチェックである。CDを探すのも大変と思って、早々に聴くのを断念してしまった。
 純文学と言えばカタイ本と言うわけで、敬遠しそうになるものだけれど、村上春樹は優れたストーリテラーだから、純文学というより準文学みたいな感じでスイスイと読んでしまう。帰国しても超繁忙を極めていたから、まだ3巻共読んだ訳ではないけれど、実に面白い。
 それに、殺し屋が出てきたり、SF模様だし私の好みにピッタリ!!!
 久しぶりに純文学を楽しんでいます。皆様もどうぞ・・・。

 6月。我が愛するニッポン国は、物も心もデフレ真っ盛り。そのためかどうかは分からないけれど、常識のタガが外れてしまったようなことばかり起こると、茨木のり子の詩のように、つい
「どこかに・・・」と思ってしまう。

   
    6 月    茨木 のり子

 どこかに美しい村はないか
 一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒
 鍬を立てかけ 籠を置き
 男も女も大きなジョッキをかたむける

 どこかに美しい街はないか
 食べられる実をつけた街路樹が
 どこまでも続き すみれいろした夕暮は
 若者のやさしいざわめきで満ち満ちる

 どこかに美しい人と人との力はないか
 同じ時代をともに生きる
 したしさとおかしさとそうして怒りが
 鋭い力となって たちあらわれる
 

 3月末にサラリーマン人生にENDマークを打って2ヶ月。ようやく、溜め込んでいた校区や合唱団の仕事が一段落。ヤレヤレ。
 でも、毎日仕事に追われてはいたけれど、毎晩目覚時計を朝7時30分にセットして
「明日は仕事に行かねばならぬ」と、さまよえる心を宥めながら眠りについていた日々から解放されて、開放感いっぱい!!
 だけど、目覚時計のセットをはずしたら、途端に起床時間は10時。グウタラ生活がスタートしそうになったけれど、世間は早起き人間が多いらしくって、9時には仕事の電話がジャンジャン。
 かくして、目覚ましを8時にセットしたけれど、私は夜型だから、
「明日は仕事に行かねばならぬ」がなくなると、目覚まし鳴れども
「マ、いいか」と、ついウトウトと心地よく二度寝して、起きるのは9時になってしまう。
 朝日新聞のbeモニターに「早起き派? 夜更かし派?」のアンケートを取った内容が掲載されていたけれど、早起き派は58%、夜更かし派は42%だったそうである。
 早起きは「三文の徳」と云われているだけあって、早起き派はマジメ人間だと思っていたら、早起きの理由は「勝手に目が覚める」がトップ。   
 目覚時計をセット、努力して早起きしているのではないと分かって
「ナーンだ」と、一安心。 
 でも、私にとって、目覚時計はなくてならぬものだけれど、俵万智の歌にあるように、恋する人には不要なものかもしれませんね。

  『君を待つ朝なり四時と五時半と六時に目覚まし時計確かむ』 

 4月は、アイスランドの噴火で帰国することが出来ず、ヨーロッパに15日も滞在していたものだから、身体はすっかりヨーロッパ模様。
 だから、目が覚めるのはヨーロッパの朝に相当するお昼頃で、身体がニッポン時間に戻ったのは3日後である。目が醒めたらあっという間に夜が来て、1日がなんと短いこと!!!
 私は、夜型人間だから、夜が長いのは平気だけれど、昼が短いのは苦手である。1日が24時間もあるなんて信じられないような宇宙人感覚になってしまった。
 まあ、市民センターを3月に辞めた後だったからいいようなものの、4月から、何故か私の住む南丘校区の自治連合会・社会福祉協議会・まちづくり協議会の会計担当役員になっているのである。
 私は、エライ人と美人から頼まれたらすぐ「ウンウン」という悪癖があるうえに
 「毎日ヒマヒマ! ヒマになったらボケる。あなたのため」と連合会長から諭されたりすると、たちまち「ウンウン」と云ってしまった。
 どうも、迂闊だったような気がする。大いに反省せねばならぬ。
 それにかてて加えて、校区の老人会の役員と合唱団「北九州をうたう会」の総務幹事もしているでしょ、新年度の4月に15日も留守をしたせいもあって、各種団体からお呼びがかかって、ヨーロッパから帰ってきてからの20日間で、休んだのは日曜を含めて5日だけ。ゴールデンウイークも仕事をしたなんて、我ながらアホまるだしである。
 市民センターにいた時のデスクに座っての仕事と違い、4~5時間だけれど、ほとんど毎日何処かに外出して仕事をし、帰ってきてからもパソコン相手にシコシコ。もう忙し感はいっぱい。
 辞めたら
「いっぱい映画を見て、いっぱい音楽を聴いて、いっぱいミステリイを読んで、いっぱい録りためてるビデオテープを見て、いっぱい美術館に行き、見に来ている美人もいっぱい観察して・・・」という、憧れの日々はどこにいったの?
 私が、プンプンブスブス文句を言っていると、うちのかみさん
 「みんな引き受けたあなたが悪いの」と、一刀両断。
 それはないよね、ウン。

