2009年12月アーカイブ

 1日が24時間もあるなんて信じられないほど、時は駆け足で走りぬけ、街はクリスマスを装って、今年もまもなく THE END。
 私は、クリスマスソングを聴くと、ほのぼの幸せ気分になってしまうので、12月は大好きな季節である。
 だから、今も、オールデイのクリスマスソングを聞きながら、パソコンのキイを叩いているけれど、我が街のタウン誌『おい街』には、「イルミネーションに誘われて」と題して

  風の冷たさが肌にしみるようになり、小倉の街だけでなく門司港や
  八幡、若松の街は暖かな光が灯され淡く照らし出される。
  輝く光に引き寄せられ、手を取り合い肩を並べて歩く恋人達。
  光の動物達にはしゃぐ子ども達。
  昔を思い出すように同じ歩調でゆっくりと歩く、お父さん、お母さん。
  イルミネーションの光は私たちに感動とときめきを与えてくれる。

 そう、私もイルミネーション大好人間。私の住む街の小倉井筒屋クロスロードからリバーウォークにかけての光に彩られた通りを歩いて、気分的には
 「手を取り合い肩を並べて歩く恋人達」となりたいけれど、
 でも、ホントは
 「ゆっくりと歩く、お父さん、お母さん」でもなく
 「トボトボと歩く、おじいさん おばあさん」
 ウーン、残念。人生なんて説明のつかないことばかりである。
 ところで、あなたはイルミネーション、誰と見に行くの?
 
 今、スピーカーから山下達郎の名曲「Christmas eve」が流れているけれど、洋楽のクリスマス・ソングはハツピイ・クリスマスが多いのに、日本は切ない曲の方が多いような気がする。
 歌人・俵万智も
 『罰としてくるクリスマス・イブは雨 聖しこの夜一人で眠る』と、別れのクリスマスを詠っているけれど、これって、ポイした方だから、いまさら後悔しても、マ、仕方ないよね。
 でも、今年、物も心もデフレと眠れぬ夜を重ねて、ハツピイ・クリスマスなんて歌う気になれないと云う人も多いに違いない。 
 だけど、心凍える時があっても、1杯のコオヒイで、
 「ああ、おいしい」と思ったら、それって、ちっぽけなことだけれど、幸せ・・・と感じることができたら、そう、あなたは、どんなつらいことがあっても、それを乗り越えることが出来る、ウン、きっと、乗り越えられる人だと思う。
 そう、幸せなんて、向こうから来るものではなくって、自分から作っていくものだから・・・。
 だから、悲しみは封印して、来年はせめて
『夢 くもり、ときどき晴れ』となりますよう、今、生きづいていることを疎かにしないよう生きてゆきたいものです。
 今年、この『夢旅人』の頁を開いていただきまして、有難うございました。
 また、来年も笑顔でお会いできますように・・・。

 11月に、中島みゆきが「紫綬褒章」を貰ったけれど、その感想が
 「棚から本マグロ」
 エライ方々の授賞の言葉は数々あれど、中島みゆきのが最高!!! 久しぶりにみゆき節を聞いた気がした。さすが中島みゆきである。
 授賞されたせいでもないだろうけれど、NHKBSTVで11月23日(月)と27日(金)の2回にわたって、BS熱中夜話「中島みゆき」が放映された。
 私の好きな歌手は、云うまでもなく男性は井上陽水、女性は中島みゆき。
 陽水は、時々TVに出るけれど、中島みゆきは、TVには絶対に出ないし、TVで取り上げられることも少ない人である。
 だから当然、ミタ! みた!! 見た!!!
 放映された内容は、司会やコメンテーナーの他に,中島みゆきの熱烈ファンが30人ばかり出演。中島みゆきは出演しないものの、彼女の恋歌などのビデオが流され、その歌詞について、出演者がこもごもにその魅力を語るという番組である。
 1976年頃、中学生だった息子の部屋の壁に長さ1m、幅50cm位のポスターが貼ってあった。女性が床の上に膝を少し立てて横座りしている写真である。暗いバックに黒い衣装、顔だけほのかに見えて、それがなんと私好みの美人。
 聞くと、それが中島みゆきだと言う。タレントの写真には珍しいそのネクラな写真に引かれて、息子からレコードを借りて聴いたのが「時代」である。
 以来、私は無条件に彼女のファンとなり、息子は中島みゆきを卒業して、さっさとジャズに転向したけれど、私は中島みゆきから卒業することも出来ず、いまだにファンをしている。
 なんたって、レコード時代から深く静かに潜行して30有余年のキャりアを持つファンである。言うなれば長老ファンである。23日のTVに出演していた30代~40代のファンなんて、私から見れば、ファンのヒヨコみたいなものである。
 それに、である。自慢して言う訳ではないが・・・と云いながら、トクトクと自慢するけれど、私は、今年で16回を数える『夜会』の1989年に開催された第1回目のコンサートを見ているのである。スゴイでしょ。
 コンサート会場は、渋谷・東急Bunkamuraの劇場「シアターコクーン」。『夜会』という名前も、会場の「シアターコクン」も、「20時開演」もすっごくお洒落に感じられて、それだけで行きたくなってしまった。
 20日連続で行われるコンサートだけれど、700席あまりの小ホールだから、チケットを取るのは至難の技という前評判だったので、東急関係者にコッソリ頼んでゲット。
 今でも、後生大事にチケットとプログラムを持っているけれど、MR23番。1Fの横1列の席である。周りは、「夜会」にふさわしく、ドレスアップした女性ばかり・・・ならともかく、隣にはいけすかない男付きである。こちとら、男一人でおまけにオジサン。顰蹙を買いながらも、気分はときめいて・・・ウン、みゆきムードにどっぷり!!!
 普通のコンサートと違って、みゆきがお芝居をしながら歌うという、これもお洒落なステージだったけれど、みゆきの演技力にびっくり!!! 
 どっぷり、びっくりの連続だったけれど、アンコールで、ギリシャの女神を思わすような衣装を着て『二隻の舟』を絶唱。これが圧巻!!!
 ところが、プログラムの表紙の裏に小さな封筒が付けられていて、この歌の歌詞カードが入っていた。その時は、
 「ン?」と思ったけれど、数年後『夜会』では,この歌を必ず歌うと聞いて
 「ウン」と納得したものである。この『夜会』の最後のフレーズは

 わたしたちは二隻の舟
 ひとつずつの そしてひとつの
 わたしたちは二隻の舟
 
 中島みゆきは、二隻の舟を自分とファンをに見立てているのであろう。そう、
 「みゆきとそう八さん」と言うように・・・・
 エ?、何? とっても、まったく、ぜんぜん、これっぽちも似合わない、長老ファンが出てくる幕じゃあないって・・・。
 フーン、ザンネン。それじゃあ、二隻の舟は
 「そう八さんと誰かさん(特に名を秘す)」にしよう。
 ウン、これならいいでしょ。 

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