2009年8月アーカイブ

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  崖   石垣 りん


戦争の終わり、
サイパン島の崖の上から
次々に身を投げた女たち。

美徳やら義理やら体裁やら
何やら。
火だの男だのに追いつめられて。

とばなければならないからとびこんだ。
ゆき場のないゆき場所。
(崖はいつも女をまっさかさまにする)

それがねえ
まだ一人も海にとどかないのだ。
十五年もたつというのに
どうしたんだろう。
あの、
女。

※ 石垣りんーー1920年生まれ、2004年没。『表札など』(1968年刊行。翌年H賞受賞)より。

 夏!!! アツーーーーーーーーーーーーーイ夏がやって来た。
 
 我がニッポン国のオエライさんにとっては、とってもとっても熱い夏。
 選挙に落ちれば、オエライさん変じてタダの人となるのが怖いから、ニッポン国のソーリの不信任を問う重大な投票をニヤニヤ笑いながも「No」と投票し、翌日にはヤッパ「ダメ・ソーリ」と言い、解散したら「マ、イイか」と変身を重ねたオエライさん達がいた。
 「君子は豹変する」という諺があるくらいだから、君子であるオエライさん達は、変身を重ねても許されるのであろう。
 ウーン、でも、これって品格に欠ける気がするけれど・・・。
 エ? 何? オエライさんに品格を要求するなんて、ムシが良すぎる・・・って。
 フーン、そうなんだ。

 あの党やこの党やあっちの党やこっちの党のオエライさんが、自分のことは棚にあげ、相手の党の悪口を口角泡を飛ばして言っているけれど、あれって見苦しいよ。
 相手をケナして優位に立とうってのは卑怯な気がするけれど、
「窮すれば通ず」という諺があるくらいだから、切羽つまればオエライさんにだって、許されるのであろう。
 ウーン、でも、これって礼節に欠ける気がするけれど・・・。
 エ? 何? オエライさんに礼節を要求するなんて、無理よ・・・って。
 フーン、そうなんだ。

 オエライさんっていうのは、その名の通り普段はエライ顔をしてスタスタ歩いているのだけれど、選挙となったら、どうしてニコニコペコペコして歩いているのは、なんだかいかにもミエミエで気持ワルーって感じ。
「面の皮の千枚張り」という諺があるけれど、まさか、これってオエライさんのことを言っているんではないでしょうね。
 え? 何? オエライさんに失礼よ。オエライさんて、そんなにワルではないの。せいぜい百枚張り・・・って。
 フーン、そうなんだ。

 あの党やこの党やあっちの党やこっちの党のオエライさんが、
「アアしてコウしてアアする・・・」とチマチマ嬉しいことを言ってくれるけれど、
「希望は貧者のパンなり」って諺があるでしょ。
 私「夢旅人」 どこかのオエライさんが、ニッポン国の夢を語ってくれないかなァ。

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