 とは云え、5月1日(土)にNHKBS2で放映された「松山千春ライブ~33年の時を越えて~」という番組は、しっかり見ました。
 松山千春とさだまさしは、どちらも大好きだけれど、松山千春の方は澄んだ声とメロディラインが好き、さだまさしの方は歌詞が好き。切なくて悲しい歌詞が多いけれど、それでも明るくて肯定感があって大好き。
 この日の放映は、あの懐かしの東京厚生年金会館。3月31日の閉館間際の29日に行ったライブの貴重な放映だそうである。
 ウーン、何度も行ったあの東京厚生年金会館がなくなるのだと、初めて知ってビックリ。この会館は千春が初めてコンサートをしたホールで、その時の模様を千春が話して、懐かしく感慨も新た!!!
 千春は、TVの歌番組に出ることがなく、昔むかし黒柳徹子の「歌のベストテン」で千春が1位を続けていたことがある。だけど、一向に出演しないので、TV局が新聞の一面広告で
 「千春、TVに出て!!!」とまでやって、びっくりしたことがあったくらいである。
 だから、TVで見るのは久しぶりなので、仕事をほっぽり出して見た訳だけれど、頭丸出しでも、それもイイ感じになっていて、ホレボレと歌も素敵で忙し感も忘れてシアワセ!!!
 ウーン、でも、もっとシアワセ感に浸りたいなァ。 

 私、サラリーマン人生50周年を祝って、12日から『中央ヨーロッパ5ヶ国周遊』の旅に出かけたものの、16日にアイスランドの火山が200年振りに噴火。火山灰がヨーロッパ中に広がり、空港が閉鎖されてしまった。
 それで、19日に帰る予定だったのが、ツアーの最終地チェコのプラハで24日まで足止めをくってしまった。
 人生最初の外国旅行が、200年に1度の出来事に出く合すなんて、何たる不幸・・・と、我が家の息子達は、私達がパンをかじりながら、ベンチで寝ていると思ったらしいけれど、泊まっていたホテルはプラハの高級ホテル。
 だけど、ツアー会社が交渉のうえ緊急事態ということもあって、19日以降も豪華絢爛朝食つき一泊7000円也で、宿泊を続けることが出来るようになった次第である。
 19日以降は単独行動となったけれど、いつ帰れるか判らないというので、フトコロが心配でしょ。それで、せめて昼食抜きでいこうと豪華絢爛朝食を腹いっぱい食べて、ツアーで行かなかった所やブルタウ川のクルーズ、夜はコンサートやマリオネット劇場などにも行って、心はいっぱいフトコロはスッカラカン。
 これって、旅費なしの豪華絢爛朝食つき一泊7000円也の6日間のプラハ自由行動ツアーに参加したみたいで、成田空港で足止めになった外国人には悪いけれど、なんだか大儲けしたみたい。
 だけど、ビックリしたのはッヨーロッパのトイレ。オシッコする便器は朝顔型ばかりで、床まで一体となった便器ではないのである。
 便器の位置が高いので、私のようなS型の男はオシッコするときは我がいとしき君が、朝顔型便器に触れないように捧げ銃をして、90度以上の角度で発射しなければならぬ。タレ下げてオシッコなどしたら、我がいとしき君が汚される恐れがある。
 そりゃまあ、床まで一体型の便器は、資源のムダ使いといえばそれまでだけれど、子ども達と同じように便座に座ってオシッコするのは、男の沽券にかかわる気がするではないか。男のオシッコは、立ってシャーと勢いよくすべきものなのである。
 でも、初めてヨーロッパに行って、我がニッポン国は過剰にして貧しく、ヨーロッパはつつましいけれど豊かということをじみじみ実感。
 エコや環境への対応、働く人たちに対する考え方、物を大事に扱って自分の国や歴史を大切にする心などがいたるところで感じられて、我が愛するニッポン国は三流国になったのかという気がした。
 井の中の蛙だった私は、貧しくても心の豊かさが持てる国の方がいいなと思った次第である。

 春は、別れと出会いが交差する季節。
 と、いう訳で、私も5年間勤務した北九州市立南丘市民センターを3月末に退職。はれて毎日が日曜日の生活に突入することになりました。
 大学を卒業して丁度50年間、勤め先は何度か変ったけれど、ズーットズーット切れ目なく働き続けてきたものだから
 「エ? 半世紀も働いたの! エライなあ」と、皆さんビックリ。
 だけど、私にはエライなんておおそれた自覚症状はさらさらなくって、波乱万丈とは云わないまでも、なんとか波乱百丈のサラリーマン生活を送ってこられたのは、私自身の力ではなく、周りの人達のお陰!!!
 「ありがとう」の心をいっぱいにして、サラリーマン人生の幕を閉じることが出来るなんて、こんな幸せなことはありません。
 そこで、サラリーマン人生50周年を祝って、自分で自分にご褒美。12日から10日ばかり夢旅人となって、外国を旅してきます。
 このブログ、毎月1日と15日に更新していたけれど、そういう訳で今月の15日はお休みです。
 旅から帰ってきたら、また、お逢いしましょう。

 春 爛漫。コートを脱いで、春を彩らせた女性が颯爽と街を闊歩し、男性の心をときめかせる季節。
 そして、ウン、何かいいことありそうな気がする季節。

 ポカポカ日和の春の昼下がり、眠気覚ましにあてもなくインターネットを散策していたら、USO800 NETWORKのホームページに、眠気を覚ますようなニュースが記載されていたので、ご紹介したい。

 少子化対策に悩んでいる我がニッポン国の厚生労働省の聡明なるオエライさんが、草食系男子が少子化の一端を担っていると推察し、さる大学(特に名を秘す)の研究室に委託して研究を進めていたところ、実験に成功したとの報告があったそうである。
 その研究とは、XKSEXKXシタイ成分とOPYDRUサセル分子を結合させたところ、10HHHH10なる物質が生成され、その成分を香水に混入したら、その香りを嗅いだ男性はたちまちソノ気になり、無闇とアレに励みたくなる・・・無論、アレとは勉強に励みたくなるということではない・・・という人体実験結果が報告されたということである。
 ただ、口紅に混ぜると、キスなどしたら口から直接摂取されるため、たちまち路上でズボンなど脱いで良風美俗に反する行為に及ぶ危険性があるため、その効能のレベルを下げるべく実験を重ねているとのことであるが、レベルダウンに成功する見込みがたったため、近く発表するとのことである。
 これにより、厚生労働省の聡明なるオエライさんは、出生率の向上が見込まれると、胸をはってニコニコしているとのことである。

 我がニッポン国の聡明なるソ-リ大臣は、3月末になっても普天間基地の移設先が決まらないことろから、全国97の空港の県知事に対し、極秘に下記の条件を付して移転先として候補を募ったところ、13の空港が名乗り上げた。
 なお、同意条件は次の通りである。
1、基地周辺について、企業立地促進法による活性化区域の選定や、進出企業に対する各種の補助及び諸税の優遇措置など、あらゆる処置を講じて工場誘致を進める。
2 補償金1千億円、年間使用料100億円。
3 県内に住む住民を対象にして3億円のジャンボ宝くじを毎年1回発行すると共に、沖縄県民が費用を負担しあって、基地を肩代わりして貰ったお礼として、抽選に外れた人を対象に、軍用ヘリによる沖縄観光旅行を100組招待する。

 我がニッポン国の警察庁の聡明なるオエライさんは、携帯電話で女子のスカートの中を盗撮する事件が勃発することに業を煮やし、携帯電話メーカーにこれの予防策を検討させたところ、新たな機能の開発に成功した。
 携帯電話メーカーは、30歳以下の女性を対象に、その体臭を分析して携帯電話に察知させる機能を付け、女性の身体に30cm近づけたらブザーがなるという仕組みである。
 ことがこれを聞いた30歳以上の女性から
 「フン!!! 30歳以上の女性をバカにしている」という苦情が殺到したそうでる。
  警察庁のオエライさんは聡明なれど、もなにしろ女心に疎いので、30歳以上の女性が何故怒っているか分からず、困惑しているとのことである。

 今日は4月1日。NHKFMを聞きながら、パソコンに向かっていたところ、「今日はエプリルフール、遠慮なく嘘をどうぞ・・・」とのアナウンス。
 なんだかタイミング悪いなァ。今、紹介したニュースは、嘘って勘違いする人がいるんじゃないかしら・・・。心配!!!
 清く正しく美しく生きてきた私が、嘘じゃないって云うのだから信じて欲しいのだけれど・・・。
 エ? 「それが嘘!!!」って・・・。
 「フーンだ!!!」

  「3月のわすれ雪」と、かっては優雅に云っていたものだけど、3月のドカ雪は何?
 私の住む街、北九州では冬一番の大雪!!!
 わすれ雪なんてものじゃないですね。

 雨や風、雪がその風情を失しない、猛々しいものになってしまったのは、何故?
 私の大好きなイルカの「なごり雪」の世界がなくなってしまったのは、何故?

 詩人川崎洋が1971年に出した詩集『祝婚歌』に掲載されていた『音』という詩は、音のない世界の音を描いた素敵な詩だけれど、この中で詠われた雪は、40年たった今、もう消えてしまったようである。


             音   川崎 洋

         聞えてくる
         真白い麦畑で麦を踏んでる足音
         その足あとのついた地面の下で
         モグラは一瞬胸苦しい夢をみる

         雑草の根がほんの少し身体をゆする音
         地下水がほんの少し勢いを増す音

         大雪
         小雪
         白雪
         吹雪
         初雪
         夜雪
         深雪 
         細雪
         こな雪
         つぶ雪
         わた雪
         みず雪
         かた雪
         ざらめ雪
         こおり雪

         がたん、すうー
         「だあれ戸棚あけてるの?
         おひなさま?
         おひなさまはまだですよ」

 3月。恒例の素敵なコマーシャルシリーズ第8弾!!!

 1回目は2005年3月 1日掲載の「ここで コマーシャル」
 2回目は2005年3月15日掲載の「そこで 再びコマーシャル」
 3回目は2005年8月 1日掲載の「そこで も一度コマーシャル」
 4回目は2006年3月 1日掲載の「そこで 又もやコマーシャル」
 5回目は2007年3月 1日掲載の「そこで 何度もコマーシャル」
 6回目は2008年3月 1日掲載の「そこで しっつこくコマーシャル」
 7回目は2009年3月 1日掲載の「そこで こりずにコマーシャル」

 もう、これだけ続けてコマーシャルをうてば、賢明なる方は
 「ウン、分かった、分かった。そう八さんの合唱団の演奏会のことでしょ。云われなくっても聴きに行くから・・・」と云われるに違いありません。
 エ? 何? 「とんでもない」って・・・。
 「8回もコマーシャルやられたら、これってヤリ過ぎ。もう勘弁してよと云いたくなるでしょ。だから今日の夢旅人のブログは、これでオシマイ」だって・・・。
 それは大いなる誤解です。このコマーシャルは、飲めば飲むほどコクとキレがある・・・ア、間違い、読めば読むほどコクとキレがあるホレボレするようなコマーシャル。
 ビールのコクとキレは分かるけれど、コマーシャルのコクとキレが分からないという方は、最後までチャント読めば分かるはずです。ハイ。
 私が入会している合唱団「北九州をうたう会」が出演する合唱組曲『北九州』の演奏会は、3月7日(日)に華麗に開演。
 その第1部は、北九州市内外の8つの少年少女合唱団が、とっても可愛い顔で歌う
 『歌おう!ー子どもたちの歌声にのせてー』
  澄んだ歌声を響かせて、客席は心洗われ笑顔でいっぱい。
 第2部は本番。私たちと北九州市の10の中学校・高校合唱団と、第1部で出演した少年少女合唱団・それに祇園太鼓のみなさん、総勢250名が出演して大迫力で歌う
 合唱組曲『北九州」』
 我が故郷への溢れる想いを歌い上げて、客席は心ふるえ感動がいっぱい。
 身も心もデフレ模様の人も、吹っ飛ぶこと間違いありません。
 入場料は金2000円也。あなたの心に彩りを、私の心に喜びを・・・。 
 と、いうことで、このコマーシャルのコクとキレが分かったでしょ。どう、聴きに行く気になった? エ? ならない? 
 困ったなあ。行く気にならないのなら、ここで、もう1度コマーシャルを繰り返すことにしましょう。
 エ? 何? 聴きに行くからコマーシャルだけは止めにして・・・だって。
 フーン、本当? なんだか怪しいみたいだけれど・・・。

           合唱組曲「北九州」演奏会

   日 時   3月7日(日)  開演15時
   場 所   九州厚生年金会館(北九州市小倉北区大手町)
   指 揮   増井 信貴
   管弦楽   九州交響楽団

   プログラム
    第1部  歌おう! ー 子どもたちの歌声にのせてー
           ・ふるさと   ・世界中の子どもたちが
           ・Believe   ・翼をください
           ・花       ・上を向いて歩こう
           ・さんぽ
      合唱・・・門司少年少女合唱団・北九州市少年少女合唱団
           北九州アカデミー少年少女合唱団
           北九州市小倉少年少女合唱団
           北九州少年合唱隊・若松少年少女合唱団
           帆柱少年少女合唱団・コールなかまジュニア

    第2部  合唱組曲「北九州」
               作詞/栗原一登 : 作曲/團伊玖磨
      合唱・・・北九州をうたう会
           柳西中学校合唱部・引野中学校合唱部
           折尾中学校合唱部・浅川中学校合唱部
           石峯中学校合唱部・千代中学校合唱部
           南曽根中学校音楽部
           九州国際大学付属中学・高等学校音楽部
           小倉高等学校合唱部・小倉南高等学校合唱部
           第1部で出演した少年少女合唱団
      
      祇園太鼓・・・小倉祇園太鼓保存振興会  
         
 ※ お問い合わせは
         北九州市芸術文化振興財団(℡093-663-6661)まで 

 昨日はバレンタインデー。丁度日曜日とあって、本命チョコの恋人たちは、
 『チョコ持って 僕を待ってた 君が好き!』*1
と、バレンタインデーとハッピィホリデーに想いを重ねたのだろうけれど、義理チョコや義務チョコ、職場チョコの男性は、職場が休みとあって
 『仕分けされ 廃止決定 オレのチョコ』*2
と、チョコなしのブルーデー。
 私のようなたそがれ時の男は、
 『チョコくれた あの娘も今月 お婆ちゃん』*3
と、時の流れを感じさせられる日でもある。
  バレンタインデーは、そもそも、St.Valentineに由来する記念日で
「恋人たちが愛の印を交わす日」となっているのだけれど、なぜか日本では自分チョコ、ファミリーチョコ、海老鯛チョコ、二股三股チョコ、ご褒美チョコ、婚活チョコ、母心チョコ・・・と、チョコを買う理由は増えるばかりで、本来のバレンタインチョコの影は薄くなるばかりである。
 チョコ会社の利益向上に貢献するのも悪いことではないけれど、もう時代はエコ時代。
 それに、本命チョコを貰った男性ならともかく、義理チョコや職場チョコを貰っても、建前的にはニコニコと
「ありがとう」だけれど、甘いものに弱いし倍返しのホワイトデーも大変だしと、本音的には、
「もういいよ」と逃げ腰及び腰ヘッピリ腰の男性も多いようである。
  でも、アサヒコムの2月12日にオーネットが「楽天リサーチ」と男女1200名にアンケートした結果が載っていたけれど、バレンタインデーに女性の4人に一人が愛を告白した経験があるそうである。
 『このチャンス 活かすも殺すも チョコ次第』*4
と、勝負をかけた人や
 『メールでも 言えない気持ち チョコ頼み』*5
と、ひそかな想いを告げた人もいるのだろうけれど、アンケートに答えた30.2%の男性がバレンタインデーに愛を告白され、そのうち相手の女性と付き合ったのは、35.9%だったそうである。
 これって、婚活時代にあって、いい確率である
 だから、心ここにあらずの大盤振る舞いチョコは止めて、ここらで手作りで
 『恋する人にあげるチョコ』や
 『親しい友に上げるチョコ』位にしぼって、心の見えるバレンタインデーに戻ることが大切なような気がする。
 そうして、感度の弱い君にはチョコレート革命を・・・。

『男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす』ー俵万智


 (注) 引用した川柳は、メリーチョコレートカムパニーの「第13回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」より
 *1・・・女性・55歳・会社員・青森県上北部
 *2・・・女性・44歳・パート・静岡県富士市
 *3・・・男性・40歳・会社員・滋賀県大津市
 *4・・・女性・58歳・自営業・千葉県浦安市
 *5・・・女性・21歳・学生・神奈川県愛甲郡

 私、その頃は死んでいるから、もういいようなものの、地球は、あと5億年後には、太陽に焼き尽くされて生物は絶滅、75億年後には太陽も爆発して白色矮星となるそうである。
 SF大好き人間の私としては、地球人は、その頃にはナンジャモンジャ星雲のチチンプイプイ星に引っ越すことになると考察しているけれど、その頃の地球人口は600億人といわれているから、600億人もの引越しは不可能であろう。
 だから、引越人を決めるにあたっては、コンピューターで無作為に選ぶにしろ、ハッカーに操作される可能性があるから、きっとインチキなど出来ない古来より伝わるジャンケン勝ち抜き合戦により決定されるにちがいない。
 そうなると、その頃の私のマゴのマゴのそのマゴにそのまたマゴ・・・以下エンエンと続くから、紙面の都合により略・・・は、賭け事に弱い私のDNAを引いているだろうから、負けて残留組となり我が栄えある森家は絶滅・・・と考えると、夜も眠れなくなってしまう。
 でも、ここだけの話しだけれど、遥かなる未来のことを悩むより、人生のアレとかコレとか悩んでいると云った方が、尊敬の眼差しで見られるのではないかと思い、ジャンケン勝ち抜き合戦のことは人に言わないことにしている。
  ところが、である。先日映画「2012」の映画を見て仰天。2012年12月12日には、マヤ暦の終末説の通り惑星直列による太陽の大異変が起き、世界は終わるという映画である。
 映像が凄い。大洪水、大地震、大津波、大噴火と地球が壊れていく様子を、SFXを駆使して、まるで現実!!!
 映画の中でも、各国の政府は、パニックを恐れて事実を隠し通そうとするけれど、現実の世界でも、政府はうさんくさいものと相場が決まっているから、これって映画の空想の話しではなくって、本当に2012年に大異変が起きることがすでに分かっているかも知れないのである。
 NASAは、
 「2012年に異変が起こるということをサポートする信頼できる証拠はない」と異例の発表を行い、映画に描かれていることはフィクションだと言っているけれど、これって、NASAのようなゴリッパな機関がムキになっていうことじゃないでしょ。ムキになればなるほど、アヤシイ!!!
 現実に、2012年から2014年の間に、1000年に1度と言われる太陽の超活動期に入り異常気象が起こると云われているし、今でも、ムチャ寒くムチャ暑くムチャ雨が降りムチャ雪が降りムチャ風が吹きと、ムチャ抜きのおだやか気分の気候がなくなりつつあるのである。
 でも、もし私が生きている間に、地球がブッ壊れるようなことが起きるとすれば、賭け事に弱い私はさっさと引越権を放棄して、俵万智の短歌のように
 「君の言う核戦争のそのあとを流れる水にならんか我と」
の方がいいなァ。
 エ? 何? 「そう八さん、そんな台詞を言う相手いるの?」って・・・。
 ウーン・・・。

 北九州のお正月は、曇り空だったけれど、お御籤大好き人間の私は、お御籤を引こうと、三社参りを・・・ン? 訂正・・・ 三社参りをして、ついでにお御籤を引くことにした。ウン、物の言い方には気をつけましょう。
 最初にお参りした篠崎神社では「中吉」。これではならじと、しっつこく次の妙見神社で引いたら、又もや「中吉」。かくして、これで勝負と最後の蒲生神社で引いたらスゴイ!!! 
 『大吉』。 ヤッター!!!
 私は、お御籤でも占いでも、悪いお告げがあった時は信じないことにしているが、良いお告げがあった時は信じるという、誠に優れた性格をしているので、今年はこれで万々歳。
 私は年男だし、獅子座だし、八白土星だし、大吉だし、かくして3億円の宝くじは私のものと、意気揚々として家に帰り宝くじをチェックしたら・・・そりゃ、無論当選しましたよ、ウン300円。
 しかし、これっきしのことでメゲる私ではない。だって、年男だし、獅子座だし、八白土星だし、大吉でしょ、きっとサマージャンボの時には3億円当たるに違いないのである・・・と、幸せを引き伸ばし、じっくりラッキィ気分を味わうことにした。
 
 昨年の暮れの紅白歌合戦。私は、何故か女性の歌手が好きだけれど、私の好きな歌手で出演したのは平原綾香と絢香の二人だけ。期待ガッカリで、それでも、昔むかし、紅白見なきゃ日本人でないと云われていたのが染み付いているので、ゼーンブ見たけれど、これが意外と良かった。
 出演する歌手に合わせて、バックのセットと映像が一変。それが、曲のイメージに合わせて変化し、それでいてお洒落な映像。
 私は、馴染みのない歌手が出てきても、オシッコに行ったり新聞を見たりアクビをしたりなんて失礼なことはせずに、その豪華絢爛な変化に見とれ、退屈度ゼロ。
 コンピューターを駆使しているのだろうけれど、ウーン、とても楽しく見せてもらった。あれだけで、紅白見た価値があった気がする。 
 次にビックリしたのは、なんと幕間に「マイケル・ジャクソン スペシャル」が登場。紅白にマイケルなんて、NHKも偉大なる変貌を遂げたものである。
 これが良かった。SMAPの木村拓哉が華麗にムーンウオークを披露。メンバーもそれぞれ「スリラー」や「バッド」などを踊り、最後は「ヒール・ザ・ワ-ルド」を出演者全員が熱唱。マイケルの歌を久しぶりに、それも紅白で聴いて、私、いたく感動。
 次のサプライズは、数少ない好きな男性歌手の一人、矢沢永吉が突然出てきて、私の大好きな「時間よ止まれ」と「コバルトの空」を歌った。
 私、若い頃はロックってうるさいばかりで、まして矢沢永吉なんて・・・イヤと思っていたら、なんと、永ちゃん年を取るにつれ素敵にイイ味が出てきて、ロックの永ちゃんの看板は下ろしていないけれど、バラードがすごい。大ファンになってしまった。
 今では、日本でブルースを歌わせたら,男性では矢沢永吉、女性では和田アキ子と信じているくらいである。この二人が80歳くらいになった時に歌うブルースを聴きたいと思っているけれど、私、その頃は別世界に居るはずだから、聴けないのがチョッピリ残念。
 ラスト近くで歌った絢香の歌った「みんな空の下」。圧倒的な歌唱力で絶品・・・。そこでNHKに提言。『特別賞』を作って!!!
 オカタイ天下のNHKの中にあって、バックのセットと映像を作ったスタッフとマイケルを企画したディレクター、永ちゃんを登場させたディレクター、あなたに乾杯!!!
 という訳で、ハッピィ気分で除夜の鐘を聞いたそう八さんでした。

 パンパカパーンのパンパカパーン!!!
 ファンファーレと共に2010年・寅年が勇ましくオープン。昨年は、手の掌からポロポロと夢が転げ落ち、壊れたハートを抱きしめた人も多かったと思うけれど、何はともあれ、お正月。
 佐々木信綱の和歌
 『春ここに生まるる朝の日を受けて山河草木みな光あり』  
にあるように、昨日と同じ今日だけれど、なんだかすがすがしく感じるのがお正月・・・ということで

            明けましておめでとうございます。

2010年お正月2 011.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 私、1938年7月30日生まれ。エッヘン、寅年にして獅子座の生まれ。凄いでしょ。
 かくして、私は今年、豪華絢爛にチェンジ。威風堂々として豪放磊落、威厳をもって
 「そこのけ、そこのけ、そう八さんが通る」
 エ? 何? 
 「ムリムリ、そう八さん、借りてきたネコ」・・・だって。
 ガッカリ。やっぱりダメ?
 
 アメリカのチェンジ旋風が、我がニッポン国にも吹き荒れて、素敵にチェンジ・・・ならいいけれど、どうも、悲しみにチェンジとなった人も多いような気がする。
 でも、手の掌にたった一つでも、まだ夢が残っていると信じて頑張っている人、そんなあなたに、今年こそ笑顔あふれる日が訪れますように・・・。


         喜び   川崎 洋

      一生に一度くらいは
      ありきたりのそれと違う
      脳天を突き抜けるような
      超弩級の喜びが
      ありますように

      一人一人
      誰にでも皆に

      悲しみは
      願わずとも
      数え切れぬほどですから

※ 川崎洋ーーー1930年生まれ。茨木のり子と1953年「櫂」創刊。放送作家としても活躍し、1971年芸術選奨文部大臣賞を受賞。掲載の詩は詩画集「まだ書けずにいるメルヘンの題」より。
 
                                          

